「海外旅行中にahamoの20GBを使い切ってしまったらどうなるの?」
「追加料金が発生するのか不安で仕方ない…」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ahamoの海外ローミングでデータ容量を超えても追加料金は発生せず、通信速度が最大1Mbpsに制限されるだけです。
ただし、2024年10月から基本データ量が20GBから30GBに増量されているため、以前より余裕を持って海外で利用できるようになっています。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- ahamoで海外データ容量を超えた場合に起こること(追加料金なし・速度制限の詳細)
- 20GB/30GB制限と15日制限の違いを完全整理
- 容量超過後にすぐ実践できる5つの具体的な対処法
- 海外eSIM「Airalo」「trifa」「Holafly」の活用方法
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【結論】ahamo海外で20GBを超えた場合の状況と対処法一覧
海外旅行中にahamoのデータ容量を使い切ってしまった場合、まず知っておいていただきたいのは「高額請求の心配は不要」ということです。データ容量超過後は追加料金なしで通信速度が制限されるだけですので、安心してご利用いただけます。
以下の表で、対処法と費用、通信速度を一覧でまとめましたので、まずはご自身の状況に合った対処法を確認してみてください。
| 対処法 | 費用 | 通信速度 | おすすめの方 |
|---|---|---|---|
| そのまま低速で利用 | 0円 | 最大1Mbps | LINE・マップ程度で十分な方 |
| ahamoでデータ追加購入 | 550円/1GB | 高速通信 | 数GB程度必要な方 |
| 海外eSIM「Airalo」を追加 | 約700円〜/1GB | 高速通信 | コスパ重視の方 |
| 海外eSIM「trifa」を追加 | 約590円〜/1GB | 高速通信 | 日本語サポート重視の方 |
| 海外eSIM「Holafly」を追加 | 約2,400円〜/無制限 | 高速通信 | データ無制限で使いたい方 |
| レンタルWi-Fi併用 | 約1,000円〜/日 | 高速通信 | 複数人で共有したい方 |
この表を参考に、以下の3つのポイントを押さえて対処法を選んでいただければと思います。
1つ目のポイントは、残りの滞在日数です。帰国まで数日であれば、低速通信でも十分乗り切れる場合が多いでしょう。
2つ目は、通信の用途です。LINEでのメッセージやGoogleマップ程度であれば1Mbpsでも問題なく利用できます。
3つ目は、費用対効果です。短期間で少量のデータが必要な場合はahamoの追加購入、長期間または大容量が必要な場合は海外eSIMの方がお得になることが多いです。
ahamoの20GB制限は「追加料金なし」で最大1Mbpsに速度制限
まず最も重要なポイントをお伝えします。ahamoでは国内外合計のデータ容量を超過した場合でも、追加料金は一切発生しません。通信速度が送受信時最大1Mbpsに制限されるだけですので、いわゆる「パケ死」のような高額請求を心配する必要はないのです。
ここで注意していただきたいのが、2024年10月1日からahamoの基本データ容量が20GBから30GBに増量されたという点です。つまり、「20GB超えたら」という心配をされている方の多くは、実際には30GBまで高速通信が可能になっています。
ただし、この30GBは国内と海外の合計ですので、出発前に国内で多くのデータを使用している場合は、海外で使えるデータ量が少なくなりますので、ご注意ください。
速度制限がかかった後の最大1Mbpsという通信速度は、決して快適とは言えませんが、LINEでのメッセージのやり取りやGoogleマップでの現在地確認、テキスト中心のウェブサイト閲覧程度であれば問題なく利用できます。
ただし、動画視聴やビデオ通話、大容量ファイルのダウンロードには適していませんので、これらの用途がある方は別途対策が必要です。
大盛りオプション加入者は30GBまで高速通信可能
「大盛りオプションに加入しているから100GBまで使えるはず」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、大盛りオプション(月額1,980円で+80GB)に加入している場合でも、海外で使えるデータ容量は30GBまでに制限されています。
具体的には、月間で使えるデータ量110GBのうち、海外での月間利用可能データ容量は30GBまでとなっています。海外で利用したデータ量が30GBを超えた場合、海外での通信速度が送受信時最大1Mbpsに制限されるのです。
ここで特に注意が必要なのは、大盛りオプション加入者がデータ容量超過後にデータを追加購入しても、当月末まで速度制限が解除されないという点です。
通常プランであればデータ追加購入で制限が解除されますが、大盛りオプション加入者は月末まで待つ必要がありますので、この点は事前に把握しておいていただきたいと思います。
20GB超過後にすぐできる4つの対処法の概要
データ容量を超過してしまった場合の対処法は、大きく分けて4つあります。まず1つ目は、そのまま低速通信で過ごす方法です。最大1Mbpsの速度でも、テキストメッセージやマップ確認程度であれば問題なく利用できますので、短期間の滞在であればこの選択肢も十分ありでしょう。
2つ目は、ahamoのデータ追加購入です。1GBあたり550円(税込)で購入でき、購入後すぐに高速通信に戻りますので、緊急時には最も手軽な対処法と言えます。ただし、大盛りオプション加入者は当月末まで制限が解除されない点にはご注意ください。
3つ目は、海外eSIMの追加購入です。Airaloやtrifa、Holaflyといったサービスを利用すれば、現地でも即座にeSIMを購入・設定でき、ahamoとは別回線で高速通信が可能になります。
4つ目は、現地のフリーWi-Fiを活用する方法です。ホテルやカフェ、ショッピングモールなどではフリーWi-Fiが提供されていることが多いので、これを併用することでデータ消費を抑えることができます。
ahamo海外ローミングの基本スペックと20GB制限の仕組み
ahamoの海外ローミングサービスについて、基本的な仕組みを理解しておくことで、データ容量超過時の対処もスムーズに行えるようになります。まずは、ahamoの海外ローミングがどのようなサービスなのか、詳しく見ていきましょう。
ahamoは月額2,970円(税込)で30GBのデータ通信と5分以内の国内通話かけ放題がセットになったプランです。そして、このプランには追加料金なしで海外91の国・地域でデータ通信が利用できる海外ローミングサービスが含まれています。多くの方が海外旅行先でそのまま利用できるのが大きな魅力です。
ahamoの海外ローミング対応91カ国・料金・基本スペック
ahamoの海外ローミングは、事前の申し込みや追加料金が不要で、対応端末であれば海外に到着後すぐにデータ通信を利用できます。対応している91の国・地域には、韓国、台湾、中国、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシアなどのアジア諸国はもちろん、アメリカ、ハワイ、グアム、オーストラリア、ヨーロッパ各国など、日本人に人気の観光地がほぼ網羅されています。
基本スペックをまとめると、月間データ容量は国内外合計で30GB(大盛りオプション加入時は110GBのうち海外では30GBまで)、テザリングも30GBまで無料で利用可能です。
データ容量超過後は最大1Mbpsに速度制限がかかりますが、データを追加購入することで速度制限を解除できます(大盛りオプション加入者を除く)。
ただし、音声通話とSMSについては別途料金が発生しますのでご注意ください。海外での発着信は国や地域によって料金が異なりますが、5分以内の無料通話は海外では適用されません。
また、海外での電話とSMSの月間利用額が5万円を超過した場合、当月末まで海外データ通信の利用も停止されてしまいますので、電話やSMSの使用は控えめにすることをおすすめします。
大盛りオプション加入者と未加入者の違い(20GB vs 30GB)
ahamoには、基本プラン(30GB/月額2,970円)と大盛りオプション(+80GB/月額1,980円)の2つのプランがあります。海外ローミングにおける両者の違いを正確に理解しておくことが、データ容量管理において非常に重要です。
まず、基本プラン(大盛りオプション未加入)の場合、月間30GBのデータ容量を国内と海外で共有して使用します。例えば、出発前に国内で10GB使用していた場合、海外で使える残りのデータ容量は20GBとなります。30GBを超過した場合は通信速度が最大1Mbpsに制限されますが、1GBあたり550円でデータを追加購入することで、すぐに高速通信に戻すことができます。
一方、大盛りオプション加入者の場合は少し複雑です。月間110GB(30GB+80GB)のデータ容量がありますが、海外で利用できるのはそのうち30GBまでという制限があります。つまり、国内で80GB使用していたとしても、海外では30GBまで高速通信が可能です。
ただし、海外で30GBを超過した場合は最大1Mbpsに制限され、この制限はデータを追加購入しても当月末まで解除されません。
この違いを表にまとめると以下のようになります。
| 項目 | 基本プラン | 大盛りオプション加入 |
|---|---|---|
| 月間データ容量 | 30GB | 110GB |
| 海外で使える容量 | 30GB(国内使用分を差し引いた残り) | 30GB(固定) |
| 超過後の速度 | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
| データ追加購入での解除 | 可能(550円/1GB) | 当月末まで不可 |
この違いを理解しておくことで、海外旅行前の準備や現地での対処がスムーズになりますので、ぜひ覚えておいていただければと思います。
20GBを超えた場合の通信制限の仕組み(送受信時最大1Mbps)
データ容量を超過した際にかかる「最大1Mbps」という速度制限について、具体的にどのような状態になるのかを詳しく解説します。
1Mbpsという通信速度は、かつての3G回線程度の速度に相当します。
実際の利用シーンで考えると、1Mbpsの速度では以下のようなことが可能です。LINEやWhatsAppなどのメッセージアプリは、テキストメッセージのやり取りは問題なく行えますが、画像や動画の送受信には時間がかかります。Googleマップなどの地図アプリは、現在地の確認やルート検索は可能ですが、地図の読み込みに多少の待ち時間が発生します。ウェブサイトの閲覧は、テキスト中心のサイトであれば問題なく、画像が多いサイトでは読み込みに時間がかかります。
一方で、1Mbpsでは困難なこともあります。YouTube等の動画サービスは、低画質であれば再生可能ですが、標準画質以上では途切れることが多くなります。Zoom等のビデオ通話は、音声のみであれば可能ですが、映像付きの通話は厳しい状況です。アプリのダウンロードやアップデートは、非常に時間がかかるため現実的ではありません。
この速度制限は、月が変わる翌月1日午前0時に自動的に解除されます。また、データを追加購入することで即座に解除することも可能です(大盛りオプション加入者を除く)。旅行の残り日数と必要な通信内容を考慮して、追加購入するかどうかを判断していただければと思います。
「15日制限」と「20GB制限」の違いを整理
ahamoの海外ローミングには、データ容量による制限(20GB/30GB制限)とは別に、「15日制限」という時間による制限もあります。この2つの制限は混同されやすいため、ここで明確に違いを整理しておきましょう。
15日制限とは「海外でデータ通信した日を起算日として15日経過後の日本時間午前0:00以降に、データ通信速度が送受信時最大128kbpsとなる」というものです。これは、データ容量の残りに関係なく、海外での利用期間が15日を超えると自動的に発動する制限です。
両者の違いを表にまとめると以下のようになります。
| 項目 | データ容量制限(30GB制限) | 15日制限 |
|---|---|---|
| 発動条件 | 国内外合計30GBを超過 | 海外利用開始から15日経過 |
| 制限後の速度 | 最大1Mbps | 最大128Kbps |
| データ追加購入での解除 | 可能(大盛り除く) | 不可 |
| 解除方法 | 翌月1日 or データ追加購入 | 日本に帰国してデータ通信を行う |
特に注意が必要なのは、15日制限は「データ量を追加購入しても解除されない」という点です。解除するには日本に帰国してデータ通信を行う必要がありますので、15日以上の長期滞在を予定している方は、海外eSIMやレンタルWi-Fiなどの代替手段を検討することをおすすめします。
また、128Kbpsという速度は1Mbpsとは比べものにならないほど遅く、テキストメッセージのやり取りすら困難になる場合があります。15日を超える長期滞在の場合は、事前に対策を講じておくことが非常に重要です。
20GBを超えたらすぐ実践!5つの具体的な対処法【固有名詞で解説】
データ容量を超過してしまった場合でも、適切な対処法を知っていれば慌てる必要はありません。ここでは、すぐに実践できる5つの具体的な対処法を、サービス名や手順を交えて詳しく解説していきます。
どの対処法が最適かは、残りの滞在日数、必要な通信量、予算によって異なりますので、ご自身の状況に合わせて選んでいただければと思います。
対処法①:ahamoアプリで1GB 550円のデータ追加購入
最も手軽で即効性のある対処法が、ahamoアプリからのデータ追加購入です。1GBあたり550円(税込)でデータを追加購入でき、購入後すぐに高速通信に戻ります。
購入手順は非常に簡単です。まず、ahamoアプリを開き、「ホーム」画面から「データ通信量」のセクションを確認します。次に「データを追加」または「データをチャージ」というボタンをタップし、購入するデータ量を選択します。
1GBから購入可能で、必要に応じて複数GB購入することもできます。最後に、支払い方法を確認して購入を完了させれば、即座にデータ容量が追加され、高速通信が復活します。
ただし、前述のとおり大盛りオプション加入者は、データを追加購入しても当月末まで速度制限が解除されませんので、この方法は基本プランの方にのみ有効です。
また、データ追加購入はあくまでahamoの回線を使用するため、15日制限がかかっている場合は、追加購入しても128Kbpsの制限は解除されません。
1GBあたり550円という価格は、海外eSIMと比較するとやや割高ですが、新たなアプリのインストールや設定が不要で、すぐに高速通信に戻れるという手軽さがメリットです。「あと1〜2GB程度あれば十分」という方には、この方法がおすすめです。
対処法②:海外eSIM「Airalo」「trifa」「Holafly」の即時購入
海外eSIMは、ahamoとは別回線でデータ通信を行えるサービスで、近年急速に普及しています。特にAiralo、trifa、Holaflyは日本人旅行者に人気があり、現地でも即座に購入・設定が可能です。
Airalo(エラロ)は、世界200以上の国・地域で利用できる海外eSIMの老舗サービスです。シンガポールの企業が運営しており、アジア地域を中心に非常にリーズナブルな価格設定が特徴です。例えば、韓国向けの1GB/7日間プランは約5ドル(約750円)から利用可能で、専用アプリからQRコードを読み取るだけで設定が完了します。
trifa(トリファ)は、日本企業が運営する純国産の海外eSIMサービスです。最大の特徴は24時間対応の日本語カスタマーサポートで、LINEから問い合わせができるため、トラブル発生時も安心です。料金は1GB/1日間プランが590円〜と、Airaloと比較するとやや高めですが、日本語での完全サポートを重視する方にはおすすめです。
Holafly(オラフライ)は、データ無制限プランに特化した海外eSIMサービスです。韓国やタイ、ヨーロッパなど多くの国でデータ無制限プランが利用でき、5日間プランで約2,400円〜となっています。データ容量を気にせず使いたい方や、動画視聴やテザリングを多用する方に特におすすめです。
海外eSIMのメリットは、ahamoとは別回線であるため15日制限の影響を受けないこと、そして大容量プランや無制限プランを選べることです。デメリットとしては、eSIM対応端末が必要であること、設定に多少の手間がかかることが挙げられます。
対処法③:現地SIMカードへの切り替え(韓国・台湾・ハワイなど主要国別)
物理SIMカードを使用している方や、eSIM非対応端末をお持ちの方には、現地SIMカードへの切り替えも有効な対処法です。各国の空港や主要観光地では、旅行者向けのプリペイドSIMカードが購入できます。
韓国では、仁川国際空港や金浦国際空港の到着ロビーにKT、SK Telecom、LG U+などのSIMカード販売カウンターがあります。1〜5日間のデータ無制限SIMカードが1,000〜3,000円程度で購入でき、その場でスタッフが設定まで行ってくれることが多いです。また、明洞やソウル駅周辺のコンビニエンスストアでも購入可能です。
台湾では、桃園国際空港や高雄国際空港の到着ロビーで、中華電信、台湾大哥大、遠傳電信などのSIMカードが購入できます。5日間のデータ無制限SIMが約1,500円程度と、アジアの中でも特にリーズナブルです。台北駅や西門町周辺の通信キャリアショップでも購入できます。
ハワイでは、ホノルル国際空港の到着ロビーやワイキキのABCストアなどで、T-MobileやAT&Tのプリペイドプランを購入できます。アメリカ本土向けのプランが使えるため、複数都市を周遊する方にも便利です。ただし、日本と比較すると割高で、1週間で3,000〜5,000円程度かかることが多いです。
現地SIMカードのメリットは、対応端末の制限がないこと、現地のキャリア回線を直接使えるため通信が安定していることです。デメリットとしては、SIMカードの差し替えが必要なこと、ahamoのSIMを抜くため一時的に電話番号での着信ができなくなることが挙げられます。
対処法④:レンタルWi-Fi「グローバルWiFi」「イモトのWiFi」の活用
海外レンタルWi-Fiは、複数人での旅行や、ノートPCなど複数端末を使用する方に特におすすめの対処法です。グローバルWiFiやイモトのWiFiは、日本で事前に申し込み、空港で受け取り・返却ができる手軽さが魅力です。
グローバルWiFiは、200以上の国・地域に対応した業界最大手のレンタルWi-Fiサービスです。1日あたりの料金は渡航先によって異なりますが、韓国や台湾などのアジア地域であれば、4G/LTE無制限プランが1日1,000〜1,500円程度で利用できます。羽田空港、成田空港、関西国際空港など主要空港にカウンターがあり、受け取り・返却も簡単です。
イモトのWiFiも、多くの国・地域に対応した人気のレンタルWi-Fiサービスです。料金体系はグローバルWiFiと同様で、4G/LTE無制限プランが1日1,000〜1,500円程度です。24時間対応のサポートセンターがあり、海外でトラブルが発生した際も安心です。
海外レンタルWi-Fiのメリットは、1台で複数人・複数端末が接続できること、大容量プランや無制限プランが充実していること、端末の設定変更が不要なことです。デメリットとしては、端末を持ち歩く必要があること、充電が必要なこと、1人旅には割高になることが挙げられます。
なお、現地で急にレンタルWi-Fiが必要になった場合、空港のカウンターで即日受け取りが可能なケースもあります。ただし、在庫状況によっては希望のプランが選べないこともありますので、可能であれば事前予約をおすすめします。
対処法⑤:現地フリーWi-Fiと低速モードでの運用
予算を抑えたい方や、滞在日数が残り少ない方には、現地のフリーWi-Fiを活用しながら低速モード(最大1Mbps)で乗り切るという方法もあります。近年は海外でもフリーWi-Fiが充実してきており、上手に活用することでデータ消費を大幅に抑えることができます。
ホテルでは、ほぼすべてのホテルでフリーWi-Fiが提供されています。部屋だけでなく、ロビーやレストランでも使えることが多いので、動画視聴やアプリのダウンロードはホテルで行うようにしましょう。また、Airbnbなどの民泊施設でもWi-Fiが完備されていることがほとんどです。
カフェやレストランでも、スターバックス、マクドナルド、サブウェイなどの大手チェーン店はほぼ確実にフリーWi-Fiを提供しています。観光の合間に休憩がてら立ち寄れば、まとまった通信量を確保できます。
ただし、セキュリティ面では注意が必要で、金融取引や個人情報の入力はフリーWi-Fi上では避けることをおすすめします。
空港やショッピングモールでも、無料Wi-Fiが提供されていることが多いです。特に韓国や台湾、シンガポールなどのアジア諸国は、公共施設でのWi-Fi環境が非常に充実しています。空港での待ち時間などを活用して、必要なデータをダウンロードしておくとよいでしょう。
フリーWi-Fiを活用する際の注意点として、セキュリティリスクがあります。VPNサービスを利用する、HTTPS接続のサイトのみを利用する、パスワード入力を避けるなどの対策を講じることをおすすめします。
20GB超過後の通信速度(最大1Mbps)で実際にできること
データ容量を超過して最大1Mbpsの速度制限がかかった場合、実際にどの程度のことができるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、1Mbpsの実測値や、具体的にできること・難しいことを詳しく解説していきます。
結論から申し上げると、1Mbpsあれば基本的なコミュニケーションや情報収集は可能ですが、快適とは言い難い状態です。ただし、設定を工夫することで使い勝手を向上させることができますので、具体的なテクニックもご紹介します。
最大1Mbpsの実測値と通信環境の実態
「最大1Mbps」という表記は、あくまで理論上の最大速度であり、実際にはそれを下回ることがほとんどです。実際の通信速度は時間帯、場所、回線の混雑状況によって大きく変動します。
海外ローミングの場合、現地の提携キャリアを経由するため、日本国内で速度制限がかかった場合よりも実測値が低くなる傾向があります。実際の利用者の声を見ると、0.5〜0.8Mbps程度で安定することが多いようです。
また、海外ローミングは日本のサーバーを経由するため、通信の遅延(レイテンシー)が発生しやすいという特徴があります。日本から遠い国ほどこの遅延が大きくなり、ウェブページの読み込みやアプリの反応が遅く感じられることがあります。例えば、ヨーロッパや南米などの遠方では、アジア圏と比較して体感速度が遅く感じられる傾向があります。
時間帯による変動も考慮が必要です。現地時間の夕方から夜にかけては、回線が混雑しやすく、速度がさらに低下することがあります。重要な通信を行う場合は、比較的空いている午前中や深夜を選ぶとよいでしょう。
1Mbpsでできること(LINE・マップ・SNS閲覧)
1Mbpsの速度制限下でも、以下のような用途であれば問題なく利用できます。
LINE・WhatsApp・Messengerなどのメッセージアプリは、テキストメッセージのやり取りはほぼリアルタイムで行えます。スタンプや絵文字の送受信も問題ありません。ボイスメッセージの送受信も可能ですが、長い音声ファイルの場合は多少の待ち時間が発生します。画像の送受信は可能ですが、高解像度の画像は時間がかかりますので、送信時は画像サイズを小さくする設定をおすすめします。
Googleマップなどの地図アプリも、基本的な機能は利用可能です。現在地の確認は問題なく行え、ルート検索や経路案内も動作します。ただし、地図の読み込みに数秒〜10秒程度かかることがあり、スクロールやズームの反応が遅くなります。事前にオフラインマップをダウンロードしておくと、データ通信なしでも地図を確認できますので、この方法を強くおすすめします。
Instagram、X(旧Twitter)、FacebookなどのSNSは、テキスト投稿やタイムラインの閲覧は可能です。ただし、画像の読み込みには時間がかかり、動画は読み込みに失敗したり、低画質で再生されたりすることがあります。SNSを頻繁に利用する方は、「データセーバー」機能をオンにすることで、画像の自動読み込みを抑制できます。
メールの送受信は、テキストメールであれば問題なく行えます。添付ファイルがあるメールは、送受信に時間がかかりますので、大容量の添付ファイルはWi-Fi環境で処理することをおすすめします。
1Mbpsでは難しいこと(動画視聴・ビデオ通話・大容量ダウンロード)
一方で、1Mbpsでは困難または実質的に不可能な用途もあります。事前に把握しておくことで、現地での不便を最小限に抑えることができるでしょう。
YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoなどの動画サービスは、1Mbpsでの視聴は非常に厳しい状況です。YouTubeの場合、144pという最低画質であれば再生できることもありますが、頻繁に止まったり、再読み込みが発生したりします。360p以上の標準画質では、まともに視聴することは難しいでしょう。どうしても動画を視聴したい場合は、事前にダウンロードしておくか、Wi-Fi環境で視聴することをおすすめします。
Zoom、Google Meet、FaceTimeなどのビデオ通話も、1Mbpsでは品質が大幅に低下します。音声のみの通話であれば何とか行えますが、映像付きの通話は途切れ途切れになったり、画質が極端に低下したりします。海外からのビデオ会議が必要な方は、追加データの購入やeSIMの利用を検討することをおすすめします。
アプリのダウンロードやアップデートは、1Mbpsでは非常に時間がかかります。例えば、50MBのアプリをダウンロードするのに約7分かかる計算です。旅行中に新しいアプリが必要になった場合は、Wi-Fi環境でダウンロードすることをおすすめします。また、出発前にアプリの自動更新をオフにしておくと、意図しないデータ消費を防ぐことができます。
クラウドストレージへの写真・動画のバックアップも、1Mbpsでは現実的ではありません。GoogleフォトやiCloudへの自動バックアップは、Wi-Fi接続時のみ行うよう設定を変更しておくことをおすすめします。
低速でも快適に使う3つの設定テクニック
1Mbpsの速度制限下でも、設定を工夫することで使い勝手を大幅に向上させることができます。以下の3つのテクニックを実践してみてください。
1つ目のテクニックは、Googleマップのオフラインマップをダウンロードしておくことです。Googleマップアプリで、渡航先の地図を事前にダウンロードしておけば、データ通信なしでも地図の確認やルート検索が可能になります。
ダウンロード方法は、Googleマップを開き、検索バーにエリア名を入力して、「ダウンロード」を選択するだけです。Wi-Fi環境でダウンロードしておくことをおすすめします。
2つ目のテクニックは、各アプリのデータセーバー機能を有効にすることです。Instagram、Facebook、X(旧Twitter)などのSNSアプリには、「データセーバー」または「低データモード」という機能があります。これをオンにすると、画像や動画の自動読み込みが制限され、データ消費を大幅に抑えることができます。
また、iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信のオプション」から「低データモード」をオンにすることで、システム全体のデータ使用量を抑制できます。
3つ目のテクニックは、バックグラウンド更新をオフにすることです。多くのアプリは、使用していない間もバックグラウンドでデータを取得しています。iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「アプリのバックグラウンド更新」から不要なアプリのバックグラウンド更新をオフにできます。
Androidの場合は「設定」→「アプリ」から各アプリの「バックグラウンドでのモバイルデータ使用を許可」をオフにします。これにより、必要なアプリのみがデータを使用するようになります。
15日制限との違い|混同しやすい2つの制限を完全整理
ahamoの海外ローミングには、データ容量による制限(30GB制限)と期間による制限(15日制限)という2種類の制限があります。この2つは混同されやすく、正しく理解していないと現地で困ることになりかねません。
ここでは、両者の違いを徹底的に整理し、両方の制限がかかった場合の対処法についても解説します。
15日経過後に発動する128Kbps制限とは
15日制限とは、「海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなる」という制限です。
具体例で説明すると、日本時間1月1日に海外でデータ通信を開始した場合、1月15日までは通常どおり(または30GB超過後は1Mbps)利用可能ですが、1月16日午前0時以降は128Kbpsに制限されます。この制限は、データ容量の残りが何GBあっても、15日経過した時点で自動的に発動します。
128Kbpsという速度は、1Mbpsの約8分の1に相当し、かつての2G回線レベルの速度です。この速度では、テキストメッセージのやり取りすら困難で、画像の読み込みには数分かかることもあります。実質的に「ほぼ使えない状態」と考えていただいた方がよいでしょう。
この制限が設けられている理由は、ahamoの海外ローミングがあくまで「短期の海外旅行向け」のサービスとして設計されているためです。長期滞在者が日本の回線を使い続けることを抑制する目的があると考えられます。
20GB超過後の1Mbps制限との違い
30GB制限(データ容量超過時の制限)と15日制限(期間超過時の制限)の最も大きな違いは、制限後の速度と解除方法です。
速度面では、30GB超過後は最大1Mbpsに制限されるのに対し、15日経過後は最大128Kbpsに制限されます。1Mbpsであればある程度の利用は可能ですが、128Kbpsはほぼ使い物にならない速度です。
解除方法においても大きな違いがあります。30GB制限は、データを追加購入することで解除できます(大盛りオプション加入者を除く)。また、翌月1日には自動的に解除されます。
一方、15日制限は、「データ量を追加購入しても解除されない」という点が非常に重要です。解除するためには、日本に帰国してデータ通信を行う必要があります。
つまり、15日以上の長期滞在を予定している場合、ahamoの海外ローミングだけでは対応できないということです。15日を超える滞在が確実な場合は、出発前から海外eSIMやレンタルWi-Fiの手配を検討することを強くおすすめします。
両方の制限がかかった場合はどうなる?
それでは、30GB制限と15日制限の両方がかかった場合はどうなるのでしょうか。
結論から言うと、より厳しい方の制限が適用されます。つまり、30GB超過後は1Mbpsに制限されますが、その後15日も経過すると128Kbpsにさらに制限されるということです。
例えば、海外利用開始から10日目に30GBを使い切った場合、10日目から15日目までは最大1Mbpsで利用できます。しかし、16日目以降は最大128Kbpsに制限され、たとえデータを追加購入しても128Kbpsのままです。
この状況を回避するためには、計画的なデータ利用と、必要に応じた代替手段の確保が重要です。14日以内の滞在であれば30GB制限のみを気にすればよいですが、15日以上の滞在では両方の制限を考慮する必要があります。
帰国後の制限解除タイミング
日本に帰国した後、各制限がいつ解除されるかについても把握しておきましょう。
30GB制限(1Mbps制限)の場合、翌月1日午前0時に自動的に解除されます。また、データを追加購入した場合は、購入直後に解除されます。帰国後、特に操作は必要ありません。
15日制限(128Kbps制限)の場合は、「日本に帰国しデータ通信を行う必要があります」とされています。つまり、日本の電波を受信してデータ通信を行った時点で、15日制限は解除されます。
帰国後の解除を確実に行うためには、空港に到着したらデータローミングをオンにした状態でしばらく待ち、日本のドコモ回線に接続されることを確認してください。その後、ウェブサイトにアクセスするなどしてデータ通信を発生させれば、制限は解除されます。
なお、ahamoアプリやマイページにログインすることで、現在の速度制限状況を確認することもできます。帰国後に不安な場合は、アプリで確認してみるとよいでしょう。
20GB超過を未然に防ぐ!出発前の5つの設定
データ容量超過後の対処法も大切ですが、そもそも超過を未然に防ぐことができれば、旅行中のストレスを大幅に軽減できます。ここでは、出発前に行っておくべき5つの設定をご紹介します。
設定①:バックグラウンド通信・自動更新のオフ
スマートフォンは、使用していない間もバックグラウンドで多くのデータを消費しています。アプリの自動更新、SNSの通知取得、メールの同期などが代表的な例です。これらをオフにすることで、知らない間に消費されるデータを大幅に削減できます。
iPhoneの場合は、「設定」→「一般」→「アプリのバックグラウンド更新」から設定を変更できます。「オフ」を選択するか、「Wi-Fi」のみを選択すると、モバイルデータ通信でのバックグラウンド更新が停止します。
また、「設定」→「App Store」から「アプリのダウンロード」「アプリのアップデート」を「Wi-Fiのみ」に設定することで、アプリの自動更新をWi-Fi接続時のみに制限できます。
Androidの場合は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」から「データセーバー」をオンにすることで、バックグラウンドでのデータ使用を制限できます。
また、Google Playストアアプリの設定から「アプリの自動更新」を「Wi-Fi接続時のみ自動更新する」に変更することをおすすめします。
設定②:動画・音楽・地図の事前オフラインダウンロード
旅行中に利用したい動画、音楽、地図は、出発前のWi-Fi環境でダウンロードしておくことで、現地でのデータ消費をゼロにできます。
Googleマップのオフラインマップは、渡航先のエリアを選択してダウンロードしておけば、データ通信なしでも地図の表示やルート検索が可能になります。「Googleマップ」アプリを開き、検索バーに目的地(例:「ソウル」「台北」)を入力し、下にスクロールして「ダウンロード」をタップするだけで、そのエリアの地図がオフラインで使えるようになります。
Netflix、Amazon Prime Video、Disney+などの動画配信サービスは、事前に作品をダウンロードしておけば、オフラインで視聴できます。飛行機の中や移動中の暇つぶしに最適です。
Spotify、Apple Music、YouTube Musicなどの音楽配信サービスも、プレイリストをダウンロードしておけばオフラインで楽しめます。旅行中に聴きたい曲は事前にダウンロードしておきましょう。
翻訳アプリ(Google翻訳、DeepLなど)も、言語パックをダウンロードしておけばオフラインで翻訳が可能になります。渡航先の言語は事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
設定③:ahamoアプリでデータ使用量をモニタリング
旅行中のデータ消費量を把握することで、残り容量に応じて使い方を調整できます。ahamoアプリでは、リアルタイムでデータ使用量を確認できますので、定期的にチェックする習慣をつけましょう。
ahamoアプリを開くと、ホーム画面にデータ使用量が表示されます。ここで、当月の使用量と残り容量を確認できます。ahamo公式サイトのマイページからも同様の情報を確認できます。
また、iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」から、各アプリがどれだけデータを消費しているかを確認できます。データ消費が多いアプリを特定し、使用を控えたり設定を変更したりすることで、効率的にデータを節約できます。
Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」から同様の確認が可能です。
毎日決まった時間(例:朝起きたとき、夜寝る前)にデータ使用量をチェックする習慣をつけると、予期せぬ容量超過を防ぐことができます。
設定④:Wi-Fi優先接続の設定方法(iPhone・Android)
海外でホテルやカフェなどのWi-Fiが利用可能な場合は、自動的にWi-Fiに接続するよう設定しておくと、モバイルデータの消費を抑えることができます。
iPhoneの場合は、「設定」→「Wi-Fi」でWi-Fiをオンにしておきます。また、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信のオプション」から「Wi-Fiアシスト」をオフにすることをおすすめします。
Wi-Fiアシストがオンになっていると、Wi-Fiの電波が弱いときに自動的にモバイルデータ通信に切り替わってしまい、意図しないデータ消費が発生する可能性があります。
Androidの場合も、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」でWi-Fiをオンにしておきます。また、「モバイルデータに自動切り替え」のような設定がある場合は、オフにしておくことをおすすめします。
ただし、公衆Wi-Fiにはセキュリティリスクがあります。金融取引やパスワード入力は避け、必要に応じてVPNサービスを利用することを検討してください。
設定⑤:高データ消費アプリの個別制限
SNSや動画アプリなど、データ消費が多いアプリについては、個別に制限をかけることで効率的にデータを節約できます。
Instagramでは、「設定」→「アカウント」→「データ使用」から「データ使用量を軽減」をオンにすることで、動画の自動再生を停止し、画質を下げてデータ消費を抑えることができます。
Facebookでは、「設定」→「メディア」から「動画と写真」の設定で、動画の自動再生を「Wi-Fi接続時のみ」または「オフ」に変更できます。
X(旧Twitter)では、「設定」→「アクセシビリティ、表示、言語」→「データ使用量」から「データセーバー」をオンにすることで、画像や動画の読み込みを制限できます。
YouTubeでは、「設定」→「データ節約」から「データ節約モード」をオンにすることで、低画質で再生されるようになります。また、「モバイルネットワークでHDを再生しない」をオンにすることで、モバイルデータ使用時は自動的に低画質で再生されます。
これらの設定を出発前に行っておくことで、海外でのデータ消費を大幅に抑え、30GBの容量を効率的に使い切ることができるでしょう。
ahamo海外ローミングのメリット・デメリット
ahamoの海外ローミングは、追加料金なしで海外でデータ通信ができる便利なサービスですが、メリットだけでなくデメリットも理解した上で利用することが大切です。
ここでは、ahamoの海外ローミングの特徴を整理し、他社サービスとの比較も行います。
メリット:追加料金なし・申込不要・テザリング対応
ahamoの海外ローミングには、多くのメリットがあります。まず最大のメリットは、追加料金が一切かからないという点です。月額2,970円のプラン料金に海外ローミングサービスが含まれているため、海外でデータ通信を利用しても請求額が増えることはありません。これにより、「パケ死」と呼ばれる高額請求のリスクがなく、安心して利用できます。
次に、事前申し込みが不要という点も大きなメリットです。ドコモの「世界そのままギガ」のように事前に申し込みが必要なサービスとは異なり、ahamoでは海外に到着後、データローミングをオンにするだけで自動的に利用が開始されます。出発直前まで準備ができていなくても問題ありません。
テザリングが無料で利用できるのも魅力です。30GBの範囲内であれば、パソコンやタブレットなど他の端末でもインターネットを利用できます。ノートPCで仕事をする必要がある方や、複数端末を持ち歩く方には便利な機能です。
対応国・地域が91と広範囲なのも特筆すべき点です。日本人の渡航先の約98%をカバーしており、主要な観光地であればほぼ利用可能です。韓国、台湾、中国、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシア、アメリカ、ハワイ、グアム、オーストラリア、ヨーロッパ各国など、人気の渡航先はすべて対応しています。
デメリット:15日制限・大盛り非対応・対応国91カ国に限定
一方で、ahamoの海外ローミングにはいくつかのデメリットもあります。最も大きなデメリットは、15日制限があることです。海外での利用開始から15日を超えると、通信速度が128Kbpsに制限され、データを追加購入しても解除できません。15日以上の長期滞在には適していないサービスと言えます。
大盛りオプションの+80GBが海外では使えないというのも残念な点です。大盛りオプションに加入していても、海外で使えるのは30GBまでであり、それを超えると月末まで速度制限が解除されません。国内で100GB使える方が、海外でも同様に使えると思い込んでしまうと、予想外の制限に困ることになります。
対応国・地域が91と多いとはいえ、すべての国に対応しているわけではありません。例えば、一部のアフリカ諸国や中東諸国、太平洋の島国などは対応していない場合があります。渡航先が対応しているかどうかは、ahamo公式サイトで事前に確認することをおすすめします。
また、音声通話とSMSは別途料金がかかるという点も注意が必要です。海外での発着信は高額になることがあり、月間利用額が5万円を超えるとデータ通信も停止されてしまいます。緊急時以外は、LINEやMessengerなどのデータ通信を使った通話を利用することをおすすめします。
他社との比較(楽天モバイル・povo・LINEMO)
ahamoの海外ローミングを、競合他社のサービスと比較してみましょう。
楽天モバイルは、月額3,278円(データ無制限プラン)で、海外でも月間2GBまでは追加料金なしで利用できます。2GBを超えた場合は、1GBあたり500円で追加購入可能です。対応国は約70カ国とahamoより少ないですが、データ無制限という国内プランの魅力があります。海外利用がメインでなく、国内で大容量を使いたい方に向いています。
povoは、基本料金0円のトッピング制プランで、海外ローミングは別途トッピングを購入する必要があります。海外データトッピングは、0.5GB/3日間で640円からと、短期少量の利用には比較的リーズナブルです。ただし、トッピングの購入が必須であり、ahamoのように「何もしなくても使える」という手軽さはありません。
LINEMOは、月額990円または2,728円のプランで、海外ローミングは「世界対応ケータイ」として別途申し込みが必要です。海外でのデータ通信は従量課金となるため、使い過ぎると高額になる可能性があります。海外利用を想定していない方にはコスパの良いプランですが、海外旅行が多い方には不向きです。
総合的に見ると、ahamoは「追加料金なし」「申込不要」「30GBまで使える」という点で、海外旅行頻度が高い方には非常に優れたサービスと言えるでしょう。
ただし、15日以上の長期滞在や、30GB以上のデータ利用が見込まれる場合は、海外eSIMなどの併用を検討することをおすすめします。
よくある質問【FAQ】
ahamoの海外ローミングに関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。旅行前や旅行中に疑問が生じた際の参考にしていただければと思います。
Q1. 20GB超えたら追加料金は発生する?
A: いいえ、追加料金は発生しません。
データ容量を超過しても追加料金は発生せず、通信速度が最大1Mbpsに制限されるだけです。いわゆる「パケ死」のような高額請求の心配はありませんので、安心してご利用ください。ただし、音声通話やSMSは別途料金がかかりますのでご注意ください。
Q2. 大盛りオプション加入者は80GBも海外で使える?
A: いいえ、大盛りオプション加入者でも海外で使えるのは30GBまでです。
大盛りオプション(月額1,980円で+80GB)に加入している場合、月間データ容量は合計110GBになりますが、海外で利用できるのはそのうち30GBまでに制限されています。また、30GBを超過した場合、データを追加購入しても当月末まで速度制限は解除されませんのでご注意ください。
Q3. 帰国したら通信制限は即座に解除される?
A: 制限の種類によって異なります。
30GB制限(1Mbps制限)は、翌月1日に自動解除されます。帰国しても当月内であれば制限は継続しますが、データを追加購入することで解除可能です。
一方、15日制限(128Kbps制限)は、日本に帰国してデータ通信を行うことで解除されます。空港に到着後、ドコモ回線に接続してデータ通信を行えば、15日制限は解除されます。
Q4. 月をまたいだ場合、20GB制限はリセットされる?
A: はい、月が変わればデータ容量はリセットされます。
ahamoのデータ容量は月間30GB(大盛りオプションの場合は海外30GB)ですので、翌月1日午前0時になると使用量がリセットされ、再び30GBから利用を開始できます。
ただし、15日制限については月が変わっても継続する場合がありますのでご注意ください。15日制限は「海外でのデータ通信開始日から15日間」でカウントされるため、月をまたいでも日数はリセットされません。
Q5. 海外eSIMとahamoを同時に使う(デュアルSIM)方法は?
A: eSIM対応端末であれば、ahamoと海外eSIMを同時に利用できます。
iPhone XS以降やPixel 3以降など、デュアルSIM対応端末であれば、ahamoをメイン回線として電話番号を維持しながら、海外eSIMでデータ通信を行うことができます。
設定方法は、まず海外eSIM(Airalo、trifa、Holaflyなど)を購入・インストールし、「設定」→「モバイル通信」から新しいeSIMを追加します。その後、「モバイルデータ通信」で海外eSIMを選択し、「デフォルトの音声回線」でahamoを選択すれば、データは海外eSIM、電話はahamoという使い分けが可能になります。
Q6. 20GB超過後にデータを追加購入した場合、高速通信に戻る?
A: 基本プランの方は即座に高速通信に戻りますが、大盛りオプション加入者は当月末まで戻りません。
基本プラン(大盛りオプション未加入)の方がデータを追加購入した場合、購入直後に速度制限が解除され、高速通信が復活します。1GBあたり550円(税込)で、ahamoアプリから購入可能です。
一方、大盛りオプション加入者の場合は、データを追加購入しても海外での速度制限は当月末まで解除されません。この点は特に注意が必要で、大盛りオプション加入者で30GBを使い切ってしまった場合は、海外eSIMなどの代替手段を検討することをおすすめします。
まとめ:ahamo海外で20GBを超えた場合の最適な対処法
本記事では、ahamoの海外ローミングでデータ容量を超過した場合の対処法について詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめますので、旅行前にぜひ確認しておいてください。
短期旅行(7日以内)の方 → 1Mbps制限でそのまま使用がおすすめ
7日以内の短期旅行で、残り容量が少なくなった場合は、無理にデータを追加購入せず、1Mbpsの低速通信で乗り切るのも一つの選択肢です。LINEでのメッセージやGoogleマップでの現在地確認など、基本的な用途であれば1Mbpsでも十分対応可能です。費用をかけずに済ませたい方は、この方法を検討してみてください。
データをたくさん使いたい方 → 海外eSIM「Airalo」「trifa」を追加購入
動画視聴やSNSへの投稿など、データを多く使いたい方には、海外eSIMの追加購入がおすすめです。Airaloは世界200以上の国・地域に対応し、リーズナブルな価格設定が魅力です。trifaは24時間対応の日本語サポートがあり、初めて海外eSIMを使う方でも安心です。データ無制限で使いたい方はHolaflyがおすすめです。
覚えておきたい3つの重要ポイント
- 20GB超過後は追加料金なし、最大1Mbpsに制限される
- 高額請求の心配は不要です。また、2024年10月から基本データ容量は30GBに増量されています。
- すぐ対処するなら「データ追加購入」か「海外eSIM」
- ahamoの追加購入は1GB 550円で即時反映。海外eSIMは現地でも購入・設定が可能で、15日制限の影響も受けません。
- 15日制限(128Kbps)と30GB制限(1Mbps)は別物
- 両者を混同しないよう注意してください。15日制限はデータ追加購入しても解除できず、日本に帰国するまで継続します。
これらのポイントを押さえておけば、海外旅行中にデータ容量を超過しても慌てることなく対処できるでしょう。素敵な海外旅行をお楽しみください。




