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エポスカードと楽天カード海外旅行を徹底比較!保険・手数料・還元率で選ぶ最強の使い分け術

「海外旅行にはエポスカードと楽天カード、どっちを持っていけばいいの?」

「年会費無料のカードで海外旅行保険は本当に大丈夫?」

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、エポスカードと楽天カードは「2枚持ち」で使い分けるのが最強の選択肢です。2025年3月の楽天カード海外事務手数料改悪により、両カードの使い分けがこれまで以上に重要になっています。

本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。

この記事のポイント
  • エポスカードと楽天カードの基本スペック・海外旅行保険の違い
  • 2025年の楽天カード海外事務手数料改悪の影響と対策
  • 海外キャッシングでお得に現地通貨を調達する方法
  • 2枚持ちで保険を合算し、補償を最大化する活用術
無料で持てる海外旅行保険。エポスカードで、病気・ケガや盗難に備えよう
エポスカードの券面

エポスカード

年会費永年無料・保険料0円。対象の旅行代金をエポスカードで支払うと、海外での病気・ケガや持ち物の盗難に備えられます。

渡航先への航空券や、空港へ向かう電車・バスなどの料金をエポスカードで支払うと、会員本人の海外旅行傷害保険が適用されます。旅行用の支払いカードと、治療費・盗難への備えを一緒に用意できます。

  • 病気の治療費は270万円、ケガは200万円まで。
    病気は1疾病、ケガは1事故ごとの上限です。
    旅先で受診したときの費用に備えられ、海外から保険の窓口にも相談できます。
  • iPhoneなどのスマホや、財布本体の盗難も補償対象です。
    携行品損害は1旅行・保険期間中20万円まで、1品10万円まで(1事故につき自己負担3,000円)。
    補償額は時価額をもとに決まります。
    紛失・置き忘れ、現金・クレジットカードは対象外です。
  • 現金が必要なときは、海外ATMで現地通貨を用意できます。
    Visa・PLUS対応ATMで、キャッシングのご利用可能額の範囲内で借りられます。
    キャッシング枠の設定と、カード・暗証番号が必要です。
    借入れなので、利息(実質年率18.0%)とATM手数料(1万円以下110円、1万円超220円/件・税込)がかかります。

保険は対象の支払いが必要な「利用付帯」で、個人手配のホテル代だけでは適用されません。補償されるのはカード会員本人で、カードを持たない同行家族は対象外です。カード発行日の翌日以降に出発する旅行が対象となり、補償期間は支払うタイミングにより異なります(最長90日間・旅行期間中)。詳しい適用条件は、下の公式案内で確認できます。

海外旅行傷害保険の適用条件・補償内容
スマホ・財布の盗難補償(公式FAQ)
海外キャッシングの使い方・利息・ATM手数料

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの券面

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

出張や旅行の準備と、経費の支払いをまとめて考えたい方へ。

初年度の年会費は無料。次年度以降は33,000円(税込)です。旅行時の補償やラウンジなど、年会費に見合う特典を使えるか確認して選びましょう。

  • 海外旅行傷害保険が付帯します。対象の旅行代金を支払う「利用付帯」です。
  • プライオリティ・パスへの登録で、対象の空港ラウンジを利用できます。
  • 個人事業主や会社員の方も申込対象です。発行には所定の審査があります。

保険の適用条件や補償対象、プライオリティ・パスの登録方法・対象施設は公式案内をご確認ください。追加カード会員は海外旅行傷害保険の補償対象ではありません。

海外旅行傷害保険の適用条件・補償内容(PDF)

【結論】海外旅行でエポスカードと楽天カードはこう使い分ける!比較一覧表

海外旅行においてエポスカードと楽天カードのどちらが優れているかは、「何を重視するか」によって答えが変わってきます。まずは両カードの主要スペックを一覧で比較してみましょう。

エポスカード公式サイトと楽天カード公式サイトの情報をもとに、2025年12月時点の最新情報をまとめています。

比較項目エポスカード楽天カード
エポスカード楽天カード
公式サイト公式サイト公式サイト
年会費永年無料永年無料
基本還元率0.5%1.0%
国際ブランドVISAのみVISA/Mastercard/JCB/AMEX
海外事務手数料1.63%3.63%(2025年3月〜)
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円最高2,000万円
傷害治療費用最高200万円最高200万円
疾病治療費用最高270万円最高200万円
携行品損害最高20万円なし
賠償責任最高3,000万円最高3,000万円
救援者費用最高100万円最高200万円
保険の適用条件利用付帯利用付帯
海外キャッシング繰り上げ返済ネットで即日可能電話のみ・手続き煩雑
ゴールドへのアップグレードインビテーションで年会費永年無料年会費2,200円〜

※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。

この比較表を見ると、それぞれのカードに明確な強みがあることがお分かりいただけるでしょう。エポスカードは海外事務手数料の安さと海外旅行保険の補償内容で優れており、楽天カードはポイント還元率の高さと国際ブランドの選択肢の多さで勝っています。

使い分けの結論:「楽天で事前予約・エポスで現地決済」が新常識

2025年の楽天カード改悪を踏まえた、最強の使い分け術は以下の通りです。

出発前(日本国内での準備)

  • 楽天トラベルでホテル・ツアー予約 → 楽天カードで決済(ポイント最大30倍)
  • 航空券の購入 → 楽天カードで決済(海外旅行保険の利用付帯条件を満たす)

現地(海外での利用)

  • ショッピング・食事 → エポスカードで決済(手数料1.63%で2%の差額を節約)
  • 現金調達 → エポスカードで海外キャッシング(繰り上げ返済で利息ほぼゼロ)

保険の活用

  • 両カードの海外旅行保険を併用 → 傷害・疾病治療費用を合算して最大補償を確保

この使い分けを実践することで、ポイント還元と手数料節約の両方を最大化しながら、手厚い海外旅行保険も確保できます。それでは、各項目について詳しく解説していきましょう。

【基本スペック比較】エポスカードと楽天カードの年会費・還元率・国際ブランド

海外旅行でクレジットカードを活用するにあたり、まずは基本スペックをしっかり把握しておくことが大切です。年会費、ポイント還元率、選べる国際ブランドなど、日常使いにも影響する重要な要素を比較していきます。

エポスカードは年会費永年無料・基本還元率0.5%・VISAのみ対応

エポスカードは、株式会社丸井グループの一員である株式会社エポスカードが発行するクレジットカードです。2006年からサービスが開始され、特に海外旅行保険の充実度で高い評価を受けています。

基本スペックとして、年会費は永年無料で、入会金も一切かかりません。ポイント還元率は基本0.5%で、200円(税込)の利用につき1エポスポイントが貯まる仕組みになっています。貯まったポイントは1ポイント=1円としてマルイでの買い物やAmazonギフト券への交換などに利用できます。

※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。

国際ブランドはVISAのみの対応となっていますが、VISAは世界シェアNo.1の国際ブランドであり、海外のほとんどの国・地域で問題なく利用できます。Visa公式サイトによると、世界200以上の国と地域で利用可能とされており、海外旅行での使い勝手に不安を感じる必要はないでしょう。

エポスカードの大きな特徴として、マルイの店舗で即日発行が可能な点も挙げられます。急な海外出張や旅行が決まった際にも、すぐにカードを手に入れられるのは心強いポイントではないでしょうか。

楽天カードは年会費永年無料・基本還元率1.0%・VISA/Mastercard/JCB/AMEXから選択可能

楽天カード

楽天カードは、楽天グループが発行する年会費永年無料のクレジットカードで、16年連続顧客満足度No.1を獲得している人気カードです。基本還元率1.0%という高い水準が最大の魅力で、100円(税込)につき1楽天ポイントが貯まります。

さらに、楽天市場での買い物ではポイント還元率が最大17.5倍にアップするなど、楽天経済圏を活用する方にとっては非常にお得なカードといえます。楽天トラベルでの旅行予約でもポイントアップの特典があり、海外旅行の事前準備で大きなメリットを発揮します。

国際ブランドはVISA、Mastercard、JCB、American Expressの4種類から選択可能です。海外旅行の渡航先に合わせてブランドを選べるのは大きなメリットでしょう。また、楽天カードは2枚持ちが可能で、異なる国際ブランドのカードを2枚発行することもできます。

申し込みから発行までは通常1週間程度かかりますが、オンラインで簡単に手続きができます。入会キャンペーンで5,000〜10,000ポイントがもらえることも多く、新規発行のタイミングを狙うとさらにお得です。

ポイント還元率の差が海外旅行で与える影響とは

エポスカードの基本還元率0.5%と楽天カードの1.0%、この0.5%の差は海外旅行でどの程度の影響があるのでしょうか。具体的な数字で見てみましょう。

仮に海外旅行で10万円分のカード決済をした場合、楽天カードなら1,000ポイント(1,000円相当)、エポスカードなら500ポイント(500円相当)が還元されます。差額は500円です。

※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。

ただし、ここで重要なのが海外事務手数料の存在です。2025年3月から楽天カードの海外事務手数料は3.63%に改悪されました。一方、エポスカードは1.63%のまま据え置きです。

同じ10万円の海外決済の場合、手数料は以下のようになります。

  • 楽天カード:3,630円
  • エポスカード:1,630円
  • 差額:2,000円

つまり、ポイント還元で500円得しても、手数料で2,000円多く払うことになり、楽天カードで海外決済すると実質1,500円の損になるのです。この事実を知らずに「ポイントが貯まるから」と楽天カードで海外決済を続けていると、旅行のたびに損をしてしまいます。

だからこそ、事前の国内決済は楽天カード、現地の海外決済はエポスカードという使い分けが2025年の新常識となっているのです。

【海外旅行保険】補償内容と適用条件を徹底比較

海外旅行で最も心配なのが、病気やケガ、盗難などのトラブルではないでしょうか。万が一の際に頼りになるのが、クレジットカードに付帯する海外旅行保険です。エポスカードと楽天カード、それぞれの補償内容を詳しく比較していきます。

エポスカードは傷害治療270万円・疾病治療200万円の手厚い補償

エポスカード

エポスカード公式サイトによると、エポスカードには年会費無料とは思えないほど充実した海外旅行保険が付帯しています。

エポスカードの海外旅行保険補償内容は以下の通りです。

補償項目補償金額
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用最高200万円(1事故あたり)
疾病治療費用最高270万円(1疾病あたり)
賠償責任最高3,000万円(1事故あたり)
救援者費用最高100万円
携行品損害最高20万円(免責3,000円)

特に注目すべきは疾病治療費用が最高270万円という点です。これは年会費無料のクレジットカードとしてはトップクラスの補償額であり、海外での急な病気にも安心して対応できます。また、携行品損害の補償が付いているのも大きなメリットです。スマートフォンやカメラ、スーツケースなどが盗難・破損した場合に最高20万円まで補償されます。

さらに、エポスカードには24時間日本語対応の「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」があり、旅行中のトラブル時も安心です。現地で病院を探してくれたり、キャッシュレス診療の手配をしてくれたりと、緊急時のサポート体制も充実しています。

楽天カードは傷害・疾病治療各200万円で標準的な補償

楽天カード

楽天カード公式サイトによると、楽天カードの海外旅行保険は以下のような補償内容となっています。

補償項目補償金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用最高200万円(1事故あたり)
疾病治療費用最高200万円(1疾病あたり)
賠償責任最高3,000万円(1事故あたり)
救援者費用最高200万円
携行品損害なし

楽天カード(一般カード)の海外旅行保険は、傷害・疾病治療費用がそれぞれ最高200万円と標準的な水準です。救援者費用は200万円とエポスカードより高額ですが、携行品損害の補償がない点は大きなデメリットといえます。

2022年6月の改定で携行品損害の補償が廃止されており、スマートフォンやカメラなどの盗難・破損に対する補償を受けたい場合は、別のカードや保険でカバーする必要があります。

また、楽天カードには24時間年中無休の「海外アシスタンスサービス」があり、日本語で医療機関の紹介や通訳サービスなどのサポートを受けられます。

利用付帯の適用条件はエポスが有利|公共交通機関で自動適用

エポスカードも楽天カードも、海外旅行保険は「利用付帯」です。つまり、カードを持っているだけでは保険は適用されず、一定の条件を満たす必要があります。しかし、この適用条件に大きな違いがあります。

エポスカードの適用条件

  • 海外旅行ツアー代金をエポスカードで支払った場合
  • 公共交通機関(電車・バス・飛行機など)の乗車券をエポスカードで支払った場合
  • 出国前・出国後どちらの支払いでも適用

楽天カードの適用条件

  • 募集型企画旅行(パッケージツアー)の代金を楽天カードで支払った場合
  • 航空券のみの購入は対象外
  • 出国前の支払いのみ有効(出国後の支払いは対象外)

この違いは非常に重要です。エポスカードは出国後に現地で公共交通機関の料金をカード払いしても保険が適用されます。例えば、空港から市内へ向かう電車の切符をエポスカードで買えば、その時点から保険が有効になるのです。金額の制限もないため、数百円の支払いでも条件を満たせます。

一方、楽天カードは出国前にパッケージツアーの代金を支払う必要があり、航空券だけの購入では保険が適用されません。また、出国後の支払いでは条件を満たせないため、事前の手続きを忘れると保険が使えなくなってしまいます。

この適用条件の違いから、保険の使いやすさではエポスカードが圧倒的に有利といえるでしょう。

家族の補償はどうなる?家族カード・ファミリー特約の違い

家族で海外旅行に行く場合、気になるのが家族の補償です。エポスカードと楽天カード、それぞれの家族補償について確認しておきましょう。

エポスカードの家族補償
エポスカードには家族特約がありません。そのため、本会員以外の家族を補償対象にするには、以下の方法が必要です。

  • 家族もそれぞれエポスカードを発行する
  • 旅行代金を本会員がまとめて支払い、同行する家族会員も保険対象とする(家族がエポスカード会員である場合のみ)

楽天カードの家族補償
楽天カードも同様に家族特約はありません。家族カード(年会費無料)を発行している場合、家族カード会員も保険の対象となります。ただし、18歳未満の子どもは家族カードを発行できないため、小さなお子さんは保険の対象外となってしまいます。

いずれのカードも、18歳未満の子どもへの補償を得るには、家族特約のある別のクレジットカードを用意するか、保険会社の海外旅行保険に別途加入する必要があります。

【2025年改悪】海外事務手数料の比較|楽天カードは3.63%に大幅値上げ

2025年の海外旅行において、最も注意すべき変更点が楽天カードの海外事務手数料改悪です。この改悪により、海外でのカード利用方法を見直す必要が出てきました。

エポスカードの海外事務手数料は1.63%で据え置き

エポスカードの海外事務手数料は1.63%(税込)で、2025年12月現在も変更されていません。これは日本のクレジットカードの中でも比較的低い水準であり、海外でのショッピングに適したカードといえます。

例えば、海外で1,000ドル(約15万円)の買い物をした場合、海外事務手数料は約2,445円となります。この手数料は為替レートに上乗せされる形で請求されるため、明細上は気づきにくい部分ですが、確実にコストとして発生しています。

エポスカードは国際ブランドがVISAのみですが、VISAの為替レートは一般的に有利とされており、手数料1.63%と合わせて海外決済のコストを抑えやすいカードです。

楽天カードは2025年から3.63%に改悪|10万円決済で2,000円の差

楽天カード公式サイトによると、2025年3月1日から楽天カードの海外事務手数料が大幅に引き上げられました。

  • 改定前:2.20%(税込)
  • 改定後:3.63%(税込)

この改定はVISA、Mastercard、JCB、American Expressの全ブランド共通で適用されます。約1.43ポイントの引き上げは、海外でカードを頻繁に使う方にとって大きな負担増となります。

具体的な金額で見てみましょう。海外で10万円分のカード決済をした場合、

カード海外事務手数料手数料額
エポスカード1.63%1,630円
楽天カード3.63%3,630円
差額2.00%2,000円

10万円の決済で2,000円、20万円なら4,000円、30万円なら6,000円の差が生じます。ヨーロッパ旅行などで50万円程度カード決済する場合、手数料だけで1万円の差になってしまうのです。

楽天カードのポイント還元率1.0%を考慮しても、海外事務手数料3.63%との差し引きで実質2.63%のコスト増となり、海外での現地決済には不向きなカードになってしまいました。

手数料を最小化するためのカード使い分け術

2025年の改悪を踏まえた、手数料を最小化するための具体的な使い分け術を紹介します。

ステップ1:出発前の準備(楽天カードを活用)

  • 楽天トラベルでホテル予約 → ポイント最大30倍
  • パッケージツアーの支払い → 海外旅行保険の利用付帯条件を満たす
  • 楽天市場で旅行グッズ購入 → ポイント還元でお得に準備

国内での決済は海外事務手数料がかからないため、楽天カードの高還元率をフル活用できます。

ステップ2:現地での決済(エポスカードを活用)

  • レストラン・カフェでの食事
  • ショッピング・お土産購入
  • ホテルのインシデンタル(追加料金)
  • 交通機関のチケット購入

現地での決済はすべてエポスカードに切り替えることで、手数料を1.63%に抑えられます。

ステップ3:現金が必要な場面(エポスカードで海外キャッシング)

  • チップの支払い
  • 現金のみ対応の店舗
  • 少額の買い物

海外キャッシングについては次の章で詳しく解説しますが、エポスカードなら繰り上げ返済で利息をほぼゼロにできます。

【海外キャッシング】現地ATMでの現金調達はエポスカードが圧倒的有利

海外旅行では、どうしても現金が必要になる場面があります。チップ文化のある国や、カード決済に対応していない小さな店舗での買い物など、現地通貨の調達方法は事前に知っておきたいポイントです。

エポスカードはネットで即日繰り上げ返済可能|利息ほぼゼロに

エポスカードの海外キャッシングは、エポスNetを使ってオンラインで即日繰り上げ返済ができる点が最大の強みです。

通常、海外キャッシングを利用すると、利用日から返済日までの期間に応じて利息(年率18.0%程度)が発生します。しかし、エポスカードならスマートフォンやパソコンから簡単に繰り上げ返済の手続きができ、翌日〜数日以内に口座振替で返済することが可能です。

例えば、3万円を海外キャッシングで借りた場合、

  • 通常返済(約1ヶ月後):利息約450円
  • 繰り上げ返済(5日後):利息約75円

このように、繰り上げ返済を活用することで利息を最小限に抑えられます。さらに、返済手続きがオンラインで完結するため、旅行中でもWi-Fi環境があればすぐに対応できる手軽さも魅力です。

海外での両替は手数料が3〜10%程度かかることも珍しくありません。エポスカードの海外キャッシング+繰り上げ返済を活用すれば、実質1%程度のコストで現地通貨を調達できる計算になり、両替所を利用するよりもはるかにお得です。

楽天カードの海外キャッシングはセキュリティブロックに注意

楽天カードでも海外キャッシングは可能ですが、いくつかの注意点があります。

注意点1:セキュリティブロックがかかることがある
楽天カードは海外での不正利用を防ぐため、海外キャッシングや海外ショッピングでセキュリティブロックがかかることがあります。突然カードが使えなくなると、旅行中は非常に困ってしまいます。海外旅行の前に楽天カードコンタクトセンターに連絡し、海外利用の解除手続きをしておくことをおすすめします。

注意点2:繰り上げ返済は電話のみ
エポスカードと異なり、楽天カードの海外キャッシング繰り上げ返済は電話でのみ受付となっています。コンタクトセンターに電話して手続きを依頼する必要があり、海外からだと国際電話料金がかかります。また、手続きに時間がかかることもあり、エポスカードほど手軽には利用できません。

注意点3:ATM利用手数料が発生
楽天カードの海外キャッシングでは、1万円以下で110円、1万円超で220円のATM利用手数料がかかります。少額の引き出しを繰り返すと手数料がかさむため、まとまった金額を一度に引き出す方が効率的です。

実際にかかる利息シミュレーション|3万円を5日間借りた場合

海外キャッシングでかかる利息を具体的にシミュレーションしてみましょう。3万円を海外キャッシングで借り、5日後に繰り上げ返済した場合を計算します。

エポスカードの場合

  • 借入額:30,000円
  • 金利:年率18.0%
  • 借入期間:5日間
  • 利息:30,000円 × 18.0% × 5日 ÷ 365日 = 約74円
  • ATM利用手数料:0円(VISAの海外ATMは無料)
  • 合計コスト:約74円(実質0.25%)

楽天カードの場合

  • 借入額:30,000円
  • 金利:年率18.0%
  • 借入期間:30日間(繰り上げ返済が難しいため通常返済)
  • 利息:30,000円 × 18.0% × 30日 ÷ 365日 = 約444円
  • ATM利用手数料:220円
  • 合計コスト:約664円(実質2.2%)

このように、エポスカードの海外キャッシング+繰り上げ返済は、現地通貨を調達する方法として最もコストパフォーマンスに優れた手段といえます。両替所の手数料(3〜10%)と比較しても圧倒的にお得です。

【ゴールドカードへのアップグレード】長期的なメリットを比較

年会費無料のカードでも十分な機能がありますが、海外旅行をより快適にするならゴールドカードへのアップグレードも検討の価値があります。エポスカードと楽天カード、それぞれのゴールドカードの特徴を比較してみましょう。

エポスゴールドカードはインビテーションで年会費永年無料に

エポスカードの最大の魅力は、ゴールドカードへ無料でアップグレードできる可能性があることです。

エポスカードを一定期間利用していると、エポス側から「インビテーション(招待)」が届くことがあります。このインビテーションを受けてゴールドカードにアップグレードすると、年会費が永年無料になるのです。

通常、エポスゴールドカードに直接申し込むと年会費5,000円(税込)がかかりますが、インビテーション経由なら無料で持ち続けられます。インビテーションの条件は公開されていませんが、年間50万円程度の利用があると届きやすいといわれています。

エポスゴールドカードの主な特典は以下の通りです。

  • 海外旅行保険の傷害死亡・後遺障害が最高5,000万円にアップ
  • 携行品損害が最高50万円にアップ
  • 国内主要空港のラウンジが無料で利用可能
  • ボーナスポイント制度(年間50万円以上の利用で2,500ポイント、100万円以上で10,000ポイント)

海外旅行保険の補償内容が大幅に充実するため、海外旅行好きの方にはぜひ目指していただきたいカードです。

楽天ゴールドカードは年会費2,200円・プレミアムカードは11,000円

楽天カードのアップグレード先としては、楽天ゴールドカード(年会費2,200円)と楽天プレミアムカード(年会費11,000円)があります。

楽天ゴールドカード(年会費2,200円)

  • 海外旅行保険は楽天カード(一般)と同等
  • 国内空港ラウンジが年2回まで無料
  • 楽天市場でのポイント還元率は変わらず

正直なところ、楽天ゴールドカードは海外旅行においてはあまりメリットがありません。海外旅行保険の補償内容が一般カードと変わらないため、年会費2,200円を払う価値は薄いといえます。

楽天プレミアムカード(年会費11,000円)

  • 海外旅行保険が自動付帯+利用付帯のハイブリッド
  • 傷害死亡・後遺障害が最高5,000万円(自動付帯4,000万円+利用付帯1,000万円)
  • 傷害・疾病治療費用が最高300万円
  • 携行品損害が最高50万円
  • プライオリティ・パスが無料発行(年5回まで利用可能)
  • 国内空港ラウンジが無料で利用可能

楽天プレミアムカードは海外旅行保険が充実しており、プライオリティ・パスも付帯します。ただし、2025年の改悪でプライオリティ・パスの利用回数が年5回までに制限されました。頻繁に海外に行く方には物足りなくなっています。

ゴールドカードの海外旅行保険は自動付帯になる?補償内容の違い

ゴールドカードへアップグレードした際の海外旅行保険の変化を比較します。

項目エポスゴールド楽天ゴールド楽天プレミアム
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
年会費5,000円(インビテーションで無料)2,200円11,000円
保険の付帯条件利用付帯利用付帯自動付帯+利用付帯
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円最高2,000万円最高5,000万円
傷害治療費用最高300万円最高200万円最高300万円
疾病治療費用最高300万円最高200万円最高300万円
携行品損害最高50万円なし最高50万円

エポスゴールドカードは利用付帯のままですが、補償内容は大幅に充実します。一方、楽天プレミアムカードは自動付帯(一部)になるため、うっかり利用付帯の条件を満たし忘れても基本的な補償は受けられます。

ただし、年会費の差を考慮するとエポスゴールドカード(インビテーション経由で無料)が圧倒的にコスパが良いといえます。楽天プレミアムカードは年会費11,000円を毎年払い続ける必要があるため、プライオリティ・パスを頻繁に使わない限りは割高感があります。

【優待・特典比較】海外旅行で役立つサービスの違い

海外旅行保険以外にも、エポスカードと楽天カードにはさまざまな優待・特典が付帯しています。海外旅行で実際に役立つサービスを比較してみましょう。

エポスカードは海外サポートデスク・緊急カード発行に対応

エポスカードには、海外旅行をサポートする以下のサービスが用意されています。

エポスカード海外旅行保険事故受付センター
24時間年中無休で日本語対応しており、旅行中の病気やケガ、盗難などのトラブル時にサポートを受けられます。現地の病院を探してくれたり、キャッシュレス診療の手配をしてくれたりと、いざという時に心強い存在です。

緊急カード発行サービス
海外でカードを紛失・盗難した場合、緊急カードを発行してもらえます。カードがないと支払いや現金引き出しができなくなるため、このサービスは非常に重要です。

エポトクプラザの優待
全国10,000店舗以上で割引や優待が受けられる「エポトクプラザ」は、国内だけでなく一部海外の店舗やサービスでも利用可能です。

また、エポスカードはVISAブランドのため、Visa公式サイトが提供する海外優待も受けられます。

楽天カードは楽天トラベルでポイント最大30倍の旅行予約特典

楽天カードの最大の強みは、楽天グループのサービスとの連携によるポイント還元です。

楽天トラベルでのポイントアップ
楽天トラベルで海外ホテルやツアーを予約し、楽天カードで決済すると、ポイント還元率が大幅にアップします。SPU(スーパーポイントアッププログラム)やキャンペーンを組み合わせると、最大30倍以上のポイント還元も狙えます。

例えば、10万円のツアーを予約した場合、通常なら1,000ポイント(1%)のところ、キャンペーン時には3,000〜10,000ポイント以上が還元されることもあります。

楽天市場での旅行準備
スーツケースや変換プラグ、旅行グッズなどを楽天市場で購入すれば、こちらもポイントアップの対象になります。旅行の準備段階から楽天経済圏を活用することで、お得にポイントを貯められます。

海外アシスタンスサービス
楽天カードにも24時間年中無休の海外アシスタンスサービスがあり、日本語で医療機関の紹介や通訳サービスなどのサポートを受けられます。

空港ラウンジ利用は両カードともゴールド以上が必要

空港ラウンジの利用は、エポスカード・楽天カードともにゴールドカード以上で可能になります。

エポスゴールドカード
国内主要空港(羽田、成田、関西、中部など)のラウンジが無料で利用可能です。利用回数に制限はありません。

楽天ゴールドカード
国内主要空港のラウンジが年2回まで無料で利用可能です。それ以上利用したい場合は、別途料金がかかります。

楽天プレミアムカード
国内主要空港のラウンジが無料で利用可能(回数制限なし)。さらに、プライオリティ・パスが無料発行され、世界1,300カ所以上の空港VIPラウンジを利用できます(年5回まで)。

年会費無料のカードでは空港ラウンジは利用できませんが、一般カードとゴールドカードの2枚持ちという選択肢もあります。

【よくある質問】エポスカードと楽天カードの海外旅行に関する疑問8選

海外旅行でエポスカードと楽天カードを活用する際に、よく寄せられる質問にお答えします。

Q1. エポスと楽天の海外旅行保険は併用(合算)できる?

A: はい、傷害死亡・後遺障害以外の項目は合算できます。

複数のクレジットカードに付帯する海外旅行保険は、以下のルールで適用されます。

  • 傷害死亡・後遺障害:各カードの補償額のうち、最も高い金額が上限
  • 傷害治療・疾病治療・賠償責任・携行品損害・救援者費用:各カードの補償額を合算

つまり、エポスカードと楽天カードの2枚持ちなら、傷害治療費用は200万円+200万円=最大400万円、疾病治療費用は270万円+200万円=最大470万円の補償を受けられる可能性があります。

ただし、実際の損害額を超えて保険金を受け取ることはできません。あくまで上限が上がるという意味です。

Q2. 2枚持ちする場合のベストな使い分け方法は?

A: 楽天カードは事前準備、エポスカードは現地決済に使い分けましょう。

具体的な使い分けは以下の通りです。

場面使うカード理由
楽天トラベルでホテル予約楽天カードポイント最大30倍
パッケージツアー代金楽天カードポイント還元&保険の利用付帯条件クリア
出発前の空港で電車代エポスカード保険の利用付帯条件クリア
現地でのショッピングエポスカード手数料1.63%で節約
現地での食事エポスカード手数料1.63%で節約
現金調達(海外キャッシング)エポスカード繰り上げ返済で利息ほぼゼロ

Q3. 海外でJCBは使いにくい?国際ブランドの選び方は?

A: 地域によって使いやすさが異なります。

VISAとMastercardは世界中でほぼ問題なく使えますが、JCBは日本人観光客が多いアジア圏やハワイでは使いやすいものの、ヨーロッパや南米などでは加盟店が少ない傾向にあります。

海外旅行用カードを選ぶなら、メインはVISAかMastercardがおすすめです。エポスカードはVISAのみ、楽天カードは4ブランドから選択可能なので、楽天カードを2枚発行してVISAとMastercardを持っておくと、より安心です。

Q4. 海外旅行保険はクレジットカード付帯だけで十分?

A: 短期の観光旅行なら十分なケースが多いですが、渡航先によっては追加の保険加入をおすすめします。

エポスカードと楽天カードの2枚持ちで傷害・疾病治療費用を合算すれば、最大400万円以上の補償が得られます。韓国、台湾、東南アジアなど医療費が比較的安い地域への短期旅行であれば、これで十分なことがほとんどです。

ただし、アメリカやヨーロッパなど医療費が高額な地域では注意が必要です。アメリカでは盲腸の手術だけで300万円以上かかることもあり、カード付帯の保険では不足する可能性があります。そのような地域に行く場合は、保険会社の海外旅行保険への追加加入を検討しましょう。

Q5. 学生でも両カードは作れる?審査の通りやすさは?

A: はい、18歳以上であれば学生でも申し込み可能です。

エポスカード、楽天カードともに18歳以上(高校生を除く)であれば申し込みができます。両カードとも審査は比較的通りやすいといわれており、クレジットカード初心者や学生にもおすすめです。

特にエポスカードは、マルイ店舗で即日発行ができるため、急な海外旅行や留学が決まった学生にも対応しやすいカードです。学生の方には、海外旅行保険が充実しているエポスカードを1枚目として発行し、その後楽天カードを追加で発行する流れがおすすめです。

Q6. 海外でカードが使えなくなった場合の対処法は?

A: まずはカード会社に連絡し、状況を確認しましょう。

海外でカードが使えなくなる原因として、以下が考えられます。

  1. セキュリティブロック:不正利用防止のため、一時的に利用が停止されている
  2. 磁気不良・ICチップの故障:物理的な問題
  3. 利用限度額の超過:限度額を超えた利用があった
  4. カードの有効期限切れ:出発前の確認漏れ

楽天カードは海外利用でセキュリティブロックがかかりやすいといわれているため、出発前に楽天カードコンタクトセンターに連絡し、海外での利用を事前に伝えておくことをおすすめします。

Q7. タッチ決済は海外でも使える?

A: はい、VISAタッチやMastercardコンタクトレス対応カードなら海外でも使えます。

エポスカード、楽天カードともにVISAタッチ(Visaのタッチ決済)やMastercardコンタクトレスに対応しています。ヨーロッパやアジアの多くの国では、タッチ決済が普及しており、端末にかざすだけで支払いが完了します。

タッチ決済はスキミング被害のリスクを減らせるメリットもあるため、積極的に活用しましょう。

Q8. 帰国後でも保険金請求はできる?

A: はい、帰国後でも保険金請求は可能です。

エポスカード、楽天カードともに、帰国後の保険金請求に対応しています。ただし、請求には以下の書類が必要になるため、現地で必ず入手しておきましょう。

  • 医師の診断書(治療費請求の場合)
  • 治療費の領収書
  • 事故証明書(盗難・事故の場合)
  • 警察届出証明書(盗難の場合)

保険金の請求期限は事故発生から30日以内が一般的ですので、帰国後は早めに手続きを行いましょう。

まとめ:海外旅行でエポスカードと楽天カードを最大活用する3つのポイント

ここまでエポスカードと楽天カードを徹底比較してきました。最後に、海外旅行で両カードを最大限活用するための3つのポイントをまとめます。

ポイント1:事前準備は楽天カードでポイント還元を最大化

楽天トラベルでのホテル・ツアー予約、楽天市場での旅行グッズ購入など、国内での事前準備には楽天カードを活用しましょう。ポイント還元率が高く、SPUやキャンペーンを組み合わせれば、旅行費用の10%以上がポイントで還元されることもあります。

また、パッケージツアーの代金を楽天カードで支払うことで、海外旅行保険の利用付帯条件も満たせます。

ポイント2:現地決済・キャッシングはエポスカードで手数料節約

2025年の楽天カード改悪により、海外での現地決済はエポスカード一択になりました。海外事務手数料1.63%と3.63%の差は、10万円の決済で2,000円にもなります。

現金調達も、エポスカードの海外キャッシング+繰り上げ返済が最もお得です。両替所の手数料(3〜10%)と比較して、実質0.3%程度のコストで現地通貨を入手できます。

ポイント3:2枚持ちで海外旅行保険を合算し、補償を最大化

エポスカードと楽天カードを両方持っていくことで、傷害・疾病治療費用の補償を合算できます。

  • 傷害治療費用:200万円+200万円=最大400万円
  • 疾病治療費用:270万円+200万円=最大470万円

さらに、エポスカードには携行品損害(最高20万円)の補償があるため、スマートフォンやカメラの盗難・破損にも対応できます。


最後に

海外旅行を安心して楽しむためには、クレジットカードの選択と使い分けが非常に重要です。2025年の楽天カード海外事務手数料改悪により、「なんとなく楽天カードを使う」という選択は損につながる時代になりました。

エポスカードと楽天カードの2枚持ちで、それぞれの強みを活かした使い分けを実践すれば、ポイント還元・手数料節約・保険の補償、すべてを最大化できます。

まだエポスカードをお持ちでない方は、ぜひこの機会に発行を検討してみてください。年会費永年無料で、マルイ店舗なら即日発行も可能です。

旅先で使うカードや現金をまとめて準備する場合は、海外旅行のクレジットカードと支払い準備から、目的別の記事を確認できます。