「ヨーロッパ旅行に行きたいけど、ツアーと個人手配どっちがいいの?」「旅行会社のツアーって実際どのくらいの料金がかかるの?」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。憧れのヨーロッパ旅行を計画するとき、ツアーにするか個人手配にするかは最初に悩むポイントですよね。
結論からお伝えすると、初めてのヨーロッパ旅行や安心感を重視する方にはツアーがおすすめです。一方で、自由度を重視したい方やリピーターの方には個人手配が向いています。ただし、費用面では一概にどちらが安いとは言えず、時期やツアー内容によって大きく変わってきます。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- ツアーと個人手配の徹底比較(費用シミュレーション付き)
- HIS・JTB・阪急交通社など旅行会社7社の料金相場と特徴
- ツアー予約から出発までの流れと準備物
- 失敗しないためのツアー選びの注意点
【結論】ヨーロッパ旅行ツアー vs 個人手配の徹底比較表
ヨーロッパ旅行を計画する際、まず気になるのが「ツアーと個人手配、どちらが自分に合っているのか」という点ではないでしょうか。それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自身の旅行スタイルに合わせて選んでいただくことが大切です。
ヨーロッパへの日本人旅行者のうち約6割がパッケージツアーを利用しているというデータもあり、特に初めての方にはツアーが人気となっています。
まずは、ツアーと個人手配の違いを一覧表で確認してみましょう。
| 比較項目 | ツアー | 個人手配 |
|---|---|---|
| 費用相場(7〜10日間) | 25万円〜50万円 | 20万円〜60万円 |
| 手配の手間 | ほぼなし | すべて自分で行う |
| 自由度 | 低〜中 | 高い |
| 安心感 | 高い(添乗員・サポートあり) | 自己責任 |
| 言語の心配 | なし(日本語対応) | 英語力が必要な場面も |
| トラブル対応 | 旅行会社がサポート | 自分で対処 |
| おすすめの人 | 初心者・安心重視 | リピーター・自由度重視 |
ツアーが向いている人の特徴5つ
「安心・安全な旅行」の観点から、以下のような方にはツアーをおすすめしています。
ツアーの最大のメリットは、航空券・ホテル・観光がすべてセットになっていて、手配の手間がほとんどかからないことです。特に初めてのヨーロッパ旅行では、言語の壁や治安面での不安を感じる方も多いかと思いますが、添乗員付きツアーなら現地でのコミュニケーションも安心してお任せいただけます。
ツアーが向いている方の特徴は以下の5つです。
まず1つ目は「海外旅行やヨーロッパが初めての方」です。右も左もわからない異国の地で、経験豊富な添乗員がサポートしてくれるのは心強いですよね。
2つ目は「英語や現地語に自信がない方」です。レストランでの注文やトラブル時の対応など、言葉の壁を感じずに旅行を楽しめます。
3つ目は「手配の時間や手間を省きたい方」です。お仕事やプライベートでお忙しい方にとって、すべてお任せできるツアーは大変便利です。
4つ目は「複数の国や都市を効率よく周遊したい方」です。ヨーロッパは国境を越えての移動も多いため、周遊ツアーなら移動手段も含めて手配されているので安心です。
5つ目は「万が一のトラブル時にサポートが欲しい方」です。フライトの遅延やホテルのトラブルなど、予期せぬ事態にも旅行会社が対応してくれます。
個人手配が向いている人の特徴5つ
一方で、外務省海外安全ホームページで渡航情報を自分でチェックでき、ある程度の海外経験がある方には個人手配も魅力的な選択肢となります。
個人手配の最大のメリットは、すべてを自分好みにカスタマイズできる自由度の高さです。行きたい場所、泊まりたいホテル、食べたいレストランなど、細部まで自分でこだわることができます。
個人手配が向いている方の特徴は以下の5つです。
まず1つ目は「ヨーロッパや海外旅行のリピーターの方」です。渡航経験があれば、現地での行動にも慣れていて安心ですよね。
2つ目は「自分だけのオリジナルプランで旅行したい方」です。ツアーでは訪れないような穴場スポットを巡りたい方には個人手配がぴったりです。
3つ目は「時間を自由に使いたい方」です。団体行動ではなく、自分のペースでゆっくり観光を楽しみたい方におすすめです。
4つ目は「旅行の計画を立てること自体が好きな方」です。航空券やホテルを比較して予約するプロセスも旅の醍醐味として楽しめる方には最適です。
5つ目は「費用を極力抑えたい方」です。LCCや格安ホテルを組み合わせることで、ツアーよりも安く旅行できる可能性があります。
費用シミュレーション比較(イタリア8日間の例)
実際の費用感をイメージしていただくために、イタリア8日間(ローマ・フィレンツェ・ベネチア周遊)のモデルプランで費用を比較してみました。なお、以下の金額は2025年のオフシーズン(1〜2月)を想定した目安となります。
添乗員付きツアーの場合:約35万円〜45万円
内訳は、ツアー代金(航空券・ホテル・観光・一部食事込み)が約30万円〜40万円、燃油サーチャージ・空港諸税が約5万円となります。食事代の一部と観光入場料が含まれているため、現地での追加出費は少なめです。
フリープランツアーの場合:約25万円〜35万円
内訳は、ツアー代金(航空券・ホテル・朝食のみ)が約20万円〜30万円、燃油サーチャージ・空港諸税が約5万円です。観光や食事は現地で自分で手配するため、別途10万円程度の予算を見込んでおくと安心です。
個人手配の場合:約25万円〜40万円
内訳は、航空券が約15万円〜25万円、ホテル(7泊)が約7万円〜12万円、現地交通費が約1万円〜2万円、観光・食事が約5万円〜10万円となります。時期や予約のタイミングによって大きく変動するため、早めの予約がお得です。
このように、費用面だけで見ると個人手配のほうが安くなるケースもありますが、手配の手間や安心感を考慮すると、ツアーのほうがコストパフォーマンスが良いと感じる方も多いようです。
ヨーロッパツアーのメリット6選|初心者でも安心の理由
ヨーロッパ旅行でツアーを選ぶメリットは数多くあります。特に初めてヨーロッパを訪れる方にとっては、安心して旅行を楽しめる環境が整っていることが最大の魅力ではないでしょうか。ここでは、ツアーならではのメリットを6つご紹介していきます。
添乗員・ガイド付きで言語の心配なし
JTBの添乗員付きツアーでは、出発から帰国まで経験豊富な添乗員が同行してくれます。ヨーロッパの多くの国では英語が通じますが、イタリアやフランス、スペインなどでは現地語しか通じない場面も少なくありません。そんなとき、言葉の壁を感じることなく観光を楽しめるのは大きなメリットです。
添乗員は単なる通訳者ではなく、現地の歴史や文化、おすすめスポットなどについても詳しく案内してくれます。例えば、ローマのコロッセオを訪れた際に、古代ローマ時代の背景や見どころを日本語で解説してもらえると、観光の楽しさが何倍にも膨らみますよね。
また、レストランでの注文やショッピングの際にも、現地の習慣やマナーを教えてもらえるので、安心して食事やお買い物を楽しめます。さらに、万が一体調を崩した場合や、貴重品を紛失した場合なども、添乗員が現地の病院や警察への連絡を代行してくれるため、言葉が分からなくても適切な対応を受けることができます。
航空券・ホテル・観光セットで手配の手間ゼロ
HISのヨーロッパツアーでは、航空券・ホテル・観光・一部の食事がすべてセットになっています。個人手配の場合、これらをすべて別々に予約する必要があり、相当な時間と労力がかかります。特にヨーロッパ周遊の場合は、都市間の移動手段(鉄道やフライト)の予約も必要になるため、計画を立てるだけでも大変な作業となります。
ツアーなら、旅行会社がすべての手配を済ませてくれるため、お客様は出発日を決めて申し込むだけでOKです。航空会社の選定、ホテルの手配、観光地の入場予約、現地での移動手段の確保など、煩雑な作業をすべてプロに任せることができます。
お仕事やプライベートでお忙しい方にとって、この「手配の手間ゼロ」は非常にありがたいポイントではないでしょうか。また、人気の観光スポット(ルーブル美術館やバチカン美術館など)は事前予約が必要な場合も多いのですが、ツアーなら予約済みの状態で参加できるため、当日チケットが取れずに入場できなかったという失敗を防ぐことができます。
団体割引で個人手配より安くなるケースも
阪急交通社のツアーでは、航空会社やホテルと大口契約を結んでいるため、個人で手配するよりもお得な料金設定になっているケースがあります。特にオフシーズン(1〜2月)のツアーは、かなりリーズナブルな価格で販売されていることも珍しくありません。
旅行会社は年間を通じて大量の座席やホテルの部屋を確保しているため、スケールメリットを活かした価格交渉が可能です。この団体割引は個人では受けられないものですので、結果的にツアーのほうが安くなることもあります。
また、ツアーには航空券・ホテル・観光がセットになっているため、それぞれを個別に手配した場合の合計金額と比較すると、思った以上にお得だったというケースも多いようです。さらに、早期予約割引や期間限定のキャンペーンを利用すれば、さらにお得にツアーを申し込むことができます。旅行会社のメールマガジンに登録しておくと、お得な情報をいち早くキャッチできますよ。
トラブル時のサポート体制が充実
海外旅行では万が一のトラブルに備えることが大切です。ツアーなら、フライトの遅延やキャンセル、ホテルのオーバーブッキング、体調不良など、予期せぬトラブルが発生した際にも、旅行会社が迅速に対応してくれます。
個人手配の場合、トラブル対応はすべて自己責任となります。例えば、乗り継ぎ便に乗り遅れた場合、次のフライトの手配やホテルの変更など、すべて自分で交渉しなければなりません。これを現地語や英語で行うのは、なかなかハードルが高いですよね。
一方、ツアーなら24時間対応の緊急連絡先が用意されていることが多く、いつでもサポートを受けられる安心感があります。また、現地に旅行会社のデスクがある場合は、直接相談に行くこともできます。JTBやHISなどの大手旅行会社は、ヨーロッパの主要都市にデスクを構えているため、何かあったときも心強いですね。
効率よく複数都市・複数国を周遊できる
クラブツーリズムの周遊ツアーでは、ヨーロッパの複数の国や都市を効率よく巡ることができます。ヨーロッパは隣接する国々が陸続きになっているため、1回の旅行で2〜5カ国を周遊することも可能です。しかし、個人で周遊プランを組むのは想像以上に大変な作業となります。
例えば、パリ→ローマ→バルセロナと3都市を周遊する場合、都市間の移動手段(飛行機または鉄道)の予約、各都市でのホテル予約、観光スポットの入場予約など、手配すべきことが山のようにあります。
さらに、移動時間やホテルのチェックイン・チェックアウト時間を考慮して、効率的なスケジュールを組む必要があります。ツアーなら、これらすべてを旅行会社がプロの視点で組み立ててくれるため、限られた日程の中で最大限に観光を楽しむことができます。
また、周遊ツアーでは、個人では行きにくい郊外の観光地(モン・サン・ミッシェルやトスカーナ地方の小さな村など)にも効率よく訪れることができるのも魅力です。
一人参加でも安心の「おひとりさま限定ツアー」
一人でヨーロッパ旅行に行きたいけれど、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、「おひとりさま限定ツアー」です。阪急交通社やクラブツーリズムでは、一人参加限定のツアーを多数企画しており、追加料金なしでお一人様用の部屋に宿泊できるプランも用意されています。
通常のツアーでは、一人参加の場合に「一人部屋追加代金」がかかることが多いのですが、おひとりさま限定ツアーではこの追加料金が不要または割引になるケースがほとんどです。
また、参加者全員が一人参加のため、旅行中に自然と会話が生まれ、同じ趣味を持つ旅仲間ができることもあります。バスの座席もゆったり2席利用できるツアーが多いため、移動中も快適に過ごせます。一人旅の自由さを楽しみながらも、ツアーならではの安心感を得られるのは、おひとりさま限定ツアーならではの魅力ですね。
ヨーロッパツアーのデメリット4選|知っておくべき注意点
ツアーには多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。ツアーを申し込む前に、これらの注意点をしっかり理解しておくことで、後悔のない旅行選びができるでしょう。ここでは、ツアーの主なデメリットを4つご紹介していきます。
スケジュールが固定で自由度が低い
ツアー参加者の不満点として最も多く挙げられるのが「スケジュールの自由度の低さ」です。添乗員付きの周遊ツアーでは、観光地での滞在時間が決められているため、もっとゆっくり見たいと思っても、集合時間に合わせて行動しなければなりません。
例えば、ルーブル美術館の見学時間が2時間と設定されている場合、膨大なコレクションの中から見たい作品を厳選して回る必要があります。「モナ・リザをもっとじっくり眺めたい」「印象派の作品をゆっくり鑑賞したい」と思っても、時間の制約があると難しいですよね。
また、フリープランツアーであっても、ホテルの場所が決まっているため、行きたい場所によっては移動に時間がかかることもあります。自分のペースで旅行を楽しみたい方には、この点がストレスに感じるかもしれません。
ただし、最近では自由時間を多めに設定したツアーや、オプショナルツアー形式で好きな観光を選べるプランも増えていますので、ツアー選びの際にスケジュールをしっかり確認することをおすすめします。
お土産店立ち寄りなど不要な時間がある
一部のツアーでは、行程の中にお土産店への立ち寄りが含まれていることがあります。これは旅行会社と現地のお土産店との提携によるもので、必ずしも参加者全員が望んでいるわけではありません。お土産に興味がない方にとっては、貴重な旅行時間を無駄にしているように感じるかもしれません。
お土産店への立ち寄りは、ツアー代金を抑えるために組み込まれているケースが多いようです。そのため、格安ツアーほどお土産店への立ち寄りが多い傾向があります。もしお土産店への立ち寄りを避けたい場合は、ツアーの行程表をよく確認し、「観光重視」や「お土産店立ち寄りなし」と明記されているプランを選ぶと良いでしょう。
また、少し料金が高くなりますが、上質なツアーブランド(JTBの「ルックJTB Quality」やHISの「impresso」など)を選ぶと、お土産店への立ち寄りが最小限に抑えられていることが多いです。
繁忙期は個人手配より割高になることも
トラベルコなどの比較サイトで調べると分かりますが、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は、ツアー料金が大幅に上昇します。同じツアーでも、オフシーズンと繁忙期では10万円以上の差がつくことも珍しくありません。
繁忙期にヨーロッパ旅行を計画している場合、個人手配のほうが安くなるケースもあります。特にLCC(格安航空会社)を利用したり、Airbnbなどの民泊を活用したりすれば、ツアーよりもかなり費用を抑えられる可能性があります。
ただし、繁忙期は航空券やホテルの予約も取りにくくなるため、早めの手配が必要です。また、繁忙期は人気のツアーがすぐに満席になることも多いため、ツアーを希望される場合も早めの予約をおすすめします。どちらを選ぶにしても、繁忙期の旅行は早めの計画と予約がポイントとなります。
一人参加は追加料金がかかる場合も
先ほど「おひとりさま限定ツアー」についてご紹介しましたが、通常のツアーに一人で参加する場合は「一人部屋追加代金(シングルチャージ)」がかかることがほとんどです。この追加料金は、ツアー代金の1〜3割程度になることが多く、場合によっては5万円〜10万円もの出費となることもあります。
なぜ一人部屋追加代金が発生するのかというと、ツアーの基本料金は2名1室利用を前提に設定されているためです。一人で参加する場合は、一人でツインルームを使用することになるため、その差額分を追加で支払う必要があります。
一人旅行を希望される場合は、「おひとりさま限定ツアー」を選ぶか、一人部屋追加代金が割安に設定されているツアーを探すと良いでしょう。また、同性の相部屋を希望できるツアーもありますので、費用を抑えたい場合は検討してみてください。
ただし、相部屋の場合は面識のない方と同じ部屋になるため、プライバシーの面では我慢が必要になることもあります。
【旅行会社7社比較】ヨーロッパツアーの料金相場と特徴
ヨーロッパツアーを取り扱う旅行会社は数多くありますが、それぞれに特徴や強みがあります。ここでは、日本の大手旅行会社7社のヨーロッパツアーについて、料金相場や特徴を詳しくご紹介していきます。ご自身の旅行スタイルや予算に合った旅行会社を見つける参考にしていただければ幸いです。
HIS|格安ツアーが豊富・イタリア8日間19.9万円〜

HISは、格安ツアーの豊富さで知られる大手旅行会社です。ヨーロッパツアーでは、イタリア8日間が燃油サーチャージ別で19.9万円〜と、業界でもトップクラスのリーズナブルな価格設定となっています。特にWeb限定のツアーは店舗販売よりもお得な料金で提供されていることが多いため、ぜひチェックしてみてください。
HISのツアーの特徴は、価格重視のプランから上質な旅を求める方向けのプレミアムプランまで、幅広いラインナップが揃っていることです。「impresso PREMIUM」シリーズでは、専任の添乗員がご案内し、こだわりの宿泊施設やゆとりのある行程で上質な旅を楽しめます。
また、ヨーロッパ5カ国周遊14日間など、複数国を一度に巡れる周遊ツアーも充実しています。燃油サーチャージの目安額は約6万円程度(2025年12月現在)となっていますので、旅行代金と合わせて予算を検討されることをおすすめします。学生向けの割引プランやハネムーン向けの特典付きプランもあり、幅広いニーズに対応しています。
JTB|添乗員付きで安心・フランス7日間25万円〜
JTBは、日本最大級の旅行会社として、高品質なツアーに定評があります。「ルックJTB」ブランドのヨーロッパツアーでは、経験豊かな添乗員が「安心の旅」へご案内してくれます。フランス7日間のツアーは25万円〜となっており、価格と品質のバランスが取れたプランが揃っています。
JTBの強みは、現地サポート体制の充実度です。ヨーロッパの主要都市には「マイバス」のデスクがあり、日本語で相談できる環境が整っています。また、モン・サン・ミッシェル修道院の開館前貸切見学や、ベルサイユ宮殿「王妃の家」の特別見学など、JTBならではのオリジナルコンテンツも魅力的です。「ルックJTB Quality」シリーズでは、ホテル、食事、観光内容にこだわった上質な旅を提供しており、大人の旅行にぴったりです。
早期申込特別割引もあり、出発の120日前までに予約すると最大5,000円〜1万円の割引が受けられることもあります。全出発日2名様から出発保証となっているプランも多いため、少人数での参加でも安心です。
阪急交通社|周遊ツアー充実・3カ国周遊10日間29.9万円〜

阪急交通社は、周遊ツアーの充実度で人気の旅行会社です。「トラピックス」ブランドでは、充実した内容の旅をお手頃価格で提供しており、ヨーロッパ3カ国周遊10日間が29.9万円〜と、周遊ツアーとしてはリーズナブルな価格設定となっています。
阪急交通社の特徴は、ツアーブランドが複数あり、旅のスタイルに合わせて選べることです。「トラピックス」は価格重視の方向け、「クリスタルハート」は時間や気持ちに配慮したゆとりの旅、「フレンドツアー」は価値ある旅を求める方向けと、それぞれコンセプトが異なります。また、「おひとりさま参加限定ツアー」が充実しており、一人部屋追加代金不要でお一人様用の部屋に宿泊できるプランが人気です。バス座席もおひとり様でゆったり2席利用できるため、移動中も快適に過ごせます。オフシーズン(1〜2月)のツアーは特にお得で、ヨーロッパ旅行の費用を抑えたい方にはおすすめの時期となっています。
クラブツーリズム|シニア・大人旅向けの上質ツアー

クラブツーリズムは、シニア層や大人の旅行者をメインターゲットにした旅行会社です。ヨーロッパツアーでは、ゆとりのある行程と上質なホテル、丁寧なサービスが特徴で、「ワンランク上の旅」を求める方に支持されています。
クラブツーリズムのツアーは、一般的なツアーよりも参加人数を少なめに設定していることが多く、添乗員やガイドの目が行き届きやすい環境となっています。また、歩く距離や時間を明示しているツアーも多いため、体力面が心配な方でも安心して参加できます。「おひとり参加限定の旅」シリーズは、同じ趣味を持つ旅仲間との出会いを楽しみにされている方にも人気です。料金は他社と比べてやや高めの設定ですが、その分サービスの質が高いと評判です。音楽や美術、歴史など、特定のテーマに特化したツアーも充実しており、趣味を深めたい方にもおすすめです。
日本旅行|バランス型・コスパ重視のプラン

日本旅行は、JR西日本グループの旅行会社で、価格と品質のバランスが取れたツアーに定評があります。ヨーロッパツアーでは、「マッハ」ブランドの格安ツアーから、「ベストエクセレント」の上質なツアーまで、幅広いラインナップを取り揃えています。
日本旅行の強みは、鉄道旅行に強いことです。JRグループならではのネットワークを活かし、ヨーロッパの鉄道を使った周遊ツアーが充実しています。ユーロスターやTGV、ICEなどヨーロッパの高速鉄道を使った旅は、飛行機とは違った楽しさがあります。車窓から眺める田園風景や、駅に降り立つ瞬間のワクワク感は、鉄道旅行ならではの醍醐味ですよね。また、「おとなび」という50歳以上の方向けの会員プログラムでは、シニア向けの特典やお得なプランが用意されています。コスパを重視しながらも、しっかりとしたサービスを受けたい方におすすめの旅行会社です。
ユーロエクスプレス|オーダーメイド周遊の専門店

ユーロエクスプレスは、ヨーロッパ旅行専門の旅行会社です。既製のパッケージツアーではなく、お客様一人ひとりのご要望に合わせたオーダーメイドの周遊プランを提案してくれます。「行きたい場所がたくさんあるけど、どう組み合わせていいかわからない」という方にぴったりです。
ユーロエクスプレスの最大の特徴は、ヨーロッパに特化した専門知識を持つスタッフがプランニングを担当してくれることです。各国の観光事情や交通事情に精通しているため、効率の良い周遊ルートを提案してもらえます。また、一般的なツアーでは訪れないような小さな町や村、穴場スポットへの訪問もアレンジ可能です。料金は個別見積もりとなりますが、大手旅行会社のパッケージツアーと比べても競争力のある価格設定になっていることが多いようです。ハネムーンや記念旅行など、特別な旅行を計画されている方にもおすすめです。
トラベルスタンダードジャパン|カスタマイズ自由な個人ツアー

トラベルスタンダードジャパンは、航空券とホテルを自由に組み合わせられるセミオーダー型のツアーを提供しています。パッケージツアーの手軽さと、個人手配の自由度を両立させたいという方に人気があります。
トラベルスタンダードジャパンの特徴は、航空会社やホテルのグレード、滞在日数などを自分好みにカスタマイズできることです。「この航空会社に乗りたい」「このホテルに泊まりたい」といった希望を伝えると、スタッフがプランを組み立ててくれます。
また、オプショナルツアーの手配も依頼できるため、現地での観光も含めてワンストップで相談できるのが便利です。料金は選ぶ内容によって変動しますが、見積もりは無料で対応してもらえますので、まずは相談してみることをおすすめします。「ツアーの安心感は欲しいけど、自分好みにアレンジしたい」という方にぴったりの旅行会社です。
目的別おすすめヨーロッパツアーの選び方
ヨーロッパツアーを選ぶ際、旅行の目的やシチュエーションによって最適なプランは異なります。ここでは、卒業旅行、ハネムーン、家族旅行、一人旅という4つの目的別に、おすすめのツアーの選び方をご紹介していきます。
卒業旅行・学生旅行におすすめのツアー
HIS学生旅行特集では、学生向けのお得なヨーロッパツアーが多数用意されています。卒業旅行は、学生時代の最後を飾る大切な思い出づくりの機会ですよね。社会人になると長期の休暇を取りにくくなるため、この機会にヨーロッパ周遊を検討される方も多いのではないでしょうか。
学生旅行でヨーロッパツアーを選ぶポイントは、価格、自由度、安全性のバランスです。格安ツアーを選べば費用を抑えられますが、お土産店への立ち寄りが多かったり、ホテルのグレードが低かったりすることもあります。友人同士での参加が多い卒業旅行では、フリープランツアーがおすすめです。航空券とホテルはツアーで手配しつつ、現地での観光は自分たちで自由にプランを組めるため、思い出に残る旅になるでしょう。
また、学割が適用されるツアーや、学生証提示で割引になる観光スポットも多いため、学生ならではの特典を活用しましょう。安全面を考慮して、治安の良いエリアのホテルを選んでいるツアーを選ぶことも大切です。
新婚旅行・ハネムーンにおすすめのツアー
JTBハネムーン特集では、一生の思い出となる新婚旅行にふさわしい上質なヨーロッパツアーが揃っています。ハネムーンは人生で一度きりの特別な旅行ですので、少し奮発してでも満足度の高いプランを選びたいですよね。
ハネムーンでヨーロッパツアーを選ぶポイントは、ロマンチックなロケーション、上質なホテル、特別な体験の3つです。パリのセーヌ川クルーズ、ベネチアのゴンドラ遊覧、サントリーニ島の夕日など、二人の思い出に残るロマンチックな体験が含まれているツアーがおすすめです。
ホテルも、通常のツアーよりもグレードの高いホテルに泊まれるハネムーン専用プランを選ぶと、特別感がアップします。また、ハネムーン特典として、ホテルでのシャンパンサービスや記念ディナー、部屋のアップグレードなどが付いているツアーもあります。旅行会社にハネムーンであることを伝えると、現地でも特別な配慮を受けられることがありますので、予約時にぜひ伝えてみてください。
家族旅行・子連れにおすすめのツアー
家族でのヨーロッパ旅行は、子どもたちにとっても貴重な異文化体験の機会となります。ただし、小さなお子様連れの場合は、移動時間や観光のペースなど、大人だけの旅行とは異なる配慮が必要です。ファミリー向けのツアーを選ぶ際は、行程のゆとりや子ども向けのアクティビティに注目しましょう。
家族旅行でヨーロッパツアーを選ぶポイントは、移動時間の短さ、子どもが楽しめる観光地、ホテルの立地と設備です。長時間のバス移動や乗り継ぎは、お子様にとって負担になることがあります。なるべく直行便を利用するツアーや、移動時間が短いプランを選ぶと良いでしょう。
また、ディズニーランド・パリやレゴランド、動物園などお子様向けの観光地が含まれているツアーなら、家族全員が楽しめます。ホテルは、レストランやコンビニが近くにある便利な立地のものを選ぶと、急な買い物にも対応しやすいです。子ども料金が設定されているツアーも多いため、料金体系をしっかり確認することをおすすめします。
一人旅・おひとり様参加におすすめのツアー
クラブツーリズムおひとり参加限定の旅では、一人でも安心して参加できるヨーロッパツアーが充実しています。一人旅は自分のペースで旅行を楽しめる反面、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。おひとり様限定ツアーなら、参加者全員が一人参加のため、気兼ねなく旅行を楽しめます。
一人旅でヨーロッパツアーを選ぶポイントは、一人部屋追加代金の有無、参加者の雰囲気、自由時間の多さです。おひとり様限定ツアーでは、一人部屋追加代金が不要または割引になるプランが多いため、費用を抑えることができます。
また、参加者同士で自然と会話が生まれ、旅仲間ができることもあります。ただし、常に団体行動が苦手な方は、自由時間が多めに設定されているプランを選ぶと良いでしょう。阪急交通社やクラブツーリズムのおひとり様限定ツアーは、バス座席も2席利用できることが多いため、移動中もゆったり過ごせます。一人旅デビューをツアーで経験し、慣れてきたら個人手配にチャレンジするというステップアップもおすすめです。
ヨーロッパツアーの予約から出発までの流れ【5ステップ】
ヨーロッパツアーを予約してから出発するまでには、いくつかの準備が必要です。ここでは、スムーズに旅行準備を進められるよう、5つのステップに分けて詳しく解説していきます。初めてツアーを申し込む方も、この流れに沿って準備すれば安心ですよ。
ステップ1|行き先・日程・予算を決める
外務省海外安全ホームページで渡航先の安全情報を確認しながら、まずは行き先、日程、予算を決めましょう。ヨーロッパには魅力的な国がたくさんありますので、「どこに行きたいか」「何を見たいか」を明確にすることが大切です。
行き先を決める際は、旅行の目的を考えてみてください。美術館巡りが目的ならパリやフィレンツェ、歴史遺産を見たいならローマやアテネ、自然を楽しみたいならスイスや北欧がおすすめです。日程については、ヨーロッパ旅行は最低でも6日間、できれば8〜10日間あると余裕を持って観光を楽しめます。周遊する都市が多いほど長い日程が必要になりますので、行きたい場所の数と日程のバランスを考えましょう。
予算については、航空券・ホテル・観光を含めて、7日間で25万円〜40万円程度を目安にすると良いでしょう。オフシーズン(1〜2月)は安く、ハイシーズン(ゴールデンウィーク・お盆・年末年始)は高くなる傾向があります。
ステップ2|旅行会社・ツアー商品を比較する
トラベルコなどの比較サイトを活用して、複数の旅行会社のツアーを比較検討しましょう。同じ行き先・日数でも、旅行会社やツアー内容によって料金やサービスは大きく異なります。
ツアーを比較する際にチェックすべきポイントは、料金(燃油サーチャージ・空港諸税込みの総額)、含まれるもの(食事、観光、入場料など)、ホテルのグレードと立地、自由時間の多さ、添乗員の有無、最少催行人数などです。特に「料金に含まれるもの・含まれないもの」は要チェックです。一見安く見えるツアーでも、燃油サーチャージや空港諸税が別途必要だったり、現地での食事代が高額になったりすることがあります。
また、口コミやレビューも参考になりますが、旅行の満足度は人それぞれですので、あくまで参考程度にとどめておくと良いでしょう。気になるツアーがいくつか見つかったら、旅行会社に問い合わせて詳細を確認することをおすすめします。
ステップ3|ツアーを予約・申し込みする
日本旅行業協会(JATA)では、標準旅行業約款に基づいた旅行契約のルールを定めています。ツアーを予約・申し込みする際は、この約款に基づいた契約を結ぶことになりますので、キャンセル規定などをしっかり確認しましょう。
ツアーの予約は、旅行会社のWebサイト、店舗、電話のいずれかで行うことができます。Webサイトからの予約は24時間いつでも可能で、Web限定の割引が適用されることもあります。
一方、店舗や電話での予約は、スタッフに直接相談しながら進められるため、初めての方にも安心です。予約時には、参加者全員のパスポート情報(氏名、生年月日、パスポート番号など)が必要になりますので、事前に用意しておきましょう。
また、申込金(旅行代金の一部)の支払いが必要になることが多いです。残金の支払い期限は出発の2週間前〜1ヶ月前に設定されていることが一般的です。人気のツアーは早めに満席になることがありますので、行きたいツアーが見つかったら早めの予約をおすすめします。
ステップ4|パスポート・海外旅行保険を準備する
外務省パスポート情報を確認し、パスポートの有効期限が十分にあるかチェックしましょう。ヨーロッパ(シェンゲン協定加盟国)への入国には、帰国日から3ヶ月以上のパスポート残存有効期間が必要です。
パスポートの有効期限が足りない場合は、早めに更新手続きを行いましょう。更新には1週間〜2週間程度かかりますので、出発の1ヶ月前までには完了しておくと安心です。また、パスポートを持っていない方は、新規取得の手続きが必要です。
新規取得には戸籍謄本などの書類が必要になりますので、余裕を持って準備を始めてください。海外旅行保険への加入も忘れずに行いましょう。ツアー代金に海外旅行保険が含まれていない場合は、別途加入が必要です。クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、補償内容や条件を事前に確認しておくことをおすすめします。
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ステップ5|最終案内を確認して出発
出発の1〜2週間前になると、旅行会社から「最終案内(最終日程表)」が届きます。この最終案内には、集合時間・場所、フライト情報、ホテル情報、持ち物リストなど、旅行に必要な情報がすべて記載されていますので、しっかり目を通しておきましょう。
最終案内が届いたら、まず集合時間と集合場所を確認してください。ヨーロッパ行きのフライトは午前中の出発が多いため、前日は早めに就寝し、当日は余裕を持って空港に向かいましょう。
また、持ち物の最終チェックも忘れずに。パスポート、航空券(eチケット)、クレジットカード、現金、海外旅行保険証、スマートフォン、充電器、変換プラグなど、必需品を確認してください。最終案内と一緒に渡される「旅のしおり」には、現地の天気予報やおすすめスポット、緊急連絡先なども記載されていますので、旅行中も持ち歩くと便利です。
いよいよ出発です!素敵なヨーロッパ旅行になることを願っています。
ヨーロッパツアー旅行で準備するもの【持ち物チェックリスト】
ヨーロッパ旅行の準備で悩むのが持ち物ですよね。何を持っていけばいいのか、現地で調達できるものは何か、機内持ち込みで注意すべきことは何か、詳しく解説していきます。
必須の持ち物(パスポート・保険証書・eチケット等)
成田国際空港公式サイトでは、海外旅行に必要な手続きや持ち物について詳しく案内されています。まずは、絶対に忘れてはいけない必需品を確認しましょう。
ヨーロッパ旅行の必需品は以下の通りです。パスポート(残存有効期間を確認)、航空券(eチケットの控え・スマホに保存と紙で印刷の両方推奨)、海外旅行保険証(クレジットカード付帯の場合は保険内容の書類)、クレジットカード(VISA・Mastercardが便利、2枚以上推奨)、現金(ユーロまたはポンド、現地での両替も可能)、スマートフォン(地図アプリ、翻訳アプリ、ホテル予約確認など多用途)、ツアー最終案内・日程表、緊急連絡先メモ(旅行会社、保険会社、日本大使館など)。
これらは手荷物(機内持ち込み)に入れて、肌身離さず持ち歩くようにしましょう。特にパスポートとクレジットカードは、スリや置き引きに遭わないよう、セキュリティポーチなどに入れて体に密着させておくと安心です。
あると便利な持ち物(変換プラグ・モバイルバッテリー等)
海外旅行では日本とは異なる環境に対応するためのグッズがあると便利です。必須ではありませんが、あると旅行が快適になる持ち物をご紹介します。
変換プラグは必須アイテムです。ヨーロッパのコンセントは日本と形状が異なり、主にCタイプやBFタイプ(イギリス)が使われています。マルチ変換プラグを1つ持っていくと、どの国でも対応できて便利です。モバイルバッテリーは、スマートフォンの充電切れを防ぐために持っておきたいアイテムです。
観光中は地図アプリや写真撮影でバッテリーを消費しやすいため、容量の大きいものを選びましょう。その他、ネックピロー(長時間フライトの疲れを軽減)、アイマスク・耳栓(機内での睡眠を快適に)、折りたたみ傘(ヨーロッパは天気が変わりやすい)、エコバッグ(多くの国でレジ袋が有料)、常備薬(頭痛薬、胃腸薬、風邪薬など)、歯ブラシセット(ヨーロッパのホテルには置いていないことが多い)なども持っていくと便利です。
機内持ち込みの注意点(液体物・リチウムバッテリー)
機内持ち込みには様々な制限があります。特に液体物とリチウムバッテリーについては、事前に確認しておかないと空港で没収されることもありますので注意が必要です。
液体物(化粧水、シャンプー、歯磨き粉、日焼け止めなど)は、100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以下の透明なジッパー付きプラスチック袋にまとめて入れる必要があります。100mlを超える液体物は機内に持ち込めませんので、預け入れ荷物(スーツケース)に入れましょう。
リチウムバッテリー(モバイルバッテリー、ノートパソコン、カメラなど)は、基本的に機内持ち込みのみ可能で、預け入れ荷物に入れることはできません。モバイルバッテリーは容量160Wh以下のものが持ち込み可能です。
また、ハサミやカッターなどの刃物類、スプレー缶なども持ち込み制限がありますので、事前に確認しておきましょう。不明な点がある場合は、利用する航空会社のWebサイトで詳細を確認するか、空港のカウンターで質問すると安心です。
ヨーロッパツアーで失敗しないための注意点5選
せっかくのヨーロッパ旅行を後悔しないために、事前に知っておきたい注意点があります。ここでは、ツアー選びから現地での行動まで、失敗しないためのポイントを5つご紹介します。
ツアー内容の「含まれるもの・含まれないもの」を確認
ツアーを比較する際、つい目が行くのは「旅行代金」ですよね。しかし、その金額だけで判断してしまうと、実際にかかる費用が予想以上に高くなってしまうことがあります。ツアーパンフレットやWebサイトには、「旅行代金に含まれるもの」と「含まれないもの」が記載されていますので、必ず確認しましょう。
旅行代金に「含まれないもの」として多いのは、燃油サーチャージ(約5〜6万円)、空港諸税・出国税(約1〜2万円)、観光地での入場料、昼食・夕食代、オプショナルツアー代、一人部屋追加代金、海外旅行保険料などです。
これらを含めると、表示されている旅行代金に10万円以上プラスになることも珍しくありません。また、「食事付き」と書いてあっても、朝食だけなのか、昼食・夕食も含まれるのかによって、現地での出費は大きく変わります。ツアーを選ぶ際は、旅行代金だけでなく、総額でいくらかかるのかを計算してから申し込むようにしましょう。
キャンセル料・変更料の条件をチェック
観光庁標準旅行業約款に基づき、ツアーのキャンセル料は出発日からの日数によって段階的に設定されています。急な予定変更や体調不良などで旅行をキャンセルしなければならなくなった場合、高額なキャンセル料が発生することがありますので、事前に確認しておきましょう。
一般的な海外ツアーのキャンセル料は、出発日の30日前まではかからないことが多いですが、29日前〜3日前は旅行代金の20〜50%、2日前〜当日は50〜100%のキャンセル料がかかります。繁忙期(ピーク時)は、通常よりも早い時期からキャンセル料が発生することもあります。
また、変更料についても確認が必要です。出発日の変更、参加者の変更、ツアー内容の変更などには、それぞれ手数料がかかることがあります。旅行の予定が確定していない場合は、キャンセル料がかかる前のタイミングを意識しながら予約を進めると良いでしょう。また、万が一に備えて、キャンセル保険(旅行取消費用補償)に加入しておくことも検討してみてください。
ホテルのグレード・立地を事前に確認
ツアーパンフレットには「スタンダードクラスホテル」「スーペリアクラスホテル」などとホテルのグレードが記載されていますが、このグレードは旅行会社独自の基準であり、統一された基準ではありません。同じ「スタンダードクラス」でも、旅行会社によって品質に差がある場合があります。
ホテルを確認する際は、グレードだけでなく、具体的なホテル名が記載されているかもチェックしましょう。ホテル名が記載されていれば、Googleマップや口コミサイトで立地や評判を調べることができます。立地については、観光地や駅から近いホテルのほうが便利ですが、格安ツアーでは郊外のホテルになることも多いです。
郊外のホテルの場合、移動に時間がかかったり、夜遅くに帰ってくる際に不便を感じたりすることがあります。また、ヨーロッパの古いホテルは、エレベーターがなかったり、部屋が狭かったり、バスタブがなくシャワーのみだったりすることもあります。気になる点がある場合は、予約前に旅行会社に確認することをおすすめします。
自由行動時間の過ごし方を計画しておく
添乗員付きツアーでも、自由行動の時間が設定されていることがほとんどです。この自由時間をどう過ごすかによって、旅行の満足度は大きく変わります。「自由時間に何をしよう…」と当日になって悩まないよう、事前に計画を立てておきましょう。
自由行動時間にやりたいことをリストアップしておくと、現地での時間を有効に使えます。
例えば、ツアーでは訪れないカフェや美術館に行く、ショッピングを楽しむ、街歩きをする、オプショナルツアーに参加するなど、選択肢は様々です。オプショナルツアーは、ツアー申込時または現地で申し込むことができますが、人気のツアーは満席になることもありますので、興味があるものは早めに予約しておくと安心です。
また、自由行動時間の移動手段(地下鉄、バス、タクシーなど)や、レストランの予約方法なども事前に調べておくと、スムーズに行動できます。添乗員やガイドに、おすすめスポットを聞いてみるのも良いですね。現地ならではの情報を教えてもらえるかもしれません。
スリ・置き引き対策は必須
ヨーロッパは日本に比べてスリや置き引きの被害が多い地域です。特に観光地や公共交通機関では、日本人旅行者が狙われるケースも少なくありません。楽しい旅行を台無しにしないために、しっかりと対策を行いましょう。
スリ対策として最も重要なのは、貴重品の持ち方です。財布やパスポートは、ジャケットの内ポケットやセキュリティポーチ(体に密着させて使うポーチ)に入れて、外から見えないようにしましょう。リュックサックは背負わずに前に抱える、ショルダーバッグは斜めがけにしてファスナーを手で押さえるなど、常に意識を持つことが大切です。
また、高額な現金は持ち歩かず、クレジットカードをメインの決済手段にすることをおすすめします。カフェやレストランでは、荷物を椅子の背もたれにかけたり、床に置いたりせず、膝の上や体の近くに置いておきましょう。駅や空港など人が多い場所では、特に注意が必要です。
万が一被害に遭った場合は、すぐに添乗員や現地の警察に報告し、クレジットカード会社に連絡してカードを止めましょう。
よくある質問
ヨーロッパツアーに関して、よくいただく質問にお答えします。旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。
Q1. ヨーロッパツアーの相場はいくらですか?
A: 7〜10日間のツアーで20万円〜40万円程度が目安です。
ただし、この金額は旅行の時期、ツアーの種類、行き先によって大きく変動します。オフシーズン(1〜2月)のフリープランツアーなら20万円台から、ハイシーズン(ゴールデンウィーク・お盆)の添乗員付きツアーなら40万円〜50万円以上になることもあります。また、燃油サーチャージや空港諸税(5〜7万円程度)が別途必要な場合が多いため、総額で計算することが大切です。
Q2. 添乗員付きとフリープランはどちらがおすすめですか?
A: 初めてのヨーロッパ旅行や安心感を重視する方には添乗員付き、自由度を重視する方にはフリープランがおすすめです。
添乗員付きツアーは、言葉の心配がなく、観光地の案内やトラブル対応もお任せできるため、初心者の方に人気です。一方、フリープランは航空券とホテルだけがセットになっており、現地での行動は自分で決められるため、リピーターや自分のペースで旅行したい方に向いています。どちらを選ぶかは、ご自身の旅行経験や目的に合わせて判断されることをおすすめします。
Q3. ツアーの食事は美味しいですか?
A: ツアーによって異なりますが、上質なツアーでは現地の名物料理を楽しめます。
格安ツアーでは、団体向けのビュッフェレストランや、日本人観光客向けの決まったメニューになることが多いです。一方、上質なツアー(JTBのQualityシリーズやHISのimpressoなど)では、現地の評判の良いレストランや、その土地ならではの郷土料理を楽しめるプランが組まれています。食事を重視される場合は、ツアーの食事内容をしっかり確認してから選ぶと良いでしょう。
Q4. 一人でツアーに参加できますか?
A: もちろん一人でも参加できます。ただし、一人部屋追加代金がかかる場合があります。
通常のツアーに一人で参加する場合、一人部屋追加代金(シングルチャージ)として3万円〜10万円程度の追加料金がかかることが多いです。費用を抑えたい場合は、「おひとりさま限定ツアー」を選ぶと、追加料金なしで一人部屋に宿泊できます。阪急交通社やクラブツーリズムでは、おひとりさま限定ツアーが充実していますので、ぜひチェックしてみてください。
Q5. ツアー中に自由行動はありますか?
A: 多くのツアーで自由行動の時間が設定されています。
添乗員付きの周遊ツアーでも、各都市で数時間〜半日程度の自由行動時間があることがほとんどです。この時間は、ショッピングやカフェ巡り、ツアーでは訪れない観光スポットへ行くなど、自分の好きなように過ごすことができます。自由行動時間の長さはツアーによって異なりますので、自由度を重視される場合は、スケジュールをよく確認してから申し込むことをおすすめします。
Q6. 直前でもツアーは予約できますか?
A: 空きがあれば直前でも予約可能ですが、早めの予約がおすすめです。
人気のツアーは出発の数ヶ月前に満席になることも珍しくありません。特に繁忙期(ゴールデンウィーク・お盆・年末年始)は早めに埋まる傾向があります。逆に、出発直前に空きが出た場合は、「直前割引」としてお得な料金で販売されることもあります。
ただし、希望のツアーに参加できる保証はありませんので、行きたいツアーが見つかったら早めに予約されることをおすすめします。また、早期予約割引を利用すれば、よりお得に申し込むことができますよ。
まとめ:あなたに最適なヨーロッパ旅行スタイルの選び方
ここまで、ヨーロッパツアーと個人手配の比較、旅行会社7社の特徴、ツアーの選び方や準備について詳しく解説してきました。最後に、旅行スタイル別のおすすめをまとめておきます。
初心者・安心重視の方 → 添乗員付きツアーがおすすめ
- JTB「ルックJTB Quality」:上質なサービスと充実のサポート
- 阪急交通社「フレンドツアー」:価値ある旅を求める方に
コスパ重視の方 → 格安ツアー・フリープランがおすすめ
- HIS:Web限定の格安ツアーが充実
- 阪急交通社「トラピックス」:お手頃価格の周遊ツアー
自由度重視の方 → フリープラン・個人手配がおすすめ
- トラベルスタンダードジャパン:カスタマイズ自由なセミオーダー
- ユーロエクスプレス:オーダーメイドの周遊プラン
ツアー選びの3つのポイント
- 旅行の目的と予算を明確にする
まずは「どこで何をしたいか」「いくらまで出せるか」を決めましょう。目的と予算が明確になれば、自然と選ぶべきツアーが絞られてきます。 - 複数のツアーを比較検討する
同じ行き先でも、旅行会社やツアー内容によって料金やサービスは様々です。トラベルコなどの比較サイトを活用して、複数のツアーを比較検討しましょう。 - 含まれるもの・キャンセル条件を確認する
旅行代金だけでなく、燃油サーチャージや食事、入場料など、総額でいくらかかるのかを確認しましょう。また、キャンセル料の条件も事前にチェックしておくと安心です。
ヨーロッパは、歴史ある街並み、美しい自然、芸術、グルメなど、魅力がたくさん詰まった素晴らしい旅行先です。この記事が、あなたの素敵なヨーロッパ旅行の第一歩になれば幸いです。ぜひ、ご自身にぴったりの旅行スタイルを見つけて、最高の思い出を作ってくださいね。



