「povoのeSIMは海外で使えるの?」
「自分の渡航先が対応しているか分からない…」
「設定方法が複雑そうで不安…」
このような疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。海外旅行の準備で通信手段を確保することは非常に重要ですが、どのサービスを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、povo2.0は2023年8月から海外ローミングに正式対応しており、データ通信は160カ国以上、音声通話・SMSは200カ国以上で利用可能です。
基本料金0円のまま、必要な時だけ海外データトッピングを購入するシステムなので、無駄なコストを抑えながら海外でもスマホを活用できます。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- povo海外eSIMが使える国・地域を地域別に完全網羅
- トッピング別(エリア・レギュラー・ワイド)の対応国の違い
- 実際の使い方・設定手順を分かりやすく解説
- 料金プランと他社比較でコスパを徹底検証
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【結論】povo海外eSIMの対応国・料金一覧表
povo2.0の海外ローミングサービスは、世界160カ国以上でデータ通信が可能となっています。海外でデータ通信を利用するには「海外データトッピング」を購入する必要がありますが、このトッピングには3つの種類があり、それぞれ対応する国・地域や料金が異なります。
まずは、各トッピングの特徴を一覧表で確認していきましょう。渡航先や旅行スタイルに合わせて最適なプランを選ぶことで、海外でのスマホ利用をお得に楽しめます。
| トッピング種類 | 対応国・地域数 | 料金帯 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| エリアトッピング | 特定の人気渡航先のみ | 680円~2,430円 | 韓国・アメリカ・タイなど人気国への短期旅行者 |
| レギュラートッピング | 90カ国以上 | 640円~9,880円 | 複数国を周遊する旅行者、幅広い国への渡航者 |
| ワイドトッピング | 160カ国以上 | 6,980円 | レアな渡航先へ行く方、中東・アフリカへの旅行者 |
海外データトッピングの料金は、日本国内での利用と比較するとやや割高に感じるかもしれません。しかし、基本料金0円という強みを活かし、必要な期間だけトッピングを購入することで、コストを最小限に抑えることができます。
特にエリアトッピングは、人気渡航先に限定することでレギュラートッピングよりもお得な料金設定となっているため、対象国への旅行なら積極的に活用していただきたいプランです。
また、音声通話とSMSについては、海外データトッピングを購入しなくても利用可能です。ただし、従量課金制となっており、国や地域によって料金が異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
データ通信を利用せず、緊急時の電話連絡だけを確保したい場合は、トッピングなしでも最低限の通信手段を維持できるのは安心ですね。
トッピング選びの3つのポイント
海外データトッピングを選ぶ際には、以下の3つのポイントを意識することで、ご自身の旅行スタイルに最適なプランを見つけることができます。povo公式サイトで、渡航先ごとの対応状況を確認できますので、出発前に必ずチェックしておきましょう。
ポイント1:渡航先がどのトッピングに対応しているか確認する
まず最初に確認すべきは、ご自身の渡航先がどのトッピングに対応しているかです。人気の旅行先である韓国やタイ、アメリカなどはエリアトッピングに対応しているため、最もお得な料金で利用できます。
一方、エリアトッピングに対応していない国でも、レギュラートッピングやワイドトッピングで利用できる場合がほとんどですので、渡航先に合わせて適切なプランを選びましょう。
ポイント2:滞在日数とデータ使用量を考慮する
各トッピングには有効期間とデータ容量が設定されています。例えば、3泊4日の韓国旅行であれば「1GB/3日間」のエリアトッピングで十分かもしれませんが、SNSやマップアプリを頻繁に使用する方は「3GB/7日間」を選んだ方が安心です。
データ容量を使い切ると通信ができなくなりますので、余裕を持った容量選びが大切です。
ポイント3:複数国を周遊する場合はレギュラートッピングを検討する
ヨーロッパ周遊など、複数の国を訪れる旅行の場合は、レギュラートッピングが便利です。レギュラートッピングは90カ国以上で国をまたいで利用できるため、国ごとに別のプランを購入する必要がありません。
例えば、フランスとイタリアを7日間で周遊する場合、「3GB/7日間」のレギュラートッピング1つで両国をカバーできます。
エリアトッピング対応国一覧|人気渡航先で最もお得なプラン
エリアトッピングは、日本人に人気の渡航先に特化した海外データトッピングです。対象国・地域が限定されている分、レギュラートッピングよりもお得な料金で利用できるのが最大の魅力となっています。
2024年2月には対象エリアが大幅に拡大され、ヨーロッパ9カ国や台湾、中国、香港、マカオなども追加されました。
エリアトッピングの料金体系は、1GB(3日間)と3GB(7日間)の2種類が基本となっており、渡航先によって680円から2,430円の範囲で設定されています。短期旅行であれば、このエリアトッピングだけで十分にカバーできるケースがほとんどです。
それでは、エリアトッピングに対応している具体的な国・地域を詳しく見ていきましょう。
韓国|1GB(3日間)680円から利用可能
韓国は日本人にとって最も身近な海外旅行先のひとつであり、povoの海外ローミングでも最もお得な料金設定となっています。
韓国向けのエリアトッピングは、1GB(3日間)が680円、3GB(7日間)が1,980円という料金設定です。これはレギュラートッピングの同容量プランと比較すると、かなりお得な価格となっています。
ソウルや釜山などの主要都市はもちろん、地方都市でも安定した通信環境が期待できます。
韓国でpovoの海外ローミングを利用する場合、現地のSKテレコム、KT、LG U+などの通信キャリアに自動接続されます。どのキャリアに接続されるかは、場所や電波状況によって異なりますが、いずれも韓国を代表する大手キャリアですので、通信品質に大きな差はありません。
週末を利用した2泊3日の弾丸旅行であれば、1GB(3日間)のプランで十分でしょう。SNSの投稿やLINEでの連絡、地図アプリの使用程度であれば、1GBあれば余裕を持って利用できます。
ただし、動画視聴やテザリングを多用する予定がある方は、3GB(7日間)のプランを選んでおくと安心です。
韓国旅行の準備については、韓国旅行の持ち物チェックリストも参考にしていただくと、通信手段以外の必需品も漏れなく準備できますよ。
アメリカ(ハワイ・アラスカ含む)|3GB(7日間)2,200円
アメリカ本土に加えて、ハワイ、アラスカ、プエルトリコ、米領バージン諸島もエリアトッピングの対象となっています。これらの地域では同じトッピングで利用可能です。
アメリカ向けのエリアトッピングは、1GB(3日間)が840円、3GB(7日間)が2,200円という料金設定です。ハワイへの旅行は日本人に非常に人気がありますが、このエリアトッピングを活用すれば、現地でのスマホ利用もお得に楽しめます。
ただし、ここで注意していただきたいのが、グアムとサイパンはアメリカのエリアトッピング対象外という点です。グアムやサイパンへ渡航される場合は、レギュラートッピングを購入する必要がありますので、お間違えのないようにしてください。
アメリカ本土やハワイとグアム・サイパンを同一視してしまいがちですが、トッピングの対応状況が異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。
アメリカでの通信環境は地域によって差がありますが、主要都市やハワイのワイキキなど観光エリアでは、4G LTEの安定した通信が期待できます。
ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市では5G通信も利用できる場合があり、快適なインターネット環境でスマホを活用できるでしょう。
タイ・シンガポール・マレーシア・ベトナム|東南アジア4カ国
東南アジアの人気渡航先である4カ国も、エリアトッピングの対象となっています。
タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナムの各国では、それぞれ個別のエリアトッピングが用意されています。料金は国によって若干異なりますが、おおむね1GB(3日間)で680円から840円、3GB(7日間)で1,980円から2,430円の範囲となっています。
これらの東南アジア諸国は、近年急速に通信インフラが整備されており、主要都市では快適な4G通信が可能です。特にシンガポールは都市国家として非常に高い通信品質を誇っており、日本と遜色ない通信環境が期待できます。
タイのバンコクやマレーシアのクアラルンプール、ベトナムのホーチミンやハノイなども、観光エリアを中心に良好な通信環境が整っています。
東南アジア周遊旅行を計画されている場合は、各国のエリアトッピングを個別に購入するか、レギュラートッピングで一括カバーするか、どちらがお得か比較検討してみてください。
2カ国以上を周遊する場合は、レギュラートッピングの方がコストパフォーマンスが良いケースもあります。
中国・香港・マカオ・台湾|中華圏4エリア
中華圏の4エリアも、2024年2月からエリアトッピングの対象に追加されました。
中国、香港、マカオ、台湾のエリアトッピングも、1GB(3日間)と3GB(7日間)の2種類が用意されています。料金は各エリアで若干の違いがありますが、レギュラートッピングよりもお得な設定となっています。
台湾でpovoの海外ローミングを利用する場合、中華電信(Chunghwa Telecom)、遠伝電信(FarEasTone)、台湾大哥大(Taiwan Mobile)のいずれかのキャリアに接続されます。
台湾は通信インフラが非常に発達しており、台北などの主要都市では5G通信も普及しています。実際の利用者からは、300Mbps以上の高速通信が確認できたという報告もあります。
中国本土を訪れる場合は、いくつかの注意点があります。中国ではGoogleやLINE、Facebook、Instagramなどの多くのサービスがブロックされていますが、povoの海外ローミングを使用しても、これらのサービスへのアクセス制限は解除されません。
VPNサービスの併用が必要になる場合がありますので、事前に対策を検討しておくことをおすすめします。
香港とマカオは中国本土とは異なり、インターネット規制がありませんので、日本と同じように各種サービスを利用できます。カジノやショッピングで人気のマカオへの週末旅行にも、エリアトッピングは便利ですね。
ヨーロッパ9カ国(イギリス・フランス・ドイツ等)
ヨーロッパの人気渡航先9カ国も、エリアトッピングの対象となっています。
エリアトッピング対象のヨーロッパ9カ国は以下のとおりです。
- イギリス
- イタリア
- オーストリア
- オランダ
- スイス
- スペイン
- ドイツ
- フランス
- ベルギー
さらに、リヒテンシュタイン、サンマリノ、バチカン、カナリア諸島、スペイン領北アフリカ、ガーンジー島、マン島、ジャージー島でも利用可能です。ただし、フランス領ギアナと英領バージン諸島では利用できませんので、ご注意ください。
ヨーロッパ向けエリアトッピングの料金は、1GB(3日間)が680円、3GB(7日間)が1,980円と、非常にお得な設定になっています。パリやロンドン、ローマなどの人気都市を訪れる旅行であれば、このエリアトッピングで十分にカバーできるでしょう。
ヨーロッパ周遊旅行で複数の国を訪れる場合、エリアトッピング対象国内であれば、1つのトッピングで国をまたいで利用できます。例えば、フランスからイタリアへ移動しても、同じトッピングのまま通信を継続できるのは便利ですね。
ただし、エリアトッピング対象外の国(ポルトガルやギリシャなど)を訪れる場合は、レギュラートッピングが必要になりますので、旅程を確認しておきましょう。
レギュラートッピング対応国一覧|90カ国以上で使える万能プラン
レギュラートッピングは、世界90カ国以上で利用できる汎用性の高い海外データトッピングです。エリアトッピングよりも料金はやや高めですが、対応国が多く、複数の国を周遊する旅行にも対応できるのが大きな魅力となっています。
レギュラートッピングの料金体系は、0.5GB(24時間)640円から、10GB(30日間)9,880円まで、幅広い容量と期間のプランが用意されています。短期間の乗り継ぎから長期滞在まで、様々な旅行スタイルに対応できます。
それでは、レギュラートッピングで利用できる国・地域を、エリア別に詳しくご紹介していきます。
アジア・オセアニア地域(約25カ国)
アジア・オセアニア地域では、日本人に人気の旅行先を中心に、約25カ国でレギュラートッピングが利用可能です。外務省海外安全ホームページでも各国の安全情報が提供されていますので、渡航前には合わせて確認しておくことをおすすめします。
レギュラートッピング対応のアジア・オセアニア諸国:
韓国、台湾、中国、香港、マカオ、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピン、カンボジア、ラオス、ミャンマー、インド、パキスタン、バングラデシュ、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、サモア、ナウル、モンゴル、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス
アジア地域では、エリアトッピング対象外の国でもレギュラートッピングで対応できます。例えば、インドネシアのバリ島やフィリピンのセブ島など、リゾート地として人気の渡航先もレギュラートッピングでカバーされています。
オセアニア地域では、オーストラリアとニュージーランドが主要な対象国です。オーストラリアは国土が広大なため、都市部と郊外で通信環境に差がある場合がありますが、シドニーやメルボルン、ケアンズなどの観光都市では安定した通信が期待できます。
また、中央アジアのカザフスタンやウズベキスタン、キルギスなども対象に含まれています。シルクロード観光などで中央アジアを訪れる方にとっては、心強い選択肢となるでしょう。
ヨーロッパ地域(約35カ国)
ヨーロッパ地域では、約35カ国でレギュラートッピングが利用可能です。
レギュラートッピング対応のヨーロッパ諸国:
イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、スイス、オーストリア、ギリシャ、トルコ、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、セルビア、モンテネグロ、マケドニア、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、アイスランド、アイルランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、スロバキア、キプロス、ルクセンブルグ、ロシア連邦、ベラルーシ、リヒテンシュタイン、サンマリノ、バチカン
ヨーロッパ周遊旅行では、レギュラートッピングの「国をまたいで利用できる」という特徴が非常に便利です。例えば、パリ(フランス)→ローマ(イタリア)→バルセロナ(スペイン)という旅程でも、1つのレギュラートッピングで全てカバーできます。
エリアトッピング対象の9カ国以外にも、ポルトガル、ギリシャ、クロアチア、北欧諸国など、人気の渡航先が多数含まれています。ポルトガルのリスボンやギリシャのサントリーニ島、クロアチアのドブロブニクなど、近年人気が高まっている観光地への旅行にも対応可能です。
ただし、レギュラートッピングはエリアトッピングよりも料金が高くなりますので、渡航先がエリアトッピング対象国のみの場合は、エリアトッピングを選んだ方がお得です。旅程を確認して、最適なプランを選びましょう。
北米・中南米地域(約15カ国)
北米・中南米地域では、約15カ国でレギュラートッピングが利用可能です。アメリカ本土やカナダ、中南米諸国への旅行にもレギュラートッピングは対応しています。
レギュラートッピング対応の北米・中南米諸国:
アメリカ(本土・ハワイ・アラスカ)、カナダ、メキシコ、ブラジル、ペルー、エクアドル、ドミニカ共和国、プエルトリコ、米領バージン諸島、グアム、サイパン、アルバ、キュラソー島(オランダ領アンティル)、サバ等およびシント・ユースタティウス島(オランダ領アンティル)、シント・マールテン島(オランダ領アンティル)、ボナイル島(オランダ領アンティル)、グアドループ島、マルチニーク島、フランス領ギアナ
ここで注目していただきたいのが、グアムとサイパンはレギュラートッピングの対象に含まれているという点です。前述のとおり、アメリカのエリアトッピングではグアム・サイパンは対象外でしたが、レギュラートッピングであれば利用可能です。
グアムやサイパンへの旅行を計画されている方は、レギュラートッピングを選択してください。
中南米では、メキシコ、ブラジル、ペルー、エクアドルなどが対象となっています。マチュピチュ観光(ペルー)やガラパゴス諸島(エクアドル)への旅行でも、レギュラートッピングで通信環境を確保できます。
ただし、中南米は都市部と郊外で通信環境に差がある場合がありますので、主要都市以外での利用は通信が不安定になる可能性があることをご了承ください。
カリブ海のリゾート地では、オランダ領アンティルの島々(キュラソー島、アルバなど)も対象に含まれています。カリブ海クルーズなどで複数の島を訪れる場合にも、レギュラートッピングは便利な選択肢となるでしょう。
中東・アフリカ地域(約10カ国)
中東・アフリカ地域では、レギュラートッピングで対応している国は限られており、約10カ国程度となっています。外務省でも各国の渡航情報が提供されていますので、この地域への渡航を検討されている方は、安全情報と合わせて通信環境も確認しておきましょう。
レギュラートッピング対応の中東・アフリカ諸国:
イスラエル、サウジアラビア、オマーン、セーシェル
中東・アフリカ地域の多くの国は、レギュラートッピングではなくワイドトッピングの対象となっています。ドバイ(アラブ首長国連邦)やカタール、エジプト、南アフリカなどへの渡航を予定されている場合は、次の章でご紹介するワイドトッピングをご検討ください。
レギュラートッピング対応国の中では、イスラエルがビジネスや巡礼での渡航先として比較的ポピュラーです。エルサレムやテルアビブなどの主要都市では、安定した通信環境が期待できます。
セーシェルはインド洋に浮かぶリゾートアイランドで、新婚旅行先として人気があります。美しいビーチリゾートでのバカンスでも、povoの海外ローミングで通信環境を確保できるのは嬉しいポイントですね。
ワイドトッピング対応国一覧|160カ国以上の最広域プラン
ワイドトッピングは、エリアトッピングやレギュラートッピングでは対応していない国・地域もカバーする、最も広範囲な海外データトッピングです。
世界160カ国以上で利用可能ですが、料金は0.3GB(30日間)で6,980円と、かなり割高な設定となっています。
このワイドトッピングは、レアな渡航先への旅行者や、複数の国を長期間かけて周遊するバックパッカーなど、限られたユーザー向けのプランと言えるでしょう。
レギュラートッピング非対応の追加国(約70カ国)
ワイドトッピングでは、レギュラートッピングで対応していない約70カ国が追加で利用可能になります。外務省の海外安全情報も参考にしながら、渡航先の状況を確認しておきましょう。
ワイドトッピングで追加される主な国・地域:
- 中東地域:アラブ首長国連邦(ドバイ)、カタール、バーレーン、クウェート、ヨルダンなど
- アフリカ地域:南アフリカ、エジプト、モロッコ、ケニア、タンザニアなど
- その他:モーリシャス、モルディブなど
特に、ドバイ(アラブ首長国連邦)やカタールは、近年ビジネスや観光で日本人の渡航者が増えている地域です。しかし、これらの国はエリアトッピングやレギュラートッピングの対象外となっているため、povoの海外ローミングを利用する場合はワイドトッピングを購入する必要があります。
アフリカ地域では、南アフリカやエジプト、モロッコなどが追加対象となっています。ピラミッド観光(エジプト)やサファリツアー(南アフリカ、ケニア、タンザニア)など、アフリカ大陸への旅行でも通信環境を確保できます。
ワイドトッピングが必要な人気渡航先
ワイドトッピングが必要となる渡航先の中で、特に日本人旅行者に人気があるのは以下の国・地域です。povo公式サイトでも対応国一覧を確認できますので、渡航前に必ずチェックしておきましょう。
ドバイ(アラブ首長国連邦)
世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファや、人工島パーム・ジュメイラなど、近未来的な都市景観で知られるドバイ。ビジネス目的の渡航も多く、日本企業の駐在員や出張者も多い都市です。
ドバイの通信インフラは非常に発達しており、高速な4G/5G通信が利用可能ですが、povoで利用するにはワイドトッピングが必要です。
カタール(ドーハ)
2022年のサッカーワールドカップ開催地として注目を集めたカタール。首都ドーハは中東のハブ空港としても知られ、乗り継ぎで立ち寄る方も多いでしょう。
短時間の乗り継ぎであれば、空港のフリーWi-Fiで対応できる場合もありますが、市内観光をする場合はワイドトッピングの購入を検討してください。
モルディブ
インド洋に浮かぶ美しい島国モルディブは、新婚旅行先として絶大な人気を誇ります。水上コテージでのリゾートステイを楽しむ方が多いですが、ワイドトッピングを購入すれば、美しい景色をSNSでシェアすることも可能です。
ただし、リゾートアイランドによっては通信環境が限られる場合もありますので、ご了承ください。
ワイドトッピングの注意点|0.3GB/30日間で6,980円の割高プラン
ワイドトッピングの最大のデメリットは、料金の高さです。0.3GB(300MB)で30日間、6,980円という料金設定は、1GBあたりに換算すると約23,000円以上となり、非常に割高です。
0.3GB(300MB)というデータ容量は、現代のスマートフォン利用においては非常に少ない容量です。SNSのタイムラインを少しスクロールしたり、地図アプリを使用したりするだけで、あっという間に消費してしまう可能性があります。動画視聴やビデオ通話は、ほぼ不可能と考えた方が良いでしょう。
このため、ワイドトッピングは「緊急時の最低限の通信手段を確保する」「現地でSIMカードを購入するまでのつなぎとして使う」といった限定的な用途での利用をおすすめします。
ワイドトッピング対象国への旅行を計画されている場合は、以下の代替手段も検討してみてください。
- 現地のプリペイドSIMカード:空港や市内のショップで購入でき、料金もリーズナブルな場合が多い
- 他社の海外eSIM:トリファ(trifa)やAiraloなど、海外旅行専用のeSIMサービスも選択肢のひとつ
- ポケットWi-Fiレンタル:複数人での旅行なら、Wi-Fiルーターをシェアすることでコストを抑えられる
コストパフォーマンスを重視するなら、ワイドトッピング以外の選択肢も比較検討することをおすすめします。
povo海外eSIMの料金プラン完全比較
povo2.0の海外データトッピングは、トッピングの種類や容量によって料金が異なります。ここでは、各トッピングの料金を詳しく比較し、さらに他社の海外ローミングサービスとの比較も行っていきます。
エリアトッピングの料金表|最安680円から
エリアトッピングは、特定の人気渡航先に限定することで、最もお得な料金を実現しています。povo公式サイトでも詳細な料金が案内されています。
| 対象国・地域 | 1GB(3日間) | 3GB(7日間) |
|---|---|---|
| 韓国 | 680円 | 1,980円 |
| タイ | 680円 | 1,980円 |
| シンガポール | 680円 | 1,980円 |
| マレーシア | 680円 | 1,980円 |
| ベトナム | 680円 | 1,980円 |
| 中国 | 680円 | 1,980円 |
| 香港 | 680円 | 1,980円 |
| マカオ | 680円 | 1,980円 |
| 台湾 | 680円 | 1,980円 |
| ヨーロッパ9カ国 | 680円 | 1,980円 |
| アメリカ | 840円 | 2,200円 |
※料金は非課税です
エリアトッピングの1GBあたりの単価は、680円~840円(3日間プランの場合)となっており、レギュラートッピングやワイドトッピングと比較すると非常にお得です。人気渡航先への旅行であれば、まずエリアトッピングの対象かどうかを確認することをおすすめします。
レギュラートッピングの料金表|0.5GB~10GB
レギュラートッピングは、90カ国以上で利用できる汎用性の高いプランです。povo公式サイトでも各プランの詳細が案内されています。
| データ容量 | 有効期間 | 料金 | 1GBあたり単価 |
|---|---|---|---|
| 0.5GB | 24時間 | 640円 | 1,280円 |
| 1GB | 3日間 | 1,480円 | 1,480円 |
| 3GB | 7日間 | 3,680円 | 約1,227円 |
| 5GB | 14日間 | 5,880円 | 1,176円 |
| 10GB | 30日間 | 9,880円 | 988円 |
※料金は非課税です
レギュラートッピングは、容量が大きくなるほど1GBあたりの単価が下がる傾向にあります。10GB(30日間)プランでは、1GBあたり約988円と、1,000円を切る価格になります。長期滞在や頻繁にデータ通信を使用する方は、大容量プランを選んだ方がお得です。
一方、0.5GB(24時間)プランは640円と最安ですが、1GBあたりの単価は1,280円と割高になります。このプランは、乗り継ぎ時間や短時間の滞在など、限定的な用途での利用に適しています。
他社海外ローミングとの料金比較(ahamo・楽天モバイル)
povoの海外ローミングを検討する際、気になるのが他社サービスとの比較ではないでしょうか。ここでは代表的な競合サービスとの比較を行います。
| サービス | 料金 | データ容量 | 対応国数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| povo2.0(エリア) | 680円~ | 1GB~3GB | 特定国のみ | 必要な時だけ購入、基本料0円 |
| povo2.0(レギュラー) | 640円~ | 0.5GB~10GB | 90カ国以上 | 複数国周遊に対応 |
| ahamo | 0円(追加料金なし) | 20GB/月 | 82カ国 | 国内プランをそのまま利用、15日間制限あり |
| 楽天モバイル | 0円(追加料金なし) | 2GB/月 | 71カ国 | 2GB超過後は低速通信 |
ahamoとの比較
ahamoは、国内で利用している月額プラン(20GB)をそのまま海外でも利用できる点が大きな魅力です。82カ国で追加料金なしで利用でき、申し込み手続きも不要です。
ただし、ahamoには「海外でのデータ通信を開始した日から15日経過後、通信速度が最大128kbpsに制限される」という制限があります。15日以内の旅行であれば問題ありませんが、長期滞在の場合は注意が必要です。
一方、povoは必要な時だけトッピングを購入するシステムのため、旅行期間に合わせて柔軟にプランを選べます。また、基本料0円という特徴を活かし、普段はpovoをサブ回線として維持しておき、海外旅行時だけ活用するという使い方も可能です。
楽天モバイルとの比較
楽天モバイルは、71カ国で毎月2GBまで追加料金なしで海外データ通信が利用できます。2GBを超過した後も、最大128kbpsの低速通信は継続して利用可能です。
短期旅行で2GB以内に収まる場合は、楽天モバイルが最もコストパフォーマンスに優れています。ただし、対応国数(71カ国)がpovoやahamoより少ない点には注意が必要です。
povoは対応国数(160カ国以上)で優位性があり、レアな渡航先への旅行でも対応できる可能性が高いです。また、デュアルSIM運用で、メイン回線は別キャリアを使いながら、海外用のサブ回線としてpovoを活用するという使い方も人気があります。
povo海外eSIMの通信速度・通信環境を徹底検証
海外で通信サービスを利用する際、気になるのが通信速度や通信環境ではないでしょうか。povoの海外ローミングでは、渡航先の通信キャリアに接続してサービスを利用するため、実際の通信速度は現地の通信環境に大きく依存します。
ここでは、povoの海外ローミングにおける通信速度や5G対応状況、そして注意すべき通信制限について詳しく解説していきます。
最大通信速度と5G対応状況
povoの海外ローミングでは、2023年9月19日から一部の国・地域で5G通信も利用できるようになりました。povo公式サイトでも案内されているとおり、5G対応端末をお使いの方は、対応エリアにおいて高速通信を楽しめる可能性があります。
5G通信が利用可能な主な国・地域は以下のとおりです。
- 韓国
- 台湾
- シンガポール
- アメリカ(一部都市)
- イギリス(一部都市)
- ドイツ(一部都市)
- フランス(一部都市)
ただし、5G通信の利用可否は、お使いの端末が5Gに対応しているか、渡航先の通信キャリアが5Gサービスを提供しているか、そして現地の5Gエリア内にいるかどうかによって決まります。5G対応エリア外では、4G LTEでの接続となります。
4G LTE通信であっても、主要都市の観光エリアであれば、動画視聴やビデオ通話を快適に行える通信速度(10Mbps以上)が期待できます。
SNSの投稿や地図アプリの利用、Webサイトの閲覧といった一般的な用途であれば、4G LTEで十分な通信環境と言えるでしょう。
人気渡航先での実測通信速度
実際にpovoの海外ローミングを利用したユーザーからは、様々な通信速度の報告が寄せられています。
韓国での通信環境
韓国でpovoの海外ローミングを利用すると、SKテレコム、KT、LG U+のいずれかのキャリアに接続されます。ソウルなどの主要都市では5G通信も利用可能で、条件が良ければ300Mbps以上の高速通信が確認されたという報告もあります。
ただし、実際の通信速度は場所や時間帯、ネットワークの混雑状況によって大きく変動します。観光地や繁華街では多くの人がネットワークを利用するため、速度が低下する場合もあります。
台湾での通信環境
台湾では、中華電信(Chunghwa Telecom)、遠伝電信(FarEasTone)、台湾大哥大(Taiwan Mobile)のいずれかに接続されます。台北などの主要都市では5G通信も普及しており、安定した高速通信が期待できます。
シンガポールでの通信環境
シンガポールは都市国家として非常に高い通信インフラを誇っています。国土が狭いため、どこにいても安定した通信環境が期待でき、観光中に通信で困ることはほとんどないでしょう。
タイでの通信環境
タイのバンコクでは4G LTEの安定した通信が可能です。ただし、離島やリゾート地では通信環境が限られる場合があります。プーケットやサムイ島などの人気リゾートでも、主要エリアでは問題なく通信できますが、ビーチや山間部では電波が弱くなる可能性があります。
通信制限・速度制限の注意点
povoの海外ローミングを利用する際には、いくつかの重要な注意点があります。
データ容量超過後は通信不可
国内のpovoでは、データトッピングを使い切った後でも、最大128kbpsの低速通信が可能です。しかし、海外ローミングでは、海外データトッピングの容量を使い切ると、データ通信が完全に停止します。低速通信もできなくなりますので、ご注意ください。
データ残量は、povoアプリで随時確認できます。残量が少なくなってきたら、追加でトッピングを購入することをおすすめします。
トッピング未購入時は通信不可
海外データトッピングを購入していない状態では、海外でのデータ通信は一切利用できません。国内とは異なり、最大128kbpsの低速通信も利用できませんので、渡航前に必ずトッピングを購入しておきましょう。
トッピングの有効期間に注意
海外データトッピングには有効期間が設定されています。例えば、3GB(7日間)のトッピングは、利用開始から7日間で有効期限が切れます。データ容量が残っていても、有効期間が終了すると利用できなくなりますので、旅行日程に合わせて適切なプランを選びましょう。
なお、海外データトッピングは購入後、利用可能地域でのデータ通信接続まで30日間は待機状態となります。渡航前に購入しておいても、現地で初めて通信を開始するまでは有効期間がカウントされませんので、安心して事前購入できます。
povo海外eSIMの使い方・設定方法【画像付き】
povoの海外ローミングを実際に利用するための手順を、渡航前の準備から現地での設定まで詳しく解説していきます。初めて海外でスマホを使う方でも安心して利用できるよう、分かりやすく説明していきますね。
事前準備|渡航前にやるべき3つのこと
海外でpovoのeSIMを快適に利用するためには、渡航前の準備が大切です。povo公式の対応機種ページで対応端末を確認し、以下の3つの準備を済ませておきましょう。
①SIMロック解除の確認
2021年10月以降に発売された端末は、原則としてSIMロックがかかっていません。しかし、それ以前に購入した端末をお使いの場合は、SIMロックが解除されているか確認が必要です。
SIMロックの確認方法は、端末の設定画面から行えます。
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」で「SIMロックなし」と表示されていれば解除済み
- Android:「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」で確認可能(機種により異なる)
SIMロックがかかっている場合は、購入元のキャリア(docomo、au、SoftBankなど)でSIMロック解除の手続きを行ってください。オンラインで無料で手続きできる場合がほとんどです。
②povoアプリで海外ローミング設定をON
povoの海外ローミングを利用するには、povoアプリで海外ローミングの設定がONになっている必要があります。以下の手順で確認・設定してください。
- povoアプリを開く
- 「設定」をタップ
- 「海外ローミング」の項目がONになっているか確認
- OFFの場合はONに変更
この設定は渡航前に日本で済ませておくことをおすすめします。現地で設定を変更する場合、Wi-Fi環境が必要になる場合がありますので、事前に準備しておくと安心です。
③対応機種の確認
お使いの端末が、渡航先でのデータ通信・音声通話・SMSに対応しているか確認しましょう。au、UQ mobileで購入した機種については、povo公式サイトで対応状況を確認できます。
それ以外の機種をお使いの場合は、渡航先の通信事業者が提供する通信方式と周波数が、ご利用の端末に対応しているか、ご自身で確認していただく必要があります。
一般的に、日本で販売されている最新のiPhoneやAndroid端末であれば、主要な海外渡航先での利用に対応しています。
海外データトッピングの購入方法
海外データトッピングは、povoアプリから簡単に購入できます。povo公式サイトでもトッピングの一覧が確認できますので、渡航先に合ったプランを選びましょう。
購入手順:
- povoアプリを開く
- 画面上部の「国内」「海外」タブで「海外」を選択
- 利用したいトッピングを選んでタップ
- 内容を確認し、「購入する」をタップ
- 決済方法を選択して購入完了
購入のタイミング
海外データトッピングは、渡航前に日本で購入することも、渡航後に現地で購入することも可能です。
渡航前に購入した場合、トッピングは「待機状態」となり、利用可能地域でのデータ通信接続まで30日間は有効期間がカウントされません。つまり、出発の数日前に購入しておいても、実際に現地で通信を開始するまでは日数が消費されないので安心です。
現地で購入する場合は、空港やホテルのWi-Fiを利用して購入することになります。ただし、povoアプリにすでにログイン済みであれば、Wi-Fi環境がなくてもトッピングを購入できます。
万が一に備えて、渡航前にアプリへのログインを済ませておくことをおすすめします。
渡航先での設定手順(iPhone・Android別)
海外データトッピングを購入したら、渡航先で以下の設定を行うことで、通信を開始できます。
iPhoneの設定手順:
- 飛行機の着陸後、機内モードをOFFにする
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」→「通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」をONにする
- 自動的に現地の通信キャリアに接続される
Androidの設定手順:
- 飛行機の着陸後、機内モードをOFFにする
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」をタップ
- 「ローミング」または「データローミング」をONにする
- 自動的に現地の通信キャリアに接続される
※機種やOSバージョンによって、メニューの名称や手順が異なる場合があります。
設定が完了すると、自動的に現地の通信キャリアに接続され、データ通信が開始されます。画面上部のステータスバーに、現地キャリアの名前が表示されれば接続成功です。
繋がらない時のトラブル対処法
海外でpovoの通信が繋がらない場合は、以下の対処法を試してみてください。povo公式FAQでも詳しい対処法が案内されています。
対処法1:端末の再起動
まずは端末の電源をOFF→ONにしてみてください。これだけで接続できるようになる場合があります。
対処法2:機内モードのON/OFF
機内モードを一度ONにして、数秒待ってからOFFにすると、ネットワークの再検索が行われます。
対処法3:データローミング設定の確認
「データローミング」がONになっているか、改めて確認してください。設定がOFFのままだと、海外でデータ通信ができません。
対処法4:通信キャリアの手動選択
自動接続がうまくいかない場合は、通信キャリアを手動で選択してみましょう。
- iPhone:「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」→「自動」をOFFにして、表示されるキャリア一覧から選択
- Android:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークを自動的に選択」をOFFにして、キャリアを選択
povo公式サイトで、渡航先で利用可能な通信キャリアを確認し、該当するキャリアを手動で選択してください。
対処法5:トッピングの購入状況を確認
海外データトッピングを購入していない場合や、すでに容量を使い切っている場合は、データ通信ができません。povoアプリでトッピングの購入状況と残量を確認してください。
povo海外eSIMのメリット・デメリット
povoの海外ローミングサービスには、様々なメリットとデメリットがあります。ご自身の旅行スタイルや利用状況に合わせて、最適な選択ができるよう、それぞれを詳しく見ていきましょう。
メリット①|基本料0円で日本の電話番号を維持できる
povoの最大の特徴は、基本料金が0円という点です。海外在住の方や長期海外出張の方にとって大きなメリットとなります。
日本の電話番号を維持したいけれど、普段はあまり使わない——そんな方にとって、povoは理想的な選択肢です。毎月の固定費をかけずに日本の電話番号を保持でき、一時帰国時や海外旅行時に必要な分だけトッピングを購入して使うことができます。
ただし、180日以上トッピングの購入がない場合は、利用停止や契約解除の可能性がありますので、半年に一度は少額のトッピングを購入するようにしましょう。
最も安いトッピングは、データ使い放題(24時間)330円ですので、年間でも660円程度で電話番号を維持できる計算になります。
海外に長期滞在する駐在員の方や、ワーキングホリデーで海外に行く方にとって、この「日本の電話番号を格安で維持できる」という特徴は非常に魅力的ではないでしょうか。
メリット②|必要な時だけトッピング購入でコスト管理しやすい
povoのトッピング制度は、無駄なコストを抑えたい方にぴったりです。povoアプリからいつでも簡単にトッピングを購入でき、クレジットカードやあと払い(ペイディ)で決済できます。
従来の携帯キャリアでは、海外ローミングを利用するために月額オプションに加入したり、事前に申し込み手続きが必要だったりすることがありました。しかし、povoでは事前申し込み不要で、必要な時にアプリからトッピングを購入するだけで海外ローミングが利用できます。
また、渡航先や滞在期間に合わせて最適なプランを選べるため、「使わなかった分が無駄になる」ということがありません。
3泊4日の短期旅行なら少容量プラン、2週間の長期旅行なら大容量プランというように、旅行ごとに最適なコスト管理ができます。
メリット③|デュアルSIM運用で海外用サブ回線として最適
近年のスマートフォンは、2つのSIMを同時に使える「デュアルSIM」に対応した機種が増えています。このデュアルSIM機能を活用することで、povoを海外用のサブ回線として便利に使うことができます。
例えば、以下のような使い方が可能です。
- メイン回線:docomo、au、SoftBank、楽天モバイルなどで日常使用
- サブ回線:povo2.0のeSIMを設定しておき、海外旅行時だけ活用
この運用方法なら、普段はメイン回線で快適にスマホを使いながら、海外旅行時にはpovoのトッピングを購入してデータ通信を利用できます。基本料0円のpovoだからこそ、サブ回線として維持していても負担になりません。
iPhoneではiPhone XS以降、Androidでは多くの機種でデュアルSIMに対応しています。お使いの端末がデュアルSIMに対応しているか確認して、ぜひ活用してみてください。
デメリット①|料金がやや割高(他社比較)
povoの海外ローミングの料金は、他社サービスと比較するとやや割高です。
先述のとおり、ahamoでは国内プランの20GBをそのまま海外で利用でき、追加料金はかかりません。楽天モバイルでも毎月2GBまでは追加料金なしで海外利用が可能です。
一方、povoでは海外でデータ通信を利用するには必ず海外データトッピングを購入する必要があり、最も安いレギュラートッピング(0.5GB/24時間)でも640円かかります。
1週間の旅行で3GB程度使用する場合、レギュラートッピングなら3,680円、エリアトッピング対象国でも1,980円~2,200円の費用がかかります。
コストを最優先する場合は、ahamoや楽天モバイルの方がお得になるケースが多いです。ただし、povoには「基本料0円」「対応国数160カ国以上」という強みがありますので、これらのメリットを重視する方にはpovoが適しています。
デメリット②|データ容量超過後は低速通信も不可
povoの海外ローミングで特に注意していただきたいのが、データ容量を使い切った後の挙動です。海外では容量超過後に低速通信を利用することができません。
国内のpovoでは、データトッピングを使い切った後でも、最大128kbpsの低速通信が可能です。LINEのメッセージ送受信程度であれば、低速通信でも何とか対応できます。
しかし、海外ローミングでは、海外データトッピングの容量を使い切ると、データ通信が完全に停止します。追加でトッピングを購入しない限り、一切のデータ通信ができなくなりますので、十分な容量のプランを選ぶか、残量を常にチェックするようにしましょう。
旅行中にデータ通信ができなくなると、地図アプリやSNS、翻訳アプリなどが使えず、非常に不便な思いをすることになります。余裕を持った容量選びと、残量の定期的な確認を心がけてください。
デメリット③|180日以上トッピング購入なしで利用停止の恐れ
povoには、180日以上トッピングの購入がない場合、利用停止や契約解除となる可能性があるというルールがあります。povo公式サイトの利用規約を確認しておきましょう。
基本料0円という特徴は魅力的ですが、完全に「無料で永久に維持できる」わけではありません。半年に一度は何らかのトッピングを購入する必要があります。
最も安いトッピングは「データ使い放題(24時間)」の330円です。半年に一度、このトッピングを購入しておけば、回線を維持できます。年間でも660円程度ですので、他のキャリアの月額料金と比較すれば、十分にリーズナブルと言えるでしょう。
海外在住で日本の電話番号をpovoで維持している方は、この180日ルールを忘れないようにカレンダーにリマインダーを設定しておくことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
povoの海外ローミングについて、よくいただく質問をQ&A形式でまとめました。疑問点の解消にお役立てください。
Q1. povoのeSIMは海外から新規契約できる?
A: 2025年10月3日以降の新規加入者は、海外ローミングの利用に追加手続きが必要です。
2025年10月3日以降に新規加入した方が海外ローミングを利用するには、povoサポート(チャット窓口)への連絡が必要となります。
なお、povoの新規契約自体は日本国内で行う必要があり、海外から新規契約することはできません。渡航前に日本で契約を済ませておくことをおすすめします。
Q2. 渡航前にトッピングを購入しておくことは可能?
A: 可能です。購入後30日間は待機状態となり、現地で通信を開始するまで有効期間はカウントされません。
海外データトッピングは渡航前に日本で購入しておくことができます。購入後、利用可能地域でのデータ通信接続まで30日間は「待機状態」となり、有効期間のカウントは始まりません。
出発の1週間前に購入しておいても、実際に現地で通信を開始するまでは日数が消費されないので、安心して事前準備ができます。
Q3. 通話かけ放題トッピングは海外でも適用される?
A: 国際電話はかけ放題の対象外で、従量課金となります。
国内での「通話かけ放題」「5分以内通話かけ放題」のトッピングは、国際電話には適用されません。海外での音声通話は従量課金制となり、渡航先や通話先によって料金が異なります。
海外での通話料金は高額になる場合がありますので、緊急時以外はLINE通話やFacebookメッセンジャーなど、インターネット回線を使った通話(VoIP)を利用することをおすすめします。
Q4. グアム・サイパンでpovoは使える?
A: はい、レギュラートッピングで利用可能です。ただし、アメリカのエリアトッピングは対象外です。
グアムとサイパンはレギュラートッピングの対象国に含まれています。
ただし、「アメリカ」のエリアトッピングはグアム・サイパンでは利用できませんのでご注意ください。アメリカ本土やハワイへの旅行ではエリアトッピングがお得ですが、グアム・サイパンへの旅行ではレギュラートッピングを選択してください。
Q5. データ専用プランでも海外ローミングは使える?
A: データ専用プラン(povo2.0データ専用)では、海外データトッピングを購入できません。
「povo2.0データ専用」プランでは海外データトッピングの購入ができません。海外ローミングを利用するには、「通話+データ」のプランでの契約が必要です。
また、データ専用プランでは海外での音声通話・SMSも利用できませんので、海外での利用を予定している方は、「通話+データ」プランでの契約をおすすめします。
Q6. 複数の国を周遊する場合はどのトッピングがお得?
A: レギュラートッピングなら、対応国内で国をまたいで利用可能です。
レギュラートッピングは90カ国以上で利用可能で、国をまたいでも同じトッピングを継続して使用できます。
例えば、フランス→イタリア→スペインというヨーロッパ周遊旅行でも、レギュラートッピングを1つ購入するだけで全てカバーできます。各国でエリアトッピングを個別に購入するよりも、お得になるケースが多いです。
ただし、エリアトッピング対象の1カ国のみを訪れる場合は、エリアトッピングの方が安くなります。旅程に合わせて最適なプランを選びましょう。
まとめ:povo海外eSIMを使いこなすための3つのポイント
ここまで、povo海外eSIMの対応国や料金、使い方について詳しく解説してきました。最後に、povoの海外ローミングを上手に活用するためのポイントをまとめます。
短期旅行(3~7日)の方 → エリアトッピングがおすすめ
- 韓国、タイ、アメリカ(ハワイ含む)、ヨーロッパ9カ国など人気渡航先が対象
- 最安680円から利用可能で、レギュラートッピングよりもお得
- 渡航先がエリアトッピング対象国かどうか、事前に確認を
複数国周遊の方 → レギュラートッピングがおすすめ
- 90カ国以上で国をまたいで利用可能
- 3GB/7日間 3,680円など、周遊旅行に適した中容量プランが便利
- ヨーロッパ周遊やアジア周遊に最適
レアな渡航先の方 → ワイドトッピングまたは他社検討
- ドバイ、カタール、南アフリカなど160カ国以上に対応
- ただし、0.3GB/6,980円と割高なため、コスパは悪い
- 現地SIMや他社の海外eSIMも比較検討を
povo海外eSIM活用の3つのポイント
- 渡航先の対応トッピングを事前に確認 — エリア・レギュラー・ワイドのどれに対応しているかチェック
- 渡航前にアプリでトッピング購入しておく — 30日間の待機期間があるので、事前購入が安心
- データ容量は余裕をもって選ぶ — 超過後は低速通信もできないため、余裕を持った容量選びが大切
povoの海外ローミングは、基本料0円という特徴を活かして、サブ回線として維持しながら海外旅行時だけ活用するという使い方が特におすすめです。デュアルSIM対応のスマートフォンをお持ちの方は、ぜひ検討してみてください。
海外旅行保険付きクレジットカードおすすめ比較も参考にしていただき、安心・快適な海外旅行をお楽しみください。




