「マリオットアメックスとヒルトンアメックス、結局どっちがお得なの?」
「年会費に見合う価値があるのか不安…」
「自分に合ったカードを選びたいけど、情報が多すぎて比較しきれない…」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。特に2025年8月にマリオットアメックスが大幅改定されたことで、どちらのカードを選ぶべきか迷われている方が増えています。
結論からお伝えすると、年間決済額が400万円以上でマイル交換も重視するならマリオットアメックスプレミアム、年間200〜300万円の決済で無料宿泊を確実に獲得したいならヒルトンアメックスプレミアムがおすすめです。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- 4種類のカードの年会費・還元率・無料宿泊条件の完全比較
- 2025年8月改定後のマリオットアメックス最新情報
- ステータス特典(ゴールド・プラチナ・ダイヤモンド)の違い
- あなたに最適なカードの選び方とタイプ別おすすめ
海外旅行保険の準備は大丈夫ですか?
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【結論】マリオットアメックスvsヒルトンアメックス比較一覧表
まずは結論として、4種類のカードの基本スペックを比較表でご確認ください。アメリカン・エキスプレス公式サイトでは各カードの詳細情報が公開されていますので、最新情報は公式サイトでもご確認いただくことをおすすめします。
4種類のカード基本スペック比較表
| 項目 | マリオットアメックスプレミアム | マリオットアメックス(一般) | ヒルトンアメックスプレミアム | ヒルトンアメックス(一般) |
|---|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 82,500円 | 34,100円 | 66,000円 | 16,500円 |
| 家族カード | 1枚目無料/2枚目以降41,250円 | 1枚目無料/2枚目以降17,050円 | 3枚まで無料 | 1枚無料 |
| 基本還元率 | 100円=3ポイント | 100円=2ポイント | 100円=3ポイント | 100円=2ポイント |
| ホテル利用時還元率 | 100円=6ポイント | 100円=4ポイント | 100円=7ポイント | 100円=3ポイント |
| 付帯ステータス | ゴールドエリート | ゴールドエリート | ゴールド | ゴールド |
| 無料宿泊条件 | 年400万円決済 | 年250万円決済 | カード継続+年200万円決済 | 年150万円決済+継続 |
| 無料宿泊ポイント上限 | 最大75,000pt(+15,000pt併用可) | 最大50,000pt(+15,000pt併用可) | ポイント制限なし(1泊) | ポイント制限なし(1泊) |
| 国際ブランド | American Express | American Express | American Express | American Express |
選び方のポイント3つ
この比較表から、カード選びで重要なポイントが見えてきます。
ポイント1:年間決済額で判断する
年間決済額によって最適なカードは大きく変わります。年間150万円程度ならヒルトン一般カード、200〜300万円ならヒルトンプレミアム、400万円以上使えるならマリオットプレミアムという形で、ご自身の利用額に合わせて選ぶことが重要です。
ポイント2:無料宿泊の獲得しやすさで比較する
2025年8月の改定により、マリオットアメックスプレミアムの無料宿泊条件は年間150万円から400万円へと大幅に引き上げられました。一方、ヒルトンアメックスプレミアムは継続するだけで1泊分の無料宿泊が付与され、年間200万円決済でさらに1泊追加されます。無料宿泊の獲得しやすさではヒルトンに軍配が上がります。
ポイント3:よく利用するホテルブランドで選ぶ
当然ながら、マリオット系列のホテルをよく利用するならマリオットアメックス、ヒルトン系列をよく利用するならヒルトンアメックスが有利です。国内のホテル数ではマリオットが約90施設、ヒルトンが約30施設と差がありますので、国内旅行がメインの方はマリオットの方が使いやすいかもしれません。
年会費と家族カードを徹底比較
ホテル系クレジットカードを選ぶ際、年会費は最も気になるポイントの一つではないでしょうか。ここでは、4種類のカードの年会費と家族カードについて詳しく解説していきます。
マリオットアメックスの年会費(2025年8月改定後)
マリオットアメックスは2025年8月21日から年会費が大幅に改定されました。アメリカン・エキスプレス公式サイトで詳細が公開されています。
マリオットアメックスプレミアム
- 本会員年会費:82,500円(税込)※改定前は49,500円
- 家族カード:1枚目無料、2枚目以降41,250円(税込)※改定前は24,750円
マリオットアメックス(一般)
- 本会員年会費:34,100円(税込)※改定前は23,100円
- 家族カード:1枚目無料、2枚目以降17,050円(税込)
プレミアムカードの年会費は約1.7倍に値上がりしており、年間33,000円の負担増となりました。この値上げにより、カードを持つべき人と持つべきでない人の差がより明確になったと言えるでしょう。
ヒルトンアメックスの年会費
ヒルトンアメックスは2025年12月現在、年会費の改定は行われておらず、安定した条件で保有できます。
ヒルトンアメックスプレミアム
- 本会員年会費:66,000円(税込)
- 家族カード:3枚まで無料
ヒルトンアメックス(一般)
- 本会員年会費:16,500円(税込)
- 家族カード:1枚無料
特筆すべきは、ヒルトンプレミアムの家族カードが3枚まで無料という点です。家族で旅行する機会が多い方にとって、これは大きなメリットとなります。
年会費差額の活用シミュレーション
両カードのプレミアム版を比較すると、年会費差は16,500円(マリオット82,500円 − ヒルトン66,000円)です。
この差額16,500円で何ができるか考えてみましょう。例えば、ヒルトンの朝食は1人あたり3,000〜5,000円程度ですので、2名で2〜3回分の朝食代に相当します。また、ヒルトンプレミアムでは家族カードが3枚まで無料ですが、マリオットプレミアムでは2枚目以降41,250円かかります。家族カードを複数枚発行する場合、この差はさらに大きくなります。
一般カードで比較すると、マリオット一般34,100円に対してヒルトン一般16,500円と、約2倍の差があります。ただし、無料宿泊特典の条件や付帯ステータスの違いもありますので、単純に年会費だけで比較することは避けた方がよいでしょう。
ポイント還元率を徹底比較
クレジットカードを選ぶ上で、ポイント還元率は非常に重要な要素です。しかし、マリオットポイントとヒルトンポイントは価値が異なるため、単純に還元率だけで比較することはできません。
ここでは、実際の利用シーンを想定しながら、どちらがお得なのかを詳しく解説していきます。
基本還元率の比較
まず、日常の買い物での還元率を比較してみましょう。
マリオットアメックス
- プレミアム:100円=3ポイント(還元率3%)
- 一般:100円=2ポイント(還元率2%)
ヒルトンアメックス
- プレミアム:100円=3ポイント(還元率3%)
- 一般:100円=2ポイント(還元率2%)
基本還元率は同じです。ただし、ここで重要なのは「1ポイントあたりの価値」です。
ポイント価値の違い
マリオットボンヴォイ公式サイトとヒルトンオナーズ公式サイトの情報を基に、ポイント価値を比較します。
マリオットポイントの価値
一般的に、マリオットポイントは1ポイント=0.8〜1.5円程度の価値があるとされています。ピークシーズンの高級ホテルで使用すると1.5円以上の価値になることもありますが、オフピークや低カテゴリーホテルでは0.8円程度になることもあります。
ヒルトンポイントの価値
ヒルトンポイントは1ポイント=0.4〜0.6円程度の価値とされています。マリオットと比べると低く感じるかもしれませんが、ヒルトンは還元率自体が高いため、最終的な実質還元率では大きな差にはなりません。
100万円利用時のシミュレーション
年間100万円をカードで決済した場合のポイント獲得と、その価値を計算してみましょう。
マリオットアメックスプレミアム(100万円決済)
- 獲得ポイント:30,000ポイント
- ポイント価値(1pt=1円換算):約30,000円相当
- 実質還元率:約3%
ヒルトンアメックスプレミアム(100万円決済)
- 獲得ポイント:30,000ポイント
- ポイント価値(1pt=0.5円換算):約15,000円相当
- 実質還元率:約1.5%
単純計算ではマリオットの方が有利に見えますが、ヒルトンの無料宿泊特典は「ポイント制限なし」で1泊できるため、高級ホテルに宿泊すれば一気に価値が逆転します。例えば、コンラッド東京に1泊(通常6〜10万円)できれば、年会費66,000円は十分にペイできます。
ポイント有効期限の比較
ポイントの有効期限も重要な比較ポイントです。
マリオットポイント
最後のポイント獲得または利用から24ヶ月間有効です。カードを解約しても、マリオットボンヴォイのアカウントを維持していれば、ポイントは残ります。ただし、24ヶ月間ポイントの増減がないと失効してしまいますので注意が必要です。
ヒルトンポイント
最後のポイント獲得から24ヶ月間有効です。こちらもアカウントを維持していれば、カード解約後もポイントは残ります。
両者ともに24ヶ月という期限は同じですが、定期的にポイントを獲得・利用していれば実質無期限で保有できます。旅行の頻度が少ない方でも、カードで決済を続けていれば失効の心配はありません。
無料宿泊特典を徹底比較
ホテル系クレジットカードの最大の魅力といえば、無料宿泊特典ではないでしょうか。しかし、2025年8月のマリオットアメックス改定により、両カードの条件は大きく異なるものとなりました。
ここでは、無料宿泊特典の獲得条件と実際に泊まれるホテルを詳しく比較していきます。
マリオットアメックスの無料宿泊条件(2025年8月改定後)
改定後の条件は以下の通りです。
マリオットアメックスプレミアム
- 年間400万円以上の決済+カード継続で、最大75,000ポイント分の無料宿泊特典
- 手持ちのポイントと合算して、最大90,000ポイントまでの宿泊に交換可能
- 改定前は年間150万円決済で50,000ポイント分だったため、大幅なハードルアップ
マリオットアメックス(一般)
- 年間250万円以上の決済+カード継続で、最大50,000ポイント分の無料宿泊特典
- 手持ちのポイントと合算して、最大65,000ポイントまでの宿泊に交換可能
特に注目すべきは、プレミアムカードの条件が年間150万円から400万円へと約2.7倍に引き上げられた点です。年間400万円の決済は、月平均約33万円となります。生活費や公共料金をすべてカード払いにしても、多くの方にとってはハードルが高い条件といえるでしょう。
ヒルトンアメックスの無料宿泊条件
ヒルトンアメックスの無料宿泊特典は、マリオットと比較して獲得しやすい条件となっています。
ヒルトンアメックスプレミアム
- カード継続だけで「ウィークエンド無料宿泊特典」1泊分を付与
- 年間200万円以上の決済でさらに1泊追加(最大2泊)
- 年間300万円以上の決済でさらに追加の可能性あり
- ポイント制限なしで全ヒルトン系列ホテルに宿泊可能
ヒルトンアメックス(一般)
- 年間150万円以上の決済+カード継続で「ウィークエンド無料宿泊特典」1泊分
- ポイント制限なしで全ヒルトン系列ホテルに宿泊可能
ヒルトンの最大の特徴は「ポイント制限なし」という点です。つまり、通常1泊10万円を超えるコンラッドやウォルドーフ・アストリアにも、無料宿泊特典で泊まれるのです。
無料宿泊で泊まれるホテル具体例
実際にどのようなホテルに無料で泊まれるのか、具体例を挙げてみましょう。
マリオット系列(75,000ポイントで泊まれるホテル例)
- ザ・リッツ・カールトン東京(オフピーク時)
- セントレジス大阪
- W大阪
- マリオット・マーキス・東京(スタンダード時)
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
ヒルトン系列(ポイント制限なし)
- コンラッド東京
- コンラッド大阪
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
- ウォルドーフ・アストリア東京日本橋(2026年開業予定)
- ヒルトン東京お台場
ヒルトンの「ポイント制限なし」は非常に強力です。例えば、ROKU KYOTOは通常1泊10万円以上しますが、ヒルトンアメックスプレミアムなら年会費66,000円+年間200万円決済で無料宿泊できます。2泊分獲得できれば、それだけで年会費の3倍以上の価値を得られる計算になります。
獲得難易度の比較
無料宿泊特典の獲得難易度を比較すると、以下のようになります。
| カード | 無料宿泊条件 | 月平均決済額 | 獲得難易度 |
|---|---|---|---|
| マリオットプレミアム | 年400万円 | 約33万円 | ★★★★★ |
| マリオット一般 | 年250万円 | 約21万円 | ★★★★☆ |
| ヒルトンプレミアム(1泊目) | 継続のみ | 0円 | ★☆☆☆☆ |
| ヒルトンプレミアム(2泊目) | 年200万円 | 約17万円 | ★★★☆☆ |
| ヒルトン一般 | 年150万円 | 約12.5万円 | ★★☆☆☆ |
ヒルトンプレミアムの「継続だけで1泊」は圧倒的に獲得しやすく、ほぼ確実に無料宿泊を楽しめます。一方、マリオットプレミアムは年間400万円という高いハードルがあり、達成できない場合は無料宿泊特典を受けられません。
付帯ステータス特典を徹底比較
ホテル系クレジットカードの大きな魅力の一つが、カードを持つだけで上級会員ステータスが付与される点です。このステータスによって、朝食無料やお部屋のアップグレードなど、さまざまな特典を受けられます。
ここでは、マリオットとヒルトンのステータス特典を詳しく比較していきます。
マリオットボンヴォイのステータス特典
マリオットボンヴォイで公開されているステータス特典は以下の通りです。
ゴールドエリート(カード保有で自動付与)
- ボーナスポイント25%増量
- 14時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- 客室アップグレード(空室状況による)※スイートは対象外
- ウェルカムギフト(ポイントまたはアメニティ)
プラチナエリート(年間500万円決済で獲得)
- ボーナスポイント50%増量
- 16時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- 客室アップグレード(スイート含む、空室状況による)
- エグゼクティブラウンジへのアクセス
- 朝食無料(2名まで)
- ウェルカムギフトの選択肢拡大
マリオットで朝食無料やラウンジアクセスを得るには、プラチナエリート以上が必要です。これを獲得するには年間500万円の決済が必要となり、2025年8月の改定前(年間400万円)と比べてハードルが上がりました。
ヒルトンオナーズのステータス特典
ヒルトンオナーズで公開されているステータス特典は以下の通りです。
ゴールド(カード保有で自動付与)
- ボーナスポイント80%増量
- 朝食無料(2名まで)※日本国内ホテル
- 客室アップグレード(空室状況による)
- 5回目の宿泊ごとにマイルストーンボーナス
ダイヤモンド(年間200万円決済で獲得)
- ボーナスポイント100%増量
- 朝食無料(2名まで)
- 客室アップグレード(空室状況による)
- エグゼクティブラウンジへのアクセス
- 48時間前の空室保証
- マイルストーンボーナスの増額
ヒルトンの大きな特徴は、ゴールドステータスで朝食が無料になる点です。マリオットではプラチナエリート(年間500万円決済)が必要な朝食無料が、ヒルトンではカードを持つだけで得られます。
朝食無料の価値を計算
朝食無料特典の価値を具体的に計算してみましょう。
ヒルトン系列ホテルの朝食料金(目安)
- ヒルトン東京:約5,500円/人
- コンラッド東京:約6,500円/人
- ヒルトン東京ベイ:約4,000円/人
例えば、2名でコンラッド東京に1泊した場合、朝食だけで13,000円の価値があります。年に3回ヒルトン系列に宿泊すれば、朝食だけで約39,000円の価値となり、ヒルトン一般カードの年会費16,500円を大きく上回ります。
エグゼクティブラウンジアクセスの比較
エグゼクティブラウンジでは、軽食やアルコール、ドリンクが無料で楽しめます。
マリオット(プラチナエリート以上)
- 獲得条件:年間500万円決済
- 利用可能時間:ホテルにより異なる(一般的に17:00〜21:00程度)
- 提供内容:軽食、アルコール、ソフトドリンク
ヒルトン(ダイヤモンド)
- 獲得条件:年間200万円決済
- 利用可能時間:ホテルにより異なる(一般的に17:00〜20:00程度)
- 提供内容:軽食、アルコール、ソフトドリンク
ラウンジアクセスの獲得条件は、ヒルトン(年200万円)の方がマリオット(年500万円)より圧倒的に低いです。ラウンジを重視する方には、ヒルトンアメックスプレミアムがおすすめです。
マイル交換を徹底比較
旅行好きの方にとって、貯めたポイントをマイルに交換できるかどうかは重要なポイントです。マリオットとヒルトン、それぞれのマイル交換レートと交換可能な航空会社を比較していきます。
マリオットポイントのマイル交換
マリオットボンヴォイは40社以上の航空会社とマイル提携しており、マイラーから高い評価を得ています。
基本交換レート
- 3ポイント = 1マイル
ボーナスマイル制度
- 60,000ポイントを一度に交換すると、5,000ボーナスマイルが付与
- 実質:60,000ポイント = 25,000マイル(1マイル=2.4ポイント)
交換可能な主な航空会社
- ANA(全日空)
- JAL(日本航空)
- ユナイテッド航空
- アメリカン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- デルタ航空
- シンガポール航空
- エミレーツ航空
- カタール航空
マリオットのマイル交換は、60,000ポイント単位で交換するのが最もお得です。例えば、ANAマイルに交換する場合、60,000ポイントで25,000マイルを獲得でき、これは国内線の往復特典航空券(レギュラーシーズン)に相当します。
ヒルトンポイントのマイル交換
ヒルトンオナーズもマイル交換が可能ですが、交換レートはマリオットと比べると見劣りします。
基本交換レート
- 10,000ポイント = 1,000〜1,500マイル(航空会社により異なる)
交換可能な主な航空会社
- ANA(全日空):10,000ポイント = 1,000マイル
- JAL(日本航空):10,000ポイント = 1,250マイル
- ユナイテッド航空
- アメリカン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
ヒルトンポイントのマイル交換は、1ポイント=0.1〜0.15マイル程度となり、効率的とは言えません。ヒルトンポイントはマイル交換よりも、無料宿泊に使う方が価値を最大化できます。
マイル交換の結論
マイル交換を重視するなら、圧倒的にマリオットアメックスが有利です。
100万円決済時のマイル獲得シミュレーション
マリオットアメックスプレミアム
- 獲得ポイント:30,000ポイント
- マイル換算:10,000マイル(60,000ポイント交換時の効率で計算すると12,500マイル相当)
ヒルトンアメックスプレミアム
- 獲得ポイント:30,000ポイント
- マイル換算:3,000マイル(ANA交換時)
マイル還元率で比較すると、マリオットはヒルトンの約3〜4倍の効率でマイルを貯められます。ただし、ヒルトンポイントは無料宿泊で使えば1ポイント=0.5円程度の価値があるため、ホテル宿泊に使う前提であれば、マイル交換効率の差は気にする必要はありません。
付帯保険・空港ラウンジ・その他特典を比較
クレジットカードには、旅行保険や空港ラウンジなどの付帯特典も重要です。
海外旅行傷害保険の比較
| 補償項目 | マリオットプレミアム | ヒルトンプレミアム |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1億円 |
| 傷害治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 |
| 疾病治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 |
| 賠償責任 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 |
| 携行品損害 | 最高50万円 | 最高50万円 |
| 救援者費用 | 最高400万円 | 最高400万円 |
| 付帯条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
両カードとも、最高1億円の傷害死亡・後遺障害補償が付帯しています。ただし、いずれも「利用付帯」のため、旅行代金をカードで支払った場合にのみ補償が適用されます。自動付帯ではない点にご注意ください。
国内旅行傷害保険の比較
| 補償項目 | マリオットプレミアム | ヒルトンプレミアム |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
| 付帯条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
国内旅行傷害保険については、ヒルトンプレミアムの方が補償額が高くなっています。
空港ラウンジ特典
マリオットアメックスプレミアム
- 国内主要空港のカードラウンジ(本会員・家族会員)
- ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港
- プライオリティ・パス:なし
ヒルトンアメックスプレミアム
- 国内主要空港のカードラウンジ(本会員・家族会員)
- ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港
- プライオリティ・パス:なし
両カードとも、プライオリティ・パス(海外空港ラウンジ)は付帯していません。海外空港ラウンジを重視する方は、別途プライオリティ・パス付きのカードを検討することをおすすめします。
その他の特典比較
マリオットアメックスプレミアム独自特典
- ポケットコンシェルジュ利用時20%キャッシュバック(半年ごとに最大5,000円、年間最大10,000円)
- 対象ホテルでの100米ドル分プロパティクレジット
- 15泊分の宿泊実績(ライフタイムステータス向け)
ヒルトンアメックスプレミアム独自特典
- ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)年会費初年度無料
- HPCJによるレストラン20%OFF、宿泊25%OFF
- 2年目以降もHPCJ優待価格で更新可能
マリオットのポケットコンシェルジュ還元は年間最大10,000円のキャッシュバックが得られるため、年会費の負担軽減につながります。一方、ヒルトンのHPCJ特典は、ホテル宿泊やレストラン利用が多い方にとって非常にお得です。
【タイプ別】あなたに最適なカードはこれ!
ここまで様々な観点から両カードを比較してきましたが、結局どちらを選べばいいのか迷われている方も多いのではないでしょうか。ここでは、年間決済額やライフスタイル別に、最適なカードをご提案します。
年間決済額別おすすめカード
年間150万円以下の方
→ ヒルトンアメックス(一般)がおすすめ
年会費16,500円と最も手頃で、カード保有だけでゴールドステータス(朝食無料)が付与されます。年間150万円決済で無料宿泊特典も獲得できるため、コストパフォーマンスに優れています。
年間150〜250万円の方
→ ヒルトンアメックス(一般)またはヒルトンアメックスプレミアムがおすすめ
年間200万円以上使えるなら、ヒルトンプレミアムを検討してください。継続だけで1泊、200万円決済でさらに1泊の無料宿泊が得られ、ダイヤモンドステータス(ラウンジアクセス)も獲得できます。
年間250〜400万円の方
→ ヒルトンアメックスプレミアムがおすすめ
この決済額帯では、ヒルトンプレミアムが最もバランスが良いです。無料宿泊2泊+ダイヤモンドステータスを確実に獲得でき、年会費66,000円以上の価値を十分に得られます。
年間400万円以上の方
→ マリオットアメックスプレミアムがおすすめ
年間400万円以上の決済が可能なら、マリオットプレミアムの真価を発揮できます。75,000ポイントの無料宿泊特典に加え、年間500万円決済でプラチナエリート(朝食無料・ラウンジアクセス)も獲得できます。
マイル重視の方へのおすすめ
マイルを効率的に貯めたい方には、マリオットアメックスプレミアムがおすすめです。
60,000ポイントをまとめて交換すると25,000マイルになるボーナス制度があり、マイル還元率は業界トップクラスです。ANAやJALだけでなく、40社以上の航空会社のマイルに交換できる柔軟性も魅力です。
ステータス重視の方へのおすすめ
ホテルでの優待体験を重視する方には、ヒルトンアメックスプレミアムがおすすめです。
理由は明確で、ヒルトンはゴールドステータスで朝食が無料になるためです。マリオットでは朝食無料にプラチナエリート(年間500万円決済)が必要ですが、ヒルトンならカードを持つだけでこの特典を享受できます。
2枚持ち戦略のおすすめ
予算に余裕がある方は、両カードの2枚持ちも検討してみてください。
おすすめの組み合わせ
- マリオットアメックスプレミアム(82,500円)+ ヒルトンアメックス一般(16,500円)= 年間99,000円
- マリオットアメックス一般(34,100円)+ ヒルトンアメックスプレミアム(66,000円)= 年間100,100円
この2枚持ち戦略により、マリオット系列とヒルトン系列の両方でステータス特典を受けられ、無料宿泊の選択肢も広がります。年間約10万円の投資で、両グループの上級会員として旅行を楽しめるのは、旅行好きにとって大きなメリットです。
注意点と申込条件
カード申込前に知っておくべき注意点と申込条件について解説します。金融庁のガイドラインに基づき、クレジットカード利用における注意事項もあわせてお伝えします。
審査基準と申込資格
マリオットアメックス・ヒルトンアメックス共通
- 満20歳以上
- 安定した収入がある方
- 日本国内に居住している方
アメリカン・エキスプレスのカードは、一般的に審査が厳しいイメージがありますが、プレミアムカードでなければ、安定した収入があれば審査に通る可能性は十分にあります。ただし、他社での支払い遅延や多重申込みがある場合は審査に影響する可能性がありますので、CICなどの信用情報機関で自身の信用情報を確認しておくことをおすすめします。
リボ払い設定に注意
アメリカン・エキスプレスのカードには「ペイフレックス」というリボ払いサービスがあります。申込時にこの設定を有効にすると、自動的にリボ払いになってしまう場合があります。
リボ払いは手数料が高く(年率14.9%程度)、気づかないうちに支払い残高が膨らんでしまうリスクがあります。申込時には設定内容をよく確認し、必要ない場合は「ペイフレックス」を利用しない設定にしてください。
事業用決済のポイント付与対象外(マリオット)
2025年8月の改定で、マリオットアメックスでは事業用決済がポイント付与対象外となりました。
対象外となる主な決済
- 法人向けサービスの支払い
- 広告費・マーケティング費用
- 仕入れ代金
- 事業用のサブスクリプション
個人事業主やフリーランスの方で、事業経費をカードで決済していた方は注意が必要です。事業用の決済にはアメックスのビジネスカードを検討することをおすすめします。
入会キャンペーンの活用法
両カードとも、入会キャンペーンを実施しています。2025年12月時点のキャンペーン内容は以下の通りです。
マリオットアメックスプレミアム
- 入会後3ヶ月以内に30万円以上の利用で10,000ポイント
- 30万円のカード利用で9,000ポイント
- 合計:最大19,000ポイント
ヒルトンアメックスプレミアム
- 入会後3ヶ月以内に30万円以上の利用で30,000ポイント
- 合計:最大39,000ポイント
キャンペーンは定期的に変更されるため、申込前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問
Q1. 2025年8月の改定後、マリオットアメックスはまだ価値がありますか?
A: 年間400万円以上決済できる方には依然として価値があります。
改定により条件は厳しくなりましたが、75,000ポイントの無料宿泊特典や、マイル交換の効率の良さ、15泊分の宿泊実績(ライフタイムステータス向け)など、マリオットヘビーユーザーにとっては魅力的な特典が残っています。ただし、年間400万円の決済が難しい方は、ヒルトンアメックスへの切り替えを検討されることをおすすめします。
Q2. 国内のホテル数はどちらが多いですか?
A: マリオット系列の方が多いです。
2025年12月時点で、日本国内のマリオット系列ホテルは約90施設、ヒルトン系列は約30施設です。地方都市への旅行が多い方は、マリオットの方が選択肢が広がります。ただし、ヒルトンも今後ウォルドーフ・アストリア東京日本橋の開業など、積極的に展開を進めています。
Q3. 家族カードでも同じステータス特典を受けられますか?
A: 家族カード会員もステータス特典を受けられます。
マリオット・ヒルトンともに、家族カード会員も本会員と同じステータス特典(ゴールド・ダイヤモンドなど)を享受できます。ただし、無料宿泊特典は本会員にのみ付与されるため、家族カードでの決済分も合算して条件を達成し、本会員が特典を受け取る形になります。
Q4. 2枚持ちは審査に影響しますか?
A: 同時申込みは避け、半年程度空けることをおすすめします。
アメリカン・エキスプレスの2枚目のカードを申し込む場合、既存カードの利用実績が審査に影響します。1枚目のカードを半年〜1年程度利用し、支払い遅延なく良好な利用実績を積んでから2枚目を申し込むと、審査に通りやすくなります。
Q5. 解約時にポイントはどうなりますか?
A: カードを解約してもポイントは失効しません。
マリオットポイントはマリオットボンヴォイのアカウントに、ヒルトンポイントはヒルトンオナーズのアカウントに紐づいています。カードを解約しても、アカウント自体を削除しなければポイントは残ります。ただし、24ヶ月間ポイントの増減がないと失効するため、解約後もホテル宿泊やポイントサイトからの交換などでポイントを動かす必要があります。
Q6. マリオットアメックスからヒルトンアメックスへの切り替えはできますか?
A: 直接の切り替えはできません。新規申込みが必要です。
マリオットアメックスとヒルトンアメックスは別々のカードのため、切り替えという形ではなく、新規でヒルトンアメックスを申し込む必要があります。マリオットアメックスは継続特典を受け取ってから解約するなど、タイミングを工夫することで損失を最小限に抑えられます。
まとめ:あなたに最適なカードを選ぼう
マリオットアメックスとヒルトンアメックス、それぞれに特徴があり、一概にどちらが優れているとは言えません。最適なカードは、あなたの年間決済額、旅行スタイル、重視するポイントによって異なります。
ポイント重視・マイル重視の方へ
マリオットアメックスプレミアムがおすすめ
- 年間400万円以上決済できる
- マイル交換を活用したい
- マリオット系列ホテルをよく利用する
- ライフタイムステータスを目指している
コスパ重視・確実に特典を得たい方へ
ヒルトンアメックスプレミアムがおすすめ
- 年間200〜300万円程度の決済
- 継続だけで無料宿泊を得たい
- 朝食無料を確実に享受したい
- 家族カードを複数枚発行したい
初めてホテル系カードを持つ方へ
ヒルトンアメックス(一般)がおすすめ
- 年会費を抑えたい
- まずはホテル系カードを試してみたい
- 年間150万円程度の決済
カード選びの3つのポイント
- 年間決済額を正確に把握する – 過去1年間のカード利用額を確認し、無理のない範囲で条件を達成できるカードを選びましょう
- よく利用するホテルチェーンを優先する – マリオット派かヒルトン派か、あなたの旅行スタイルに合わせて選択してください
- 無料宿泊特典の獲得しやすさを重視する – 年会費を払うなら、確実に特典を得られるカードを選ぶことが重要です
2025年8月のマリオットアメックス改定により、カード選びの判断基準は大きく変わりました。改定前はマリオットアメックスプレミアムが多くの方におすすめでしたが、現在は年間決済額によって最適解が分かれます。
この記事を参考に、あなたにピッタリのホテル系クレジットカードを見つけて、素敵なホテルステイをお楽しみください。



