「シンガポール旅行の準備、何を持っていけばいいか分からない…」
「現地で困らないように、必需品をしっかり把握しておきたい…」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、シンガポール旅行では「入国に必須の書類・電子申請」「高温多湿な気候に対応する衣類・日用品」「現地で調達しにくい日本製アイテム」の3つを押さえておけば、快適な旅行が実現できます。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- 入国に絶対必要な必需品5選(パスポート・SG Arrival Card・クレジットカードなど)
- シンガポールの気候に合った具体的な衣類・日用品(ユニクロ エアリズム、アネッサ日焼け止めなど商品名で紹介)
- 一人旅・カップル・家族・友人グループ別の追加持ち物リスト
- 持ち込み禁止品と罰金情報(ガム・電子タバコは最大100万円の罰金も)
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【結論】シンガポール旅行の持ち物チェックリスト一覧
シンガポール旅行の準備で最も大切なのは、「何が絶対に必要で、何が現地調達できるか」を明確にすることです。
下記のチェックリスト表を参考に、効率的な荷造りを進めていきましょう。
特に貴重品や入国に必要な書類は、忘れると旅行自体が台無しになってしまう可能性がありますので、出発の1週間前には必ず確認しておくことをおすすめいたします。
| カテゴリ | アイテム | 必須度 | 現地調達 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 貴重品 | パスポート | ◎必須 | × | 残存有効期間6ヶ月以上必須 |
| 貴重品 | SG Arrival Card(電子入国カード) | ◎必須 | × | 到着3日前からオンライン申請 |
| 貴重品 | 航空券(eチケット控え) | ◎必須 | × | スマホ保存+印刷推奨 |
| 貴重品 | クレジットカード | ◎必須 | × | Visa/Master2枚以上推奨 |
| 貴重品 | 海外旅行保険証 | ◎必須 | × | クレジットカード付帯でもOK |
| 電子機器 | 変換プラグ(BFタイプ) | ◎必須 | △ | カシムラ NTI-13がおすすめ |
| 電子機器 | モバイルバッテリー | ○推奨 | ○ | 機内持ち込みのみ(160Wh以下) |
| 電子機器 | eSIM/SIMカード | ○推奨 | ○ | Airalo、trifa等が人気 |
| 衣類 | 通気性の良いトップス | ◎必須 | ○ | ユニクロ エアリズム推奨 |
| 衣類 | 薄手の羽織り | ◎必須 | ○ | 冷房対策に必須 |
| 衣類 | 歩きやすいサンダル | ○推奨 | ○ | ビルケンシュトック等 |
| 日用品 | 日焼け止め | ◎必須 | ○ | アネッサ、ビオレUV推奨 |
| 日用品 | 虫よけスプレー | ○推奨 | ○ | フマキラー スキンベープ |
| 日用品 | 常備薬 | ◎必須 | △ | イブA錠、正露丸等 |
| 日用品 | 歯ブラシセット | ○推奨 | ○ | ホテルにアメニティなしの場合あり |
持ち物選びの3つのポイント
- 貴重品は分散して持つ:パスポートとクレジットカードは別々の場所に保管し、盗難・紛失リスクを分散させましょう
- 日本製の日用品を優先:日焼け止めや常備薬は日本製品の方が品質が高く、肌に合うものを持参するのが安心です
- 現地調達できるものは最小限に:衣類やコスメはシンガポールでも購入可能ですが、価格は日本より2〜3割高めです
絶対に忘れてはいけない必需品5選|これがないと入国できない
シンガポール旅行において、最も重要なのが「入国に必要な書類・手続き」です。
2025年現在、シンガポールへの入国には電子入国カード「SG Arrival Card」の事前申請が必須となっており、これを忘れると入国審査で大きなトラブルになる可能性があります。
ここでは、絶対に忘れてはいけない5つの必需品について、具体的な準備方法とともに解説していきます。
パスポート(残存6ヶ月以上)と電子入国カード「SG Arrival Card」
シンガポール入国において最も重要なのが、パスポートと電子入国カード「SG Arrival Card」の2点です。
シンガポール入国にはパスポートの残存有効期間が「入国日から6ヶ月以上」必要とされています。残存期間が不足していると、航空会社のチェックイン時点で搭乗を拒否される可能性がありますので、出発の2週間前には必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
SG Arrival Cardは、シンガポール入国管理局(ICA)が運営する電子入国カードシステムで、すべての外国人旅行者に提出が義務付けられています。
申請は到着日を含めて3日前から可能で、ICAの公式サイト(https://www.ica.gov.sg/enter-transit-depart/entering-singapore/sg-arrival-card)またはMyICAアプリから無料で行えます。申請時には、パスポート情報、フライト番号、滞在先ホテル名、健康申告などを入力する必要がありますので、事前に情報を整理しておくとスムーズです。
注意点として、公式サイト以外の「有料申請代行サイト」が多数存在しており、詐欺被害も報告されています。SG Arrival Cardの申請は完全無料ですので、金銭を要求されるサイトは絶対に利用しないでください。
航空券(eチケット)とホテル予約確認書
航空券とホテル予約確認書は、入国審査時に提示を求められることがある重要書類です。
eチケットの控えはスマートフォンに保存するだけでなく、印刷して持参することを強くおすすめいたします。スマートフォンのバッテリー切れや故障に備えて、紙の控えがあると安心です。
具体的な準備方法としては、航空会社から届くeチケット確認メールをPDF保存し、スマートフォンのオフラインでも閲覧できるアプリ(GoodReaderやAdobe Acrobatなど)に保存しておきましょう。ホテル予約確認書も同様に、Booking.comやExpediaなどの予約サイトからダウンロードした確認書をPDF保存しておくと便利です。
また、復路の航空券(帰国便)の提示を求められるケースもありますので、往復の航空券情報をまとめて印刷しておくことをおすすめいたします。
特に片道航空券で入国しようとする場合は、出国予定を証明する書類がないと入国を拒否される可能性がありますので、ご注意ください。
クレジットカード2枚以上|おすすめは「三井住友カード(NL)」「楽天カード」
シンガポールは世界有数のキャッシュレス先進国であり、クレジットカードは旅行中の必須アイテムです。
シンガポールではほぼすべての店舗でクレジットカード決済が可能で、現金よりもカード決済の方が主流となっています。
おすすめのクレジットカードとしては、「三井住友カード(NL)」と「楽天カード」の2枚持ちが最強の組み合わせです。
三井住友カード(NL)は年会費無料でありながらVisaタッチ決済に対応しており、シンガポールのMRT(地下鉄)やバスでもタッチ決済で乗車可能です。
楽天カードはMastercard ブランドを選択することで、Visaが使えない店舗でもバックアップとして機能します。
また、クレジットカードには海外旅行保険が付帯しているものを選ぶと、万が一の際の医療費や盗難被害をカバーできます。「エポスカード」は年会費無料でありながら最大500万円の海外旅行保険が自動付帯しており、シンガポール旅行には特におすすめです。
クレジットカードは最低2枚、できれば異なる国際ブランド(Visa+Mastercard)で持参し、別々の場所に保管しておくと盗難・紛失時のリスクを軽減できます。
海外旅行保険|「損保ジャパン」「エポスカード付帯保険」で補償内容を比較
海外旅行保険は、シンガポール旅行において軽視されがちですが、万が一の医療費や盗難被害に備えるためには必須のアイテムです。海外での医療費は日本と比べて非常に高額で、シンガポールでは盲腸の手術だけでも100万円以上かかるケースがあります。
保険の選び方としては、大きく分けて「クレジットカード付帯保険」と「任意加入の海外旅行保険」の2種類があります。クレジットカード付帯保険は追加費用なしで利用できるメリットがありますが、補償額が低めであったり、利用条件(カードで旅行代金を支払うことが条件など)があったりする点に注意が必要です。
より手厚い補償を求める方には、「損保ジャパン」や「東京海上日動」の海外旅行保険がおすすめです。
損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!】」は、インターネットで簡単に申し込みができ、3〜4日間のシンガポール旅行であれば2,000〜3,000円程度で加入できます。治療費用は無制限、携行品損害は30万円まで補償されるプランを選ぶと、安心して旅行を楽しめます。
常備薬・処方薬(英文処方箋)|「イブA錠」「ビオフェルミン」は必須
シンガポール旅行において、意外と見落としがちなのが常備薬の準備です。特に日本製の医薬品はシンガポールでは入手困難なものが多いため、事前に準備しておくことが重要です。
おすすめの常備薬セットとしては、以下のアイテムを持参することをおすすめいたします。
- 解熱鎮痛剤:イブA錠、ロキソニンS(頭痛・発熱時に)
- 整腸剤:ビオフェルミンS(食あたり・下痢に)
- 胃腸薬:正露丸、ガスター10(胃もたれ・胃痛に)
- 風邪薬:パブロンゴールドA(風邪の初期症状に)
- 酔い止め:アネロン(移動中の乗り物酔いに)
- 絆創膏:バンドエイド(靴擦れ・小さな傷に)
持病があり処方薬を服用している方は、必ず英文の処方箋(医師の診断書)を持参してください。
シンガポールでは医薬品の持ち込みに関する規制があり、処方箋なしで大量の医薬品を持ち込むと、税関でトラブルになる可能性があります。英文処方箋はかかりつけ医に依頼すれば発行してもらえますので、出発の2週間前には準備しておきましょう。
シンガポールの気候に合った衣類・服装|具体的アイテムで解説
シンガポールは赤道直下に位置する熱帯性気候の国で、年間を通じて高温多湿な環境が続きます。
平均気温は26〜32℃、湿度は70〜90%と、日本の真夏以上の暑さと湿気を感じることになります。
一方で、ショッピングモールやレストラン、MRT(地下鉄)車内は冷房が効きすぎているため、寒暖差対策も必要です。ここでは、シンガポールの気候に最適な衣類を具体的な商品名とともにご紹介いたします。
基本の服装|「ユニクロ エアリズム」「無印良品 リネンシャツ」で暑さ対策
シンガポールでの基本的な服装は、「通気性」と「速乾性」を重視して選ぶことが大切です。軽くて涼しい素材の服装が快適な滞在のポイントとなります。
具体的なおすすめアイテムとしては、「ユニクロ エアリズムコットンクルーネックT」が最強の選択です。
エアリズム素材は汗を素早く吸収・発散してくれるため、高温多湿なシンガポールでもサラサラの着心地をキープできます。価格も1,500円前後と手頃で、複数枚持参しても荷物になりません。
トップスの他には、「無印良品 フレンチリネン洗いざらしシャツ」もおすすめです。リネン素材は通気性に優れ、シワが味になるため、旅行中のアイロンがけも不要。清潔感があるので、少しきれいめなレストランにも対応できます。
ボトムスは、「ユニクロ ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ」や「無印良品 涼感UVカットワイドパンツ」がおすすめ。動きやすく、長時間の観光でも疲れにくい設計になっています。色は汗ジミが目立ちにくいネイビーやチャコールグレーを選ぶと、清潔感を保てます。
冷房対策の羽織り|「ユニクロ ポケッタブルパーカー」が最強
シンガポール旅行で多くの方が驚くのが、屋内の冷房の強さです。外は35℃近い暑さでも、ショッピングモールやMRT車内は20℃以下に設定されていることも珍しくありません。この寒暖差に対応するため、薄手の羽織りものは必須アイテムです。
最もおすすめなのが「ユニクロ ポケッタブルパーカー」です。軽量でコンパクトに折りたため、専用の収納袋に入れればバッグのポケットにも収まるサイズ感が魅力。撥水加工が施されているため、突然のスコール(熱帯特有の激しい通り雨)にも対応できます。価格は2,990円前後で、シンガポール旅行には必ず1着持参することをおすすめいたします。
代替品としては、「ユニクロ エアリズムUVカットカーディガン」や「無印良品 UVカット乾きやすいカーディガン」も優秀です。カーディガンタイプは着脱がしやすく、レストランでの食事時にもスマートに羽織れます。色は白やベージュなど明るい色を選ぶと、清潔感があり、どんな服装にも合わせやすくなります。
寺院・モスク用の服装|「膝下丈スカート」「カーディガン」は必携
シンガポールは多民族・多宗教国家であり、仏教寺院、ヒンドゥー寺院、イスラム教モスクなど、様々な宗教施設を観光する機会があります。これらの宗教施設では、肌の露出を控えた服装が求められますので、事前に対応できる服を準備しておきましょう。
具体的には、以下のドレスコードを意識した服装が必要です。
- 膝が隠れるボトムス:ロングパンツ、膝下丈スカート、マキシワンピース
- 肩が隠れるトップス:Tシャツ、カーディガン、薄手の羽織り
- 靴:脱ぎ履きしやすいサンダルやスリッポン(寺院では靴を脱ぐことが多い)
おすすめアイテムとしては、「GU イージーワイドパンツ」(膝下丈で動きやすい)や「ユニクロ レーヨンブラウス」(肩が隠れて涼しい)が使い勝手が良いです。女性の場合は、「ユニクロ マーセライズコットンAラインワンピース」を1着持参すると、観光にもレストランにも対応でき、寺院訪問時も問題ありません。
フォーマル用|「高級レストラン」「カジノ」向けの1着
シンガポールには、マリーナベイサンズやラッフルズホテルなど、ドレスコードのある高級レストランやバーが多数あります。
また、カジノ入場時にも「スマートカジュアル」以上の服装が求められますので、1着はフォーマルな服を持参しておくと安心です。
男性の場合は、「ユニクロ 感動ジャケット」+「ユニクロ 感動パンツ」のセットアップがおすすめ。軽量で持ち運びやすく、シワになりにくい素材なので、旅行にも最適です。インナーには「鎌倉シャツ」や「ユニクロ ファインクロスシャツ」など、襟付きシャツを合わせましょう。
女性の場合は、「ユニクロ ドレープワンピース」や「ZARA エレガントワンピース」など、1枚でコーディネートが完成するワンピースが便利です。アクセサリーを変えるだけで、カジュアルにもフォーマルにも対応できます。
靴は革靴やヒールのあるパンプスを1足持参しておくと、どんなシーンにも対応できます。
水着・ビーチサンダル|「マリーナベイサンズ」「セントーサ島」で必須
シンガポール旅行の目玉の一つが、マリーナベイサンズの屋上インフィニティプールや、セントーサ島のビーチリゾートです。これらのスポットを訪れる予定がある方は、水着とビーチサンダルを必ず持参しましょう。
水着は現地でも購入可能ですが、日本人の体型に合うサイズやデザインが見つかりにくいため、日本から持参することをおすすめいたします。
男性は「ユニクロ スイムアクティブショーツ」、女性は「ユニクロ ビキニ」や「GU スイムウェア」など、シンプルで着回しやすいデザインが旅行向きです。
ビーチサンダルは、「ハワイアナス」や「ビルケンシュトック」など、長時間歩いても疲れにくいものを選びましょう。
セントーサ島のユニバーサル・スタジオ・シンガポールでは、水に濡れるアトラクションもありますので、濡れても大丈夫なサンダルがあると便利です。
また、プール・ビーチでの日焼け対策として、「ラッシュガード」の持参もおすすめです。「ユニクロ UVカットスイムパーカー」は、紫外線カット機能があり、体型カバーにもなるため、特に女性に人気のアイテムです。
通信・電子機器|スマホ活用に必須のアイテム
シンガポール旅行では、スマートフォンが最も重要なツールの一つとなります。地図アプリでの道案内、配車アプリ「Grab」でのタクシー手配、飲食店の検索・予約など、スマホがなければ旅行の効率が大幅に下がってしまいます。
ここでは、スマホを快適に活用するために必要な電子機器について解説いたします。
変換プラグ(BFタイプ)|「カシムラ NTI-13」がおすすめ
シンガポールのコンセント形状は「BFタイプ」と呼ばれる3つ穴の形状で、日本のAタイプとは異なります。そのため、日本から持参した電化製品を使用するには、変換プラグが必須となります。
おすすめの変換プラグは「カシムラ NTI-13 海外用変換プラグ BFタイプ」です。価格は500円前後と安価でありながら、しっかりとした作りで信頼性が高く、Amazonや家電量販店で簡単に購入できます。
シンガポール専用のBFタイプを1つ購入するか、複数の国に対応したマルチ変換プラグ(例:カシムラ NTI-20)を購入しておくと、今後の海外旅行にも使い回せて便利です。
なお、変圧器については、シンガポールの電圧は230Vで日本の100Vより高いですが、最近のスマートフォン充電器やノートパソコンのACアダプターは「100-240V対応」となっているものがほとんどです。充電器に記載されている対応電圧を確認し、「100-240V」と書いてあれば変圧器は不要です。
ただし、ドライヤーやヘアアイロンなど、日本国内専用(100V only)の電化製品を使用する場合は、変圧器が必要になりますのでご注意ください。
eSIM|「Airalo」「Holafly」「trifa」の料金比較
シンガポールでスマートフォンを快適に使用するために、通信手段の確保は必須です。選択肢としては「eSIM」「物理SIMカード」「ポケットWi-Fi」の3つがありますが、近年は手軽さとコストパフォーマンスの良さから「eSIM」が最も人気となっています。
eSIMとは、物理的なSIMカードを挿入することなく、オンラインで通信プランを購入・設定できるデジタルSIMのことです。iPhone XS以降やGoogle Pixel 3a以降など、比較的新しいスマートフォンであれば対応しています。
主要なeSIMサービスの料金比較は以下の通りです(2025年12月現在、7日間プランの目安)。
| サービス名 | 料金 | データ容量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Airalo | 約1,500円 | 3GB | 世界200カ国以上対応、アプリが使いやすい |
| Holafly | 約2,500円 | 無制限 | データ無制限で動画視聴も快適 |
| trifa | 約1,800円 | 5GB | 日本企業運営、日本語サポート充実 |
おすすめは、日本語サポートが充実している「trifa」です。トラブル時に日本語で問い合わせできる安心感があり、初めてeSIMを使う方にも最適。データ容量5GBあれば、地図アプリやSNS、軽い動画視聴程度であれば1週間の旅行には十分です。
モバイルバッテリー|「Anker PowerCore 10000」は機内持ち込みOK
シンガポール観光中は、地図アプリや翻訳アプリ、Grabなどを頻繁に使用するため、スマートフォンのバッテリー消耗が激しくなります。モバイルバッテリーは必ず持参しておきましょう。
おすすめは「Anker PowerCore 10000」です。容量10,000mAhでiPhoneを約2〜3回フル充電でき、重さは約180gと軽量コンパクト。価格も3,000円前後と手頃で、Amazonベストセラーの人気商品です。
モバイルバッテリーは「機内持ち込みのみ」で、預け荷物に入れることは禁止されています。また、容量制限があり、160Wh(ワットアワー)以下のものが持ち込み可能です。
Anker PowerCore 10000は37Wh程度ですので、問題なく機内持ち込みできます。
念のため、モバイルバッテリーには容量表示のあるラベルが貼られているものを選び、保安検査時にスムーズに通過できるようにしておきましょう。
スマホ必須アプリ3選|「Grab」「Google Maps」「Currency」
シンガポール旅行を快適にするために、出発前に以下の3つのアプリをインストールしておくことを強くおすすめいたします。
1. Grab(グラブ)
シンガポールで最も利用されている配車アプリです。タクシーよりも安く、クレジットカード決済で現金不要、行き先を入力するだけで目的地まで連れて行ってもらえます。料金も事前に確定するため、ぼったくりの心配もありません。また、フードデリバリー機能「GrabFood」も便利で、ホテルへの出前注文にも使えます。
2. Google Maps(グーグルマップ)
言わずと知れた地図アプリですが、シンガポールでは電車(MRT)やバスの乗り換え案内も非常に正確です。オフラインマップをダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも道案内を受けられます。
3. Currency(通貨換算アプリ)
シンガポールドル(SGD)と日本円のレートをリアルタイムで確認できるアプリです。買い物やレストランでの支払い時に、「これ日本円でいくら?」とすぐに計算できて便利。おすすめは「Currency Converter Plus」や「XE Currency」です。
日用品・衛生グッズ|日本から持参すべきアイテム
シンガポールは清潔で近代的な都市国家であり、ほとんどの日用品は現地のコンビニやドラッグストアで購入可能です。しかし、日本製品の品質の高さや、肌に合うものを使いたいという観点から、特定のアイテムは日本から持参することをおすすめいたします。
ここでは、日本から持っていくべき日用品・衛生グッズについて、具体的な商品名とともにご紹介いたします。
スキンケア|「アネッサ日焼け止め」「ビオレUV」は日本製が安心
シンガポールは赤道直下に位置し、紫外線の強さは日本の2〜3倍とも言われています。日焼け止めは絶対に持参すべきアイテムの筆頭です。シンガポールでも日焼け止めは購入できますが、日本製品と比べてテクスチャーが重く、白浮きしやすいものが多いため、日本から持参することを強くおすすめいたします。
最もおすすめなのは「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク」です。SPF50+・PA++++の最高レベルの紫外線カット力がありながら、軽いつけ心地で白浮きしにくく、汗・水に強いウォータープルーフ処方。価格は2,500円前後ですが、シンガポールの強い日差しから肌を守るには最適な選択です。
コストを抑えたい方には「ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス」がおすすめ。1,000円以下で購入でき、みずみずしいテクスチャーで毎日使いにも最適です。顔用と体用を分けて2本持参するか、大容量タイプを1本持参すると安心です。
虫よけ・かゆみ止め|「ムヒアルファEX」「フマキラー スキンベープ」
シンガポールは熱帯気候のため、蚊が多く、デング熱などの感染症リスクもあります。虫よけスプレーと、万が一刺された時のかゆみ止めは必ず持参しましょう。
虫よけスプレーのおすすめは「フマキラー スキンベープ」シリーズです。「スキンベープ ミスト イカリジン」は、有効成分イカリジンを使用しており、赤ちゃんから使える低刺激タイプでありながら、蚊よけ効果は抜群。コンパクトなミストタイプなので、バッグに入れて持ち歩けます。
かゆみ止めは「ムヒアルファEX」が最強です。ステロイド成分配合で、蚊に刺された時の強いかゆみや腫れにも即効性があります。海外の虫は日本の虫よりも刺された時の反応が強く出ることがあるため、効き目の強い薬を持参しておくと安心です。
生理用品(女性向け)|日本製ナプキンは必ず持参
女性の方は、生理用品を日本から持参することを強くおすすめいたします。シンガポールでも生理用品は購入可能ですが、日本製品と比べて吸収力や肌触りの品質が劣るものが多く、価格も割高です。
おすすめは「ソフィ はだおもい」や「ロリエ しあわせ素肌」など、普段使い慣れている日本メーカーの製品を旅行日数+予備日分持参することです。特にシンガポールは高温多湿なため、肌への負担が少なく、通気性の良い製品を選ぶと快適に過ごせます。
タンポン派の方は、日本製の「ソフィ ソフトタンポン」や「ユニチャーム チャームナップ」を持参しましょう。シンガポールではタンポンの取り扱いが少なく、見つけにくい場合があります。
歯ブラシセット|シンガポールのホテルはアメニティなしが多い
シンガポールのホテルでは、環境配慮の観点から、歯ブラシ・歯磨き粉などのアメニティが客室に用意されていないケースが増えています。特に中級クラスのホテルやビジネスホテルでは、フロントでリクエストしなければ提供されないことも多いため、歯ブラシセットは持参することをおすすめいたします。
おすすめは「ライオン クリニカ トラベルセット」や「サンスター GUM トラベルセット」など、コンパクトにまとまったトラベル用セットです。歯ブラシ・歯磨き粉・ケースが一体になっており、持ち運びに便利。価格も300〜500円程度で、コンビニでも購入できます。
また、シンガポールでは歯ブラシのヘッドサイズが日本製より大きいものが主流のため、日本の小さめヘッドに慣れている方は、使い勝手が悪く感じることがあります。普段使い慣れた歯ブラシを持参する方が、旅行中も快適に過ごせます。
常備薬セット|「ロキソニン」「正露丸」「パブロン」
先ほどの必需品セクションでも触れましたが、常備薬は日本から持参すべき最重要アイテムの一つです。
ここでは、より詳細なおすすめ商品をご紹介いたします。
解熱鎮痛剤
- 「ロキソニンS」:即効性があり、頭痛・生理痛・発熱に効果的
- 「イブA錠」:ロキソニンより胃への負担が少なく、女性に人気
胃腸薬
- 「正露丸」:食あたり・下痢の定番薬。海外の食事が合わない時に
- 「ガスター10」:胃酸過多・胃もたれに。辛い料理を食べた後に
風邪薬
- 「パブロンゴールドA」:総合風邪薬の定番。発熱・咳・鼻水に
- 「ルルアタックEX」:喉の痛みに特化した処方
整腸剤
- 「ビオフェルミンS」:腸内環境を整える。予防的に服用しても◎
- 「新ビオフェルミンS」:プラス処方で下痢・便秘両方に対応
これらの常備薬は、100円ショップで購入できる小さなポーチにまとめ、すぐに取り出せる場所に保管しておくと便利です。機内持ち込み荷物に入れておけば、フライト中の体調不良にも対応できます。
【グループ別】持ち物追加リスト|一人旅・カップル・家族・友人グループ
シンガポール旅行の持ち物は、旅行するメンバー構成によっても変わってきます。一人旅ならセキュリティ重視、家族旅行なら子ども用品、友人グループならシェアアイテムの調整など、グループの特性に合わせた準備が必要です。
ここでは、グループ別の追加持ち物リストを詳しくご紹介いたします。
一人旅(ソロトラベル)|セキュリティポーチ・南京錠は必須
一人旅でシンガポールを訪れる方は、セキュリティ対策を特に意識した持ち物準備が重要です。シンガポールは世界でもトップクラスの治安の良さを誇りますが、観光客を狙ったスリや置き引きのリスクはゼロではありません。
一人旅の追加持ち物リスト
- セキュリティポーチ(服の下に装着するタイプ):パスポート・現金・クレジットカードを分散保管
- TSAロック対応の南京錠:スーツケースの施錠用。ドミトリー宿泊時のロッカー施錠にも
- 首掛けストラップ付きスマホケース:スマホの落下・盗難防止に
- ドアストッパー:ホテルの部屋のセキュリティ強化に(100均で購入可能)
- モバイルバッテリー(大容量):一人での行動中、充電切れは致命的
おすすめのセキュリティポーチは「パックセーフ Coversafe X75」です。ウエスト部分に装着するタイプで、Tシャツの下に隠せばまず気づかれません。RFIDブロッキング機能付きで、スキミング被害も防げます。
また、一人旅では「自撮り棒」や「三脚付きスマホスタンド」があると、写真撮影が楽になります。「Ulanzi MT-08 ミニ三脚」は、手のひらサイズでありながら安定感があり、自撮りにも風景撮影にも使えて便利です。
カップル旅行|共有できるアイテムで荷物削減
カップルでシンガポール旅行をする場合、二人で共有できるアイテムを整理することで、荷物を大幅に削減できます。事前に「誰が何を持っていくか」を話し合っておくと、同じものを2つ持ってきてしまう無駄を防げます。
カップル旅行で共有できるアイテム
- 変換プラグ:2〜3口の延長タップ付きを1つ持参すれば、二人分の充電に対応
- モバイルバッテリー:大容量(20,000mAh以上)を1つシェア
- 日焼け止め:大容量タイプを1本
- 虫よけスプレー:1本あれば二人で使える
- ガイドブック:1冊で十分(電子書籍ならスマホでシェア可能)
カップル旅行の追加持ち物リスト
- おそろいのTシャツやサンダル:旅行の思い出に、お揃いコーデ用アイテム
- 防水スマホケース:マリーナベイサンズのプールやセントーサ島で二人の写真撮影に
- 予備のクレジットカード(相手名義):万が一の盗難・紛失時のバックアップ
また、カップル旅行ではロマンチックなディナーの機会も多いため、少しきれいめの服装を1セットずつ持参しておくと、素敵な思い出を作れます。
家族旅行(子連れ)|ベビーカー・おむつ・離乳食の現地調達可否
子連れでシンガポール旅行をする場合、子どもの年齢に応じた持ち物準備が必要です。
乳幼児(0〜2歳)連れの追加持ち物リスト
- 抱っこ紐:必須。ベビーカーが使えない場所も多い
- おむつ:現地でも購入可能だが、日本製(パンパース、メリーズ)がおすすめ。1日8枚×日数+予備
- おしりふき:日本製が肌に優しく安心。大容量パックを持参
- 離乳食:レトルトパウチタイプを日数分。現地調達は難しい
- 哺乳瓶・消毒用品:液体ミルク(明治ほほえみらくらくミルク)も便利
- ベビーカー用レインカバー:スコール対策に必須
- 子ども用日焼け止め:「ピジョン UVベビーミルク」がおすすめ
幼児(3〜6歳)連れの追加持ち物リスト
- お気に入りのおもちゃ・絵本:飛行機内や待ち時間の暇つぶしに
- 子ども用ヘッドフォン:機内エンタメ視聴用に
- 着替え(多め):汗っかきの子どもは1日2〜3回着替えることも
- おやつ:慣れ親しんだ日本のお菓子(ボーロ、たまごボーロなど)
- 迷子札:ホテル名・親の連絡先を記載した札をカバンに付けておく
シンガポールの観光施設(シンガポール動物園、USS、マリーナベイサンズなど)はベビーカーでの移動も比較的スムーズですが、MRT(地下鉄)の階段やエスカレーター、ホーカーセンター(屋台街)などはベビーカーでの移動が困難な場所もあります。抱っこ紐は必ず持参し、状況に応じて使い分けましょう。
友人グループ(3人以上)|シェアアイテムリストで効率化
友人グループでシンガポール旅行をする場合、事前に「シェアアイテムリスト」を作成し、誰が何を持っていくかを分担しておくと、荷物を大幅に削減できます。
友人グループで分担するシェアアイテム
| アイテム | 個数 | 担当者 |
|---|---|---|
| 変換プラグ | 2〜3個(延長タップ付き推奨) | Aさん |
| モバイルバッテリー | 人数の半分程度 | Bさん |
| 日焼け止め | 大容量2本 | Cさん |
| 虫よけスプレー | 1〜2本 | Dさん |
| ガイドブック | 1〜2冊 | Eさん |
| 救急セット(絆創膏・常備薬) | 1セット | Aさん |
友人グループ旅行の追加持ち物リスト
- カードゲーム・UNO:ホテルでの夜のお楽しみに
- 自撮り棒・三脚:グループ写真撮影に必須
- エコバッグ(複数):お土産の持ち運びに
- Bluetoothスピーカー:ホテルの部屋で音楽を楽しむ(小型・防水タイプ推奨)
また、友人グループ旅行では、Grabの「GrabShare」機能を使うと、大人数でもお得にタクシー移動できます。6人乗りの「GrabCar 6-Seater」もありますので、大人数での移動も安心です。
女子旅|コスメ・ヘアアイロンの持ち込みルール
女子旅でシンガポールを訪れる場合、コスメやヘアケア用品の持ち物準備が重要です。特に機内持ち込みの液体物制限と、電化製品の電圧問題には注意が必要です。
女子旅の追加持ち物リスト
- 化粧ポーチ:普段使いのコスメを厳選して持参
- メイク落とし・洗顔料:100ml以下の容器に詰め替え(機内持ち込み用)
- 化粧水・乳液:旅行用ミニサイズ or トライアルセットが便利
- ヘアアイロン:海外対応(100-240V)のものを選ぶ
- ヘアオイル・トリートメント:高温多湿でパサつきがちな髪のケアに
- あぶらとり紙:湿気で顔がテカりやすいため必須
- 制汗シート:汗対策に「ビオレ さらさらパウダーシート」がおすすめ
ヘアアイロンの選び方と注意点
ヘアアイロンを持参する場合は、必ず「海外対応(100-240V)」の製品を選びましょう。日本国内専用(100V)のヘアアイロンをシンガポールで使用すると、故障や火災の原因になります。
おすすめは「サロニア ストレートアイロン(海外対応)」や「パナソニック ストレートアイロン ナノケア(海外対応)」です。これらは100-240V対応で、変圧器なしでシンガポールでも使用可能。コンパクトで持ち運びやすく、旅行にも最適です。
また、コテ(カールアイロン)を持参する場合も同様に海外対応製品を選びましょう。「クレイツ 海外対応カールアイロン」は、プロも使用する高品質な製品で、旅行中も美しいカールが作れます。
機内持ち込み・預け荷物の注意点|液体物100ml制限と禁止品
シンガポール旅行では、飛行機の機内持ち込み・預け荷物のルールをしっかり把握しておくことが重要です。特に液体物の持ち込み制限やモバイルバッテリーの取り扱いは、知らないと空港で没収されてしまう可能性があります。ここでは、機内持ち込みと預け荷物の注意点について詳しく解説いたします。
液体物の100ml制限と対策|「無印良品 詰め替えボトル」活用法
国際線の機内持ち込み手荷物には、液体物の制限があります。化粧水、乳液、日焼け止め、歯磨き粉、ヘアワックスなど、液体・ジェル状のものは100ml以下の容器に入れ、容量1L以下の透明プラスチック袋(ジッパー付き)にまとめて入れる必要があります。
液体物持ち込みの基本ルール
- 1容器あたり100ml(100g)以下
- 透明プラスチック袋は縦横の合計が40cm以内(約20cm×20cm)
- 1人1袋まで
- 保安検査時に袋を取り出して提示
この制限に対応するために、「無印良品 PET詰替ボトル」シリーズが非常に便利です。50ml、100mlのサイズがあり、化粧水や乳液を詰め替えて持ち運べます。また、「無印良品 携帯用アルミチューブ」は日焼け止めやハンドクリームの詰め替えに最適。これらを「無印良品 TPU小分けケース」にまとめれば、保安検査もスムーズです。
なお、100ml以上の液体物は預け荷物に入れましょう。シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどの大容量ボトルは、スーツケースに入れて預けることで問題なく持ち込めます。
モバイルバッテリーは機内持ち込みのみ|160Wh以下が条件
モバイルバッテリーは航空法の規制により、預け荷物に入れることが禁止されています。必ず機内持ち込み手荷物に入れて持ち運びましょう。
モバイルバッテリーの持ち込み条件
- 100Wh以下:個数制限なく機内持ち込み可能
- 100Wh超〜160Wh以下:航空会社の承認が必要(事前申請)
- 160Wh超:持ち込み禁止
容量の計算方法は「Wh = mAh × V ÷ 1000」です。例えば、10,000mAh・3.7Vのモバイルバッテリーは「10,000 × 3.7 ÷ 1000 = 37Wh」となり、問題なく持ち込み可能です。
一般的なモバイルバッテリーであれば、ほとんどが100Wh以下ですので心配いりませんが、大容量タイプ(27,000mAh以上など)を持参する場合は、事前に容量を確認しておきましょう。また、容量表示のないモバイルバッテリーは保安検査で没収される可能性がありますので、必ず容量が明記されている製品を使用してください。
預け荷物の重量制限|LCC「Scoot」「Jetstar」は特に注意
シンガポール行きのフライトでは、航空会社によって預け荷物の重量制限が異なります。特にLCC(格安航空会社)は制限が厳しく、超過料金も高額なため、事前に確認しておくことが重要です。
主要航空会社の預け荷物制限(エコノミークラス・目安)
| 航空会社 | 無料預け荷物 | 超過料金(目安) |
|---|---|---|
| JAL | 23kg×2個 | 6,000円/1kg |
| ANA | 23kg×2個 | 6,000円/1kg |
| シンガポール航空 | 25kg×2個 | 約8,000円/1kg |
| Scoot(スクート) | なし(有料オプション) | 20kg/約5,000円〜 |
| Jetstar(ジェットスター) | なし(有料オプション) | 20kg/約4,000円〜 |
LCC利用時は、預け荷物がオプション料金となるため、事前に荷物のオプションを購入しておくことをおすすめいたします。空港カウンターで当日申し込むと割高になりますので、航空券予約時または出発前にオンラインで申し込んでおきましょう。
また、機内持ち込み手荷物のサイズ・重量制限もLCCは厳しく、Scootは7kg以内、Jetstarは7kg以内(+3kgまでオプション)となっています。
制限を超えると追加料金が発生しますので、出発前に必ず荷物の重量を計測しておきましょう。家庭用の「ラゲッジスケール」(荷物用はかり)があると便利です。
要注意!シンガポールに持ち込めないもの|罰金最大100万円
シンガポールは「Fine City(罰金の街)」と呼ばれるほど、法律や規制が厳しい国として知られています。日本では普通に持ち歩いているものでも、シンガポールでは持ち込み禁止や高額な罰金の対象になることがあります。
知らなかったでは済まされない、シンガポールの持ち込み規制について詳しく解説いたします。
ガム(チューインガム)は持ち込み禁止|医療用を除く
シンガポールの法律として最も有名なのが、「チューインガムの持ち込み禁止」です。
チューインガムの製造・販売・輸入は法律で禁止されており、旅行者が持ち込むことも違法となります。
この法律は1992年に施行されたもので、地下鉄(MRT)のドアにガムが挟まって運行に支障が出たことや、公共の場にガムを捨てる行為が社会問題になったことが背景にあります。
違反した場合の罰金は、初犯で最大10,000シンガポールドル(約100万円)、悪質な場合はさらに高額な罰金が科される可能性があります。
例外として許可されているガム
- 歯科医療用ガム(虫歯予防用)
- ニコチン入りガム(禁煙用)
これらの医療目的のガムは、薬局で処方箋を提示して購入する形でのみ許可されています。旅行者が「医療用だから大丈夫」と思って日本から持ち込むことは禁止されていますので、ご注意ください。
眠気覚ましやエチケットには、ガムではなく「ミントタブレット」(ミンティア、フリスクなど)を持参しましょう。これらはガムではないため、問題なく持ち込み・使用できます。
タバコ・電子タバコ|1箱でも税金申告が必要
シンガポールへのタバコ持ち込みは、日本とは全く異なるルールが適用されます。
シンガポールでは「1本から課税対象」となり、免税枠がありません。
紙巻きタバコの持ち込みルール
- タバコを持ち込む場合、税関で必ず申告が必要(「レッドチャンネル」に進む)
- 1本あたり約0.5シンガポールドル(約50円)の税金を支払う
- 税金を支払った証明書(レシート)は滞在中携帯必須
- 申告せずに持ち込んだ場合、最大5,000シンガポールドル(約55万円)の罰金
さらに重要な注意点として、日本で販売されているタバコはシンガポールへの持ち込みが原則禁止されています。シンガポール政府が指定する「標準包装」(ブランドロゴなし、政府の警告写真入り、ダークブラウンのパッケージ)の要件を満たさないためです。
電子タバコ・加熱式タバコは全面禁止
電子タバコ(VAPE)、加熱式タバコ(IQOS、glo、Ploomなど)は、シンガポールでは輸入・販売・所持・使用がすべて禁止されています。2025年9月からは罰則がさらに強化され、以下の厳しい処罰が科されます。
- 1回目の違反:最大700シンガポールドル(約8万円)の罰金、電子タバコの没収
- 2回目の違反:3ヶ月のリハビリテーションプログラムへの参加
- 3回目以降:最大2,000シンガポールドル(約22万円)の罰金
- 外国人の複数回違反:シンガポールへの将来的な入国禁止
空港の保安検査場で発見された場合も警察への通報対象となりますので、電子タバコ・加熱式タバコは絶対に持ち込まないでください。トランジット(乗り継ぎ)でシンガポールを経由するだけの場合も、空港内は「シンガポール国内」とみなされるため、同様に禁止です。
食品・お菓子の持ち込み制限|「カップ麺」「おにぎり」は大丈夫?
シンガポールへの食品持ち込みについては、シンガポール食品庁(SFA)の規定により、一部制限があります。ただし、旅行者が個人で消費する少量の食品については、基本的に問題なく持ち込めます。
持ち込み可能な食品(個人消費量)
- カップ麺、インスタント麺:OK
- おにぎり、お弁当:OK(消費期限内のもの)
- お菓子、チョコレート:OK
- レトルト食品:OK
- 調味料(小容量):OK
持ち込み禁止・制限のある食品
- 生肉、生の魚介類(寿司のネタなど):禁止
- 生卵:禁止
- 生乳、未殺菌乳製品:禁止
- 果物(一部):マンゴー、パパイヤなどは制限あり
結論として、日本からシンガポールへの旅行で「カップ麺」「おにぎり」「日本のお菓子」などを持ち込むことは問題ありません。ホテルの部屋で日本の味が恋しくなった時のために、カップ麺やカップスープを持参しておくと安心です。ただし、大量に持ち込むと「商業目的」とみなされる可能性がありますので、あくまで個人消費量(数個程度)にとどめておきましょう。
よくある質問|シンガポール旅行の持ち物Q&A
シンガポール旅行の準備でよくある疑問について、Q&A形式でお答えいたします。出発前の最終確認にご活用ください。
Q1. 現金はいくら持っていくべき?おすすめの両替方法は?
A: 3〜4日間の旅行なら、現金は3〜5万円程度で十分です。
シンガポールは世界有数のキャッシュレス先進国であり、ほとんどの店舗でクレジットカード決済が可能です。ホーカーセンター(屋台街)でもQRコード決済やカード決済に対応している店舗が増えており、現金がなくても困る場面は少なくなっています。
現金が必要になるのは、ホーカーセンターの一部店舗や、チップを渡す場面(高級レストラン・スパなど)、お土産屋さんの小規模店舗などです。これらに備えて、シンガポールドル(SGD)で200〜300ドル程度(日本円で3〜5万円相当)を持参しておけば安心です。
両替方法としては、以下の選択肢があります。
- 日本国内の空港で両替:レートは悪めだが、安心・簡単
- シンガポール・チャンギ空港で両替:レートは平均的
- シンガポール市内の両替所:ムスタファセンター周辺がレート良好
- クレジットカードの海外キャッシング:ATMで現地通貨を引き出し。レートが良く、手数料も比較的安い
おすすめは「少額を日本で両替+現地ATMでキャッシング」の組み合わせです。
日本で2〜3万円分だけ両替しておき、足りなくなったらシンガポールのATMでクレジットカードの海外キャッシング機能を使って引き出すと、レートも良く、両替所を探す手間も省けます。
Q2. 変換プラグと変圧器、両方必要?
A: 変換プラグは必須、変圧器はほとんどの場合不要です。
シンガポールのコンセントは「BFタイプ」(3つ穴の形状)で、日本の「Aタイプ」とは異なります。そのため、変換プラグは必ず持参しましょう。
一方、変圧器については、最近の電子機器(スマートフォン充電器、ノートパソコンのACアダプター、デジタルカメラの充電器など)のほとんどが「100-240V対応」となっており、変圧器なしでそのまま使用できます。お持ちの充電器に記載されている「INPUT」の欄を確認し、「100-240V」と書いてあれば変圧器は不要です。
ただし、以下のような日本国内専用(100V)の電化製品を使用する場合は、変圧器が必要です。
- 日本国内専用のヘアドライヤー
- 日本国内専用のヘアアイロン
- 電気シェーバー(一部)
- 電気ケトル(日本仕様)
これらの製品を使用したい場合は、変圧器を持参するか、海外対応製品を新たに購入することをおすすめいたします。ヘアドライヤーについては、ほとんどのホテルで備え付けがありますので、持参しなくても問題ありません。
Q3. 日本の薬はシンガポールで買える?
A: 一部の薬は購入可能ですが、日本製の薬は入手困難です。
シンガポールでは、ドラッグストア(Guardian、Watsonなど)やコンビニで、風邪薬、頭痛薬、胃腸薬などの一般医薬品を購入できます。ただし、日本製の薬(イブ、ロキソニン、正露丸など)は基本的に販売されておらず、入手は困難です。
シンガポールで購入できる薬は、欧米系や現地ブランドが中心で、成分や効き目が日本の薬と異なる場合があります。また、薬のパッケージが英語表記のため、どの薬を選べばよいか分かりにくいというデメリットもあります。
旅行中の体調不良に備えて、普段使い慣れた日本の常備薬を持参することを強くおすすめいたします。特に、持病がある方や、特定の薬にアレルギーがある方は、日本から必要な薬を持参し、英文の処方箋も用意しておくと安心です。
Q4. 何泊何日がおすすめ?日数別の持ち物量は?
A: 初めてのシンガポールなら3泊4日〜4泊5日がおすすめ。日数に応じて持ち物量を調整しましょう。
シンガポールは国土が小さいため、主要な観光スポットを回るには3〜4日あれば十分です。
マリーナベイサンズ、マーライオン公園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、セントーサ島、チャイナタウン、リトルインディアなど、主要スポットを効率よく回れます。
日数別の持ち物量の目安
| 日数 | スーツケースサイズ | 衣類の枚数 |
|---|---|---|
| 2泊3日 | 機内持ち込みサイズ(35L以下)でもOK | トップス3枚、ボトムス2枚 |
| 3泊4日 | Sサイズ(40〜60L) | トップス4枚、ボトムス2〜3枚 |
| 4泊5日 | Sサイズ(40〜60L) | トップス5枚、ボトムス3枚 |
| 5泊6日以上 | Mサイズ(60〜80L) | トップス6枚以上、ボトムス3〜4枚 |
シンガポールのホテルにはランドリーサービスがあり、コインランドリーも市内各所にありますので、長期滞在の場合は現地で洗濯することを前提に、衣類を少なめにするのも一つの方法です。
また、シンガポールは物価が高めですが、ユニクロやH&M、ZARAなどのファストファッションブランドも充実しているため、現地調達も可能です。
Q5. 現地調達できるもの・日本から持参すべきものの見分け方は?
A: 「品質にこだわるもの」「肌に直接触れるもの」は日本から持参、それ以外は現地調達可能です。
シンガポールは先進国であり、ほとんどの日用品は現地で購入可能です。ただし、価格は日本より2〜3割高めで、日本製品の取り扱いは限られています。
以下の基準で、日本から持参するか現地調達するかを判断しましょう。
日本から持参すべきもの
- 常備薬(日本製の薬は現地で入手困難)
- スキンケア用品(肌に合うものを持参)
- 日焼け止め(日本製が高品質で安心)
- 生理用品(日本製が肌に優しく高品質)
- コンタクトレンズ・ケア用品(度数やブランドの問題)
- お気に入りのコスメ(現地で同じものが見つからない可能性)
現地調達可能なもの
- 衣類(ユニクロ、H&M、ZARAなど多数)
- サンダル・靴(ショッピングモールで購入可能)
- シャンプー・コンディショナー(ホテルのアメニティでもOK)
- 歯ブラシ・歯磨き粉(コンビニで購入可能)
- ティッシュ・ウェットティッシュ(コンビニで購入可能)
- 飲料水・お菓子(コンビニ・スーパーで購入可能)
判断に迷った場合は、「これがないと旅行が台無しになるか?」を基準に考えましょう。薬や日焼け止めなど、体調や肌トラブルに直結するものは日本から持参し、なくても代替品で対応できるものは現地調達で問題ありません。
まとめ:シンガポール旅行の持ち物準備を完璧に
シンガポール旅行の持ち物準備について、必需品から便利グッズ、グループ別の追加アイテムまで詳しく解説してまいりました。最後に、この記事のポイントを整理いたします。
初めてのシンガポール旅行の方 → 必需品5選を最優先
- パスポート(残存6ヶ月以上)+SG Arrival Card
- クレジットカード2枚以上(Visa+Mastercard推奨)
- 海外旅行保険
- 変換プラグ(BFタイプ)
- 常備薬セット
リピーターの方 → 便利グッズで快適に
- eSIM(Airalo、trifa等)で通信を確保
- モバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)
- 冷房対策の羽織り(ユニクロ ポケッタブルパーカー)
- 日本製日焼け止め(アネッサ、ビオレUV)
シンガポール旅行準備の3つのポイント
- 出発2週間前にリストを作成:この記事のチェックリストを活用し、必要なものを洗い出しましょう
- 現地調達できるものは最小限に:荷物を減らして身軽に旅行。価格は日本より高めですが、ほとんどのものは現地で購入可能です
- 持ち込み禁止品に要注意:ガム、電子タバコ、加熱式タバコは絶対に持ち込まない。高額な罰金や入国禁止のリスクがあります
シンガポールは治安が良く、インフラも整った旅行しやすい国です。
しっかりと準備を整えて、素敵な旅行をお楽しみください!




