「ヨーロッパ旅行でスマホを使いたいけど、どのeSIMを選べばいいか分からない…」
「無制限プランって本当に使い放題なの?」
「複数の国を周遊するなら、どのeSIMがお得?」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ヨーロッパ旅行にはeSIMがもっともおすすめです。物理SIMカードの差し替えが不要で、日本にいる間に購入・設定ができ、現地到着後すぐにインターネットに接続できます。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- ヨーロッパ旅行におすすめのeSIM10選と具体的な料金プラン
- 無制限・コスパ重視・電話番号付きなど用途別のおすすめ
- eSIMの選び方6つのポイントと失敗しないコツ
- iPhone・Androidの設定方法と現地でのトラブル対処法
- 【結論】ヨーロッパ旅行におすすめのeSIM比較一覧
- そもそもeSIMとは?物理SIMカードとの違いを解説
- ヨーロッパ旅行でeSIMを選ぶ6つのポイント
- 【無制限プラン】データ容量を気にせず使えるeSIM3選
- 【コスパ重視】料金が安いヨーロッパeSIM4選
- 【電話番号付き】通話・SMS認証ができるeSIM3選
- 【日数別】旅行期間に合わせたおすすめeSIMプラン
- ヨーロッパでeSIMを使うメリット4つ
- ヨーロッパでeSIMを使うデメリット・注意点5つ
- ヨーロッパeSIMの設定方法【iPhone・Android対応】
- eSIM以外の選択肢|レンタルWi-Fi・海外ローミングとの比較
- ヨーロッパeSIMに関するよくある質問(FAQ)
- まとめ:あなたに最適なヨーロッパeSIMの選び方
【結論】ヨーロッパ旅行におすすめのeSIM比較一覧
まずは結論からお伝えしていきます。ヨーロッパ旅行でeSIMを選ぶ際は、「データ容量」「料金」「サポート体制」の3つを重視することが大切です。数あるeSIMサービスの中から、実際に利用者の評判が良く、ヨーロッパ周遊に適したeSIMを厳選してご紹介していきます。
eSIMは比較的新しい通信手段となっており、2023年頃から日本でも急速に普及が進んでいます。従来のレンタルWi-Fiや現地SIMカードと比較して、手軽さと料金の安さが魅力です。特にヨーロッパのように複数の国を周遊する旅行では、国境を越えるたびにSIMカードを買い直す必要がないため、eSIMの利便性が際立ちます。
【用途別】おすすめeSIMはこれ!
ヨーロッパ旅行でeSIMを選ぶ際、まず考えていただきたいのが「どのような使い方をするか」という点です。用途によって最適なeSIMは異なりますので、ご自身の旅行スタイルに合わせて選んでいただければと思います。
データ無制限で使いたい方には、Holaflyがおすすめです。ヨーロッパ40カ国以上で利用でき、7日間2,400円(税込)からデータ無制限で使えます。SNSや動画視聴を気兼ねなく楽しみたい方、Googleマップや翻訳アプリを頻繁に使う方に最適です。24時間日本語サポートに対応しているため、初めてeSIMを使う方でも安心してご利用いただけます。
コスパを重視したい方には、World eSIMがぴったりです。東証プライム上場企業のビジョン社が運営しており、7日間3GBで990円(税込)から利用可能。海外用Wi-Fiレンタル「グローバルWi-Fi」で培ったノウハウを活かした安心のサービス体制が魅力です。データ使用量が少なめの方や、ホテルのWi-Fiと併用する方におすすめです。
電話番号が必要な方には、Orange eSIMをご検討ください。フランスの通信大手Orangeが提供するeSIMで、15日間6GBに加えて音声通話・SMSが使えるプランが約3,200円です。海外のホテル予約やレストラン予約で電話番号が必要な場面でも安心です。
初心者の方には、trifa(トリファ)がおすすめです。国内企業が運営しており、24時間日本語サポートが充実しています。アプリから簡単に購入・設定ができ、3日間1GBで690円(税込)から利用可能。短期旅行やeSIM初心者の方に最適なサービスです。
【比較表】ヨーロッパeSIM10選一覧
ヨーロッパ旅行で利用できる主要なeSIMサービスを比較表にまとめました。料金やデータ容量、対応国数などを確認しながら、ご自身に合ったサービスを見つけてください。
| サービス名 | 7日間の料金目安 | データ容量 | 対応国数 | 電話番号 | 日本語サポート | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Holafly | 2,400円~ | 無制限 | 40カ国以上 | × | ○(24時間) | 無制限で安心・サポート充実 |
| World eSIM | 990円~ | 3GB~ | 42カ国 | × | ○ | コスパ抜群・上場企業運営 |
| trifa | 690円~ | 1GB~ | 39カ国 | × | ○(24時間) | 初心者向け・アプリで簡単 |
| Airalo | 700円~ | 1GB~ | 39カ国 | × | △(英語中心) | 世界最大級・プラン豊富 |
| Ubigi | 1,000円~ | 3GB~ | 35カ国 | × | △(メールのみ) | NTTグループ・長期プランあり |
| Orange eSIM | 3,200円~ | 6GB+通話 | 30カ国以上 | ○ | × | 電話番号付き・大手キャリア |
| VOYAGEESIM | 1,500円~ | 3GB~ | 40カ国 | × | ○ | 長期プランが充実 |
| eSIM-san | 1,690円~ | 無制限 | 33カ国 | × | ○ | 無制限が安い |
| Klook eSIM | 480円~ | 1GB~ | 30カ国 | × | ○ | 旅行予約と一括購入可能 |
| Saily | 800円~ | 1GB~ | 39カ国 | × | ○ | VPN内蔵でセキュリティ重視 |
選び方の3つのポイント
- 滞在日数+予備1~2日分のプランを選ぶ(フライト遅延対策)
- 1日1GBを目安にデータ容量を計算する(観光中心なら十分)
- 無制限プランでも速度制限の有無を確認する(テザリング制限に注意)
そもそもeSIMとは?物理SIMカードとの違いを解説
eSIMという言葉を聞いたことはあっても、具体的にどのような仕組みなのか分からない方も多いのではないでしょうか。ここでは、eSIMの基本的な仕組みから、従来の物理SIMカードとの違いまで詳しく解説していきます。eSIMを正しく理解することで、ヨーロッパ旅行での通信手段選びがスムーズになりますよ。
eSIMの仕組みと特徴
eSIMとは「embedded SIM(エンベデッドSIM)」の略で、スマートフォン本体に内蔵されたデジタルSIMのことです。eSIMは2016年頃から世界的に普及が始まり、日本でも2020年以降、主要キャリアで対応が進んでいます。
従来のSIMカードは、小さなICカードをスマートフォンに挿入して使用していました。一方、eSIMはスマートフォンに最初から組み込まれているチップに、通信事業者の情報をダウンロードして利用します。つまり、物理的なカードの差し替えが一切不要なのです。
eSIMの最大の特徴は、オンラインで購入から設定まで完結できる点です。QRコードを読み取るか、アプリでプロファイルをダウンロードするだけで、すぐにインターネットに接続できます。海外旅行の場合、日本にいる間にeSIMを購入・設定しておけば、現地の空港に到着した瞬間からスマートフォンを使えるようになります。
また、eSIMは1台のスマートフォンに複数の回線を登録できるのも大きなメリットです。日本で使っている回線はそのままに、海外用のeSIMを追加することで、帰国後も設定を変更することなくすぐに日本の回線に戻せます。
eSIMと物理SIMカードの違い【比較表】
eSIMと物理SIMカードの違いを、より具体的に比較してみましょう。
海外旅行者の通信手段としてeSIMの利用率は年々増加しており、特にヨーロッパ旅行者の間で人気が高まっています。
| 比較項目 | eSIM | 物理SIMカード |
|---|---|---|
| 購入方法 | オンラインで即時購入 | 店舗または郵送で購入 |
| 設定方法 | QRコード読み取りまたはアプリ | スマホからSIMカードを取り出して差し替え |
| 開通までの時間 | 数分~数十分 | 数時間~数日(郵送の場合) |
| 紛失リスク | なし(スマホ内蔵) | あり(小さいカードのため) |
| 複数回線の利用 | 可能(デュアルSIM対応機種) | SIMカードの差し替えが必要 |
| 対応機種 | 2018年以降のモデルが中心 | ほぼすべてのスマートフォン |
| 再利用 | 基本的に不可(1回限り) | 可能な場合あり |
物理SIMカードは対応機種を選ばない点がメリットですが、ヨーロッパ周遊旅行では国ごとにSIMカードを購入し直す必要がある場合もあります。一方、eSIMなら1つのプランで複数の国をカバーできるため、周遊旅行には圧倒的に便利です。
eSIM対応機種一覧(iPhone・Android)
eSIMを利用するためには、お使いのスマートフォンがeSIMに対応している必要があります。
iPhoneはiPhone XS/XR以降のモデルでeSIMに対応しています。
iPhoneの対応機種:
- iPhone 16シリーズ(16/16 Plus/16 Pro/16 Pro Max)
- iPhone 15シリーズ(15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max)
- iPhone 14シリーズ(14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max)
- iPhone 13シリーズ(13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max)
- iPhone 12シリーズ(12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max)
- iPhone 11シリーズ(11/11 Pro/11 Pro Max)
- iPhone XS/XS Max/XR
- iPhone SE(第2世代以降)
Androidの対応機種(主要モデル):
- Google Pixel 4以降
- Samsung Galaxy S20以降、Galaxy Z Flip/Foldシリーズ
- OPPO Find X3以降
- Xiaomi 12以降
- AQUOS sense7以降
- Xperia 10 IV以降
eSIM対応かどうかを確認する最も確実な方法は、スマートフォンの設定画面から確認することです。iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」というメニューがあれば対応しています。また、SIMロックが解除されていることも必須条件となりますので、事前にご確認ください。
ヨーロッパ旅行でeSIMを選ぶ6つのポイント
eSIMサービスは数多く存在するため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、ヨーロッパ旅行でeSIMを選ぶ際に確認すべき6つのポイントを詳しく解説していきます。これらのポイントを押さえておけば、自分に最適なeSIMを見つけることができますよ。
①対応国数をチェック(30カ国以上がおすすめ)
ヨーロッパ旅行でeSIMを選ぶ際、最初に確認すべきなのが「対応国数」です。ヨーロッパには約50の国と地域があり、日本人旅行者に人気の渡航先も多岐にわたります。
ヨーロッパ周遊旅行を予定している場合は、30カ国以上に対応したeSIMを選ぶことをおすすめします。例えば、フランス→イタリア→スペインと移動する場合、各国が対応エリアに含まれていれば、SIMの再購入や設定変更なしでそのまま使い続けられます。
特に注意したいのが、スイスやイギリス、トルコなどEU非加盟国の対応状況です。EU加盟国のみをカバーするプランでは、これらの国で利用できない場合があります。渡航予定の国がすべて含まれているか、購入前に必ず確認してください。
また、対応国数が多いeSIMは、急な予定変更にも対応できるメリットがあります。旅行中に「せっかくだからモナコにも寄ろう」となった場合でも、対応国に含まれていれば安心です。
②データ容量と利用日数(1日1GBが目安)
次に重要なのが、データ容量と利用日数のバランスです。海外旅行中のスマートフォン利用で最も多いのは「地図アプリ」と「SNS」とされています。
1日あたりの目安データ使用量:
- 地図アプリ(Googleマップなど):約100MB/時間
- SNS閲覧(Instagram、X):約200MB/時間
- 動画視聴(YouTube):約1GB/時間
- LINEメッセージ・通話:約50MB/時間
一般的な観光旅行であれば、1日1GB程度あれば十分です。ホテルやカフェのWi-Fiも併用する場合は、さらに少ない容量でも問題ありません。
利用日数については、滞在日数+1~2日分のプランを選ぶことをおすすめします。フライトの遅延や予定変更に備えて、余裕を持ったプランを選んでおくと安心です。
③通信速度と速度制限(無制限の落とし穴)
「データ無制限」と聞くと、どれだけ使っても高速通信ができると思いがちですが、実はそうとは限りません。
多くの無制限プランでは、一定のデータ量を超えると通信速度が制限される「フェアユースポリシー」が適用されます。例えば、Holaflyの場合、1日あたりのテザリングは最大1GBまでという制限があります。
また、無制限プランでも短時間で大量のデータを消費すると速度制限がかかる場合があります。動画のストリーミングやオンラインゲームを長時間楽しみたい方は、事前に各サービスの利用規約を確認しておきましょう。
通信速度については、4G/LTE対応のeSIMがほとんどですが、都市部では5G対応のサービスも増えています。ただし、山間部や地方では通信が不安定になる場合もあるため、重要な連絡手段は複数確保しておくことをおすすめします。
④電話番号の有無(SMS認証が必要な場合)
eSIMの多くは「データ通信専用」であり、音声通話やSMS(ショートメッセージ)には対応していません。海外でのSMS認証トラブルに関する相談も増加しているとのことです。
電話番号が必要になる主なケース:
- ホテルやレストランへの電話予約
- 現地ツアーの緊急連絡
- 銀行やクレジットカードのSMS認証
- 配車アプリ(Uber等)の登録・認証
これらの用途がある場合は、電話番号付きのeSIM(Orange eSIMなど)を選ぶか、日本の携帯電話の国際ローミングを併用することをおすすめします。
なお、LINEやWhatsApp、Skypeなどの通話アプリは、データ通信専用のeSIMでも問題なく利用できます。日本の家族や友人との連絡は、これらのアプリで十分対応可能です。
⑤サポート体制(24時間日本語対応がベスト)
海外でeSIMがうまく繋がらないトラブルが発生した場合、頼りになるのがカスタマーサポートです。
サポート体制を確認する際のポイント:
- 日本語対応の有無:英語でのやり取りに不安がある方は必須
- 対応時間:24時間対応なら時差を気にせず相談可能
- 対応方法:チャット、LINE、メールなど
- 返信速度:緊急時にすぐ対応してもらえるか
HolaflyやtrifaはLINEでの24時間日本語サポートに対応しており、初めてeSIMを使う方にも安心です。一方、Airaloは英語対応が中心となるため、英語でのコミュニケーションに自信がない方は注意が必要です。
⑥5G対応・テザリング可否
最後に確認したいのが、5G対応とテザリングの可否です。Visaの調査によると、海外旅行中に複数デバイスでインターネットを利用する人が増加しており、テザリング需要も高まっています。
5G対応について:
ヨーロッパの主要都市(パリ、ロンドン、ローマなど)では5Gネットワークが整備されつつありますが、地方や観光地では4Gが主流です。5G対応のeSIMを選んでも、実際に5Gを利用できる場所は限られるため、現時点では4G対応で十分と考えてよいでしょう。
テザリングについて:
タブレットやノートPCをスマートフォン経由でインターネットに接続したい場合は、テザリング対応のeSIMを選ぶ必要があります。ただし、無制限プランでもテザリングには制限がかかる場合が多いです。例えば、Holaflyはテザリング時に1日1GBまでの制限があります。
複数デバイスでの利用を予定している場合は、テザリング制限の有無を必ず確認してから購入してください。
【無制限プラン】データ容量を気にせず使えるeSIM3選
「データ容量を気にせず、思いっきりスマートフォンを使いたい!」という方には、無制限プランがおすすめです。ここでは、ヨーロッパ旅行で人気の無制限eSIMを3つご紹介します。それぞれの特徴や注意点も詳しく解説していきますので、ご自身の旅行スタイルに合ったサービスを見つけてくださいね。
Holafly(7日間2,400円・40カ国対応)

Holafly(オラフライ)は、スペイン発のeSIMサービスで、世界累計100万人以上の利用実績を持つ人気サービスです。ヨーロッパでは40カ国以上に対応しており、データ無制限プランを中心に提供しています。
Holaflyの料金プラン(ヨーロッパ向け):
- 5日間:1,900円(税込)
- 7日間:2,400円(税込)
- 10日間:3,400円(税込)
- 15日間:4,700円(税込)
- 30日間:7,900円(税込)
Holaflyの最大の魅力は、データ無制限でありながら料金が比較的リーズナブルな点です。1日あたりに換算すると、7日間プランで約343円、15日間プランで約313円となります。
通信速度は4G/LTE、一部エリアでは5Gにも対応しています。実際の利用者からは「都市部では快適に使えた」「地下鉄では少し繋がりにくいこともあった」という声が寄せられています。
注意点として、テザリングは1日あたり1GBまでの制限があります。また、短時間で大量のデータを消費した場合、通信速度が制限される可能性があることも覚えておきましょう。24時間日本語サポート(LINE・チャット対応)があるため、トラブル時も安心です。
eSIM-san(7日間1,690円・33カ国対応)

eSIM-sanは、日本企業が運営するeSIMサービスで、無制限プランをリーズナブルな価格で提供しています。ヨーロッパでは33カ国に対応しており、コストパフォーマンスを重視する方に人気です。
eSIM-sanの料金プラン(ヨーロッパ向け):
- 5日間:1,290円(税込)
- 7日間:1,690円(税込)
- 10日間:2,290円(税込)
- 15日間:2,990円(税込)
- 30日間:4,990円(税込)
Holaflyと比較すると、7日間プランで約700円お得になります。長期滞在になるほど、その差は大きくなるため、2週間以上のヨーロッパ旅行を予定している方には特におすすめです。
日本企業が運営しているため、サポートは完全日本語対応。メールでの問い合わせが中心ですが、丁寧な対応が評判です。ただし、対応国数がHolaflyよりも少ないため、渡航先がカバーされているか事前に確認が必要です。
TORA eSIM(40カ国対応・容量選択可能)

TORA eSIMは、無制限プランから小容量プランまで幅広い選択肢を提供するeSIMサービスです。ヨーロッパでは40カ国に対応しており、自分の使い方に合わせてプランを選べる柔軟性が魅力です。
TORA eSIMの特徴は、無制限プランだけでなく0.5GBから選べる小容量プランも用意されている点です。「無制限まではいらないけど、ある程度の容量は欲しい」という方にぴったりです。
また、専用アプリからデータ残量をリアルタイムで確認できるため、使いすぎの心配もありません。万が一データを使い切っても、アプリから追加購入が可能です。
サポートは日本語対応で、チャットでの問い合わせが可能。ただし、24時間対応ではないため、時差がある地域での利用時は注意が必要です。
【コスパ重視】料金が安いヨーロッパeSIM4選
「できるだけ通信費を抑えたい」「データ使用量はそこまで多くない」という方には、コスパ重視のeSIMがおすすめです。ここでは、ヨーロッパ旅行で料金を抑えながら快適に使えるeSIMを4つご紹介します。ホテルのWi-Fiと併用すれば、さらにお得に利用できますよ。
World eSIM(7日間3GB・990円・東証プライム上場企業運営)

World eSIMは、海外用Wi-Fiレンタル「グローバルWi-Fi」で有名な株式会社ビジョンが運営するeSIMサービスです。東証プライム上場企業が運営しているため、安心感を重視する方におすすめです。
World eSIMの料金プラン(ヨーロッパ周遊向け):
- 7日間3GB:990円(税込)
- 7日間7GB:1,540円(税込)
- 30日間5GB:1,998円(税込)
- 30日間10GB:3,034円(税込)
- 7日間無制限:2,200円(税込)
World eSIMの魅力は、プランの選択肢が豊富な点です。少量データから無制限まで、自分の使い方に合わせて細かく選べます。また、ヨーロッパ周遊プランは42カ国に対応しており、対応国数も十分です。
アプリから使用データ量をリアルタイムで確認でき、残量が少なくなったらアプリ内で追加購入も可能。日本語サポートにも対応していますが、24時間ではないため、営業時間を確認しておくことをおすすめします。
Airalo(1GB・約700円・39カ国対応)

Airalo(エアロ)は、世界200カ国以上に対応する世界最大級のeSIMマーケットプレイスです。1GB数百円からという低価格で、必要な分だけ購入できる手軽さが魅力です。
Airaloの料金プラン(ヨーロッパ周遊向け・2025年12月時点):
- 7日間1GB:約700円
- 15日間3GB:約1,500円
- 30日間5GB:約2,300円
- 90日間20GB:約6,500円
Airaloは世界中で利用者が多く、口コミや評判も豊富です。専用アプリから購入・設定・残量確認まで完結でき、初めてでも直感的に操作できます。
ただし、サポートは英語中心となるため、日本語でのやり取りを希望する方には不向きです。また、一部のeSIMはテザリングに非対応の場合があるため、購入前に確認が必要です。
trifa(3日間1GB・690円・24時間日本語サポート)

trifa(トリファ)は、株式会社ERAKEが運営する日本発のeSIMサービスです。国内企業ならではの手厚いサポート体制が魅力で、eSIM初心者の方に特におすすめです。
trifaの料金プラン(ヨーロッパ向け):
- 1日間1GB:690円(税込)
- 3日間1GB:690円(税込)
- 7日間3GB:1,490円(税込)
- 7日間無制限:2,990円(税込)
trifaの最大の特徴は、24時間対応の日本語チャットサポートです。深夜や早朝にトラブルが発生しても、すぐに日本語で相談できる安心感があります。また、アプリから購入から設定まで完結できるため、操作も簡単です。
国内eSIMアプリ利用者数No.1という実績もあり、信頼性の高いサービスです。短期旅行やeSIMが初めての方は、まずtrifaから試してみるのがおすすめです。
Klook eSIM(5日間1GB・480円)

Klookは、アジアを中心に展開する旅行予約プラットフォームで、eSIMも販売しています。旅行のアクティビティやチケットと一緒にeSIMを購入できる手軽さが魅力です。
Klook eSIMの特徴:
- 5日間1GB:480円~
- 他の旅行予約と一括購入可能
- 日本語対応あり
- QRコードで簡単設定
Klookは、すでにKlookでツアーやチケットを予約している方にとって便利なオプションです。同じプラットフォームで通信手段も確保できるため、旅行準備がスムーズになります。
ただし、eSIM専門サービスと比較すると、プランの選択肢がやや少ない傾向にあります。また、サポート体制も旅行予約が中心となるため、eSIM専門のサービスほど手厚くない場合があります。
【電話番号付き】通話・SMS認証ができるeSIM3選
「海外で電話番号が必要になる場面がある」「SMS認証ができないと困る」という方には、電話番号付きのeSIMがおすすめです。
ここでは、ヨーロッパで音声通話やSMSが利用できるeSIMを3つご紹介します。ビジネス旅行や長期滞在の方にも適したプランですよ。
Orange eSIM(15日間6GB+通話・約3,200円)

Orangeは、フランスの大手通信キャリアで、ヨーロッパでは非常に高い知名度を誇ります。電話番号付きのeSIMプランを提供しており、音声通話やSMSが必要な方におすすめです。
Orange eSIMの主な特徴:
- 15日間6GB+音声通話・SMS付き:約3,200円
- フランスの電話番号が付与される
- ヨーロッパ30カ国以上で利用可能
- 現地キャリアならではの安定した通信品質
Orange eSIMの魅力は、現地キャリアならではの安定した通信品質です。フランス国内はもちろん、EU加盟国でもローミング料金なしで利用できます。
電話番号が付与されるため、ホテルやレストランへの予約電話、現地ツアーの緊急連絡などにも対応可能。また、SMS認証が必要なサービス(銀行アプリ、配車アプリなど)も利用できます。
ただし、サポートは英語またはフランス語となるため、日本語対応を希望する方には不向きです。また、電話番号はフランスの番号となるため、日本からの着信を受ける場合は国際電話料金がかかります。
eSIM Mart(1,590円~・国際通話対応)

eSIM Martは、電話番号付きのeSIMを比較的リーズナブルな価格で提供するサービスです。音声通話とデータ通信がセットになったプランがあり、ビジネス利用にも適しています。
eSIM Martの特徴:
- 1,590円~から電話番号付きプランあり
- 国際通話対応
- 日本語サポートあり
- 複数国対応プランも選択可能
eSIM Martは、電話番号付きeSIMの中では比較的手頃な価格設定です。データ容量と通話分数のバランスを考慮したプランが用意されており、用途に合わせて選べます。
日本語サポートにも対応しているため、英語が苦手な方でも安心して利用できます。ただし、対応国やプラン内容は時期によって変動するため、購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。
Airalo音声通話アドオン(データ+通話パック)

Airaloでは、一部のプランで音声通話機能を追加購入できる「アドオン」オプションがあります。すでにAiraloのデータプランを持っている方や、柔軟にプランを組み合わせたい方におすすめです。
Airalo音声通話アドオンの特徴:
- データプランに音声通話を追加可能
- 必要な分だけ購入できる
- 一部の国・地域で対応
- アプリから簡単に追加購入
Airaloのアドオンは、「最初はデータ通信だけで良いと思っていたけど、やっぱり電話番号が必要になった」という場合に便利です。追加購入でき、現地で柔軟に対応できます。
ただし、すべての国・地域で音声通話アドオンが利用できるわけではありません。また、電話番号が付与されるまでに時間がかかる場合もあるため、事前の計画が重要です。
【日数別】旅行期間に合わせたおすすめeSIMプラン
ヨーロッパ旅行の期間は人それぞれ。週末を利用した弾丸旅行から、2週間以上のゆったり周遊旅行まで、滞在日数によって最適なeSIMプランは異なります。ここでは、旅行期間別におすすめのプランをご紹介していきます。
3~5日間の短期旅行(trifa 3日690円・Klook 5日480円)
週末や連休を利用した3~5日間の短期旅行には、少量データプランがおすすめです。3~5日間の短期海外旅行は年々増加傾向にあり、特にヨーロッパの主要都市への弾丸旅行が人気です。
3~5日間の短期旅行におすすめのeSIM:
- trifa:3日間1GB・690円(税込)
- Klook eSIM:5日間1GB・480円~
- Airalo:7日間1GB・約700円
短期旅行の場合、データ使用量はそれほど多くならないことがほとんどです。1日あたり1GB程度あれば、地図アプリやSNSを十分に使えます。
ポイントは、滞在日数ぴったりではなく1~2日余裕のあるプランを選ぶこと。フライトの遅延や予定変更に備えて、少し長めのプランを選んでおくと安心です。
7~10日間の定番旅行(World eSIM 7日990円・Holafly 7日2,400円)
1週間から10日間は、ヨーロッパ旅行で最も人気のある滞在期間です。複数の都市や国を周遊するのに十分な時間があり、観光も充実できます。
7~10日間の旅行におすすめのeSIM:
- World eSIM:7日間3GB・990円(コスパ重視)
- World eSIM:7日間無制限・2,200円(無制限でコスパ◎)
- Holafly:7日間無制限・2,400円(サポート充実)
- eSIM-san:7日間無制限・1,690円(最安クラス)
この期間になると、データ使用量も増える傾向にあります。特にヨーロッパ周遊で複数の国を訪れる場合は、地図アプリや翻訳アプリの使用頻度が高くなるため、5GB以上または無制限プランをおすすめします。
1日あたりの料金を計算すると、Holaflyの7日間プランは約343円、World eSIMの無制限プランは約314円となります。長くなるほどお得になる傾向があるため、迷ったら少し長めのプランを選ぶのがおすすめです。
14日以上の長期旅行(VOYAGEESIM 15日2,980円・Orange 30日6,500円)
2週間以上の長期旅行や短期留学、ビジネス出張には、長期プランが充実したeSIMがおすすめです。海外留学や長期滞在の需要は年々増加しており、通信手段の確保は重要な課題となっています。
14日以上の長期旅行におすすめのeSIM:
- VOYAGEESIM:15日間3GB・2,980円
- Holafly:15日間無制限・4,700円
- Orange eSIM:30日間・約6,500円(電話番号付き)
- Ubigi:30日間10GB・約3,500円
長期滞在の場合、1日あたりの料金がより重要になります。Holaflyの15日間プランは1日あたり約313円、30日間プランは約263円と、長くなるほどお得です。
また、長期滞在では電話番号が必要になる場面も増えるため、Orange eSIMのような電話番号付きプランも検討する価値があります。現地での手続きや緊急連絡に備えて、音声通話ができる手段を確保しておくと安心です。
ヨーロッパでeSIMを使うメリット4つ
ここまでeSIMの選び方やおすすめサービスを紹介してきましたが、「そもそもeSIMを使うメリットって何?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ここでは、ヨーロッパ旅行でeSIMを使う4つのメリットを詳しく解説していきます。
日本で事前購入・設定が可能
eSIMの最大のメリットは、日本にいる間に購入から設定まで完了できる点です。
海外旅行者の多くが出発前の準備に不安を感じているとのこと。eSIMなら、その不安を解消できます。
従来のSIMカードやレンタルWi-Fiの場合、空港のカウンターで受け取ったり、現地の通信ショップで購入したりする必要がありました。言葉が通じない環境での手続きは、時間も労力もかかります。
eSIMなら、出発前の自宅やカフェで、スマートフォン1つあれば購入から設定まで完了。現地の空港に到着した瞬間から、すぐにインターネットに接続できます。空港からホテルまでの道順を調べたり、家族に到着連絡を送ったりするのもスムーズです。
物理SIM差し替え不要・紛失リスクなし
eSIMはスマートフォン本体に内蔵されているため、SIMカードを差し替える手間がありません。
海外旅行中のトラブルとして「貴重品の紛失」が上位に挙げられていますが、eSIMならその心配は無用です。
物理SIMカードは非常に小さく、差し替えの際に紛失してしまうリスクがあります。特に、日本のSIMカードを取り外して保管しておく場合、帰国時に見つからないというトラブルも少なくありません。
また、SIMカードの差し替えには専用のピン(SIMイジェクター)が必要ですが、eSIMなら道具も不要。スマートフォンの設定画面から操作するだけなので、機械が苦手な方でも安心です。
国境を越えても再設定不要
ヨーロッパ周遊旅行でeSIMが威力を発揮するのが、国境を越えても再設定が不要という点です。
EU加盟国間ではローミング規制が統一されており、追加料金なしで通信サービスを利用できます。
例えば、フランス→ベルギー→オランダ→ドイツと4カ国を周遊する場合、物理SIMカードでは各国でSIMを購入し直す必要がある場合があります。しかし、ヨーロッパ周遊対応のeSIMなら、1つのプランで全ての国をカバー。
国境を越えた瞬間に自動的に現地のネットワークに接続されるため、設定変更は一切不要です。移動中も途切れることなくインターネットを利用でき、旅のストレスを大幅に軽減できます。
レンタルWi-Fiより安く返却不要
eSIMは、従来のレンタルWi-Fiと比較して料金が安く、返却の手間もありません。
レンタルWi-FiとeSIMの比較(7日間・ヨーロッパ利用の場合):
- レンタルWi-Fi:1日1,000円~1,500円 × 7日 = 7,000円~10,500円
- eSIM(無制限):2,000円~2,500円
レンタルWi-Fiは、端末の受取・返却の手間がかかります。空港で受け取る場合は出発前の時間が削られ、帰国時も返却カウンターに立ち寄る必要があります。また、端末を紛失・破損した場合は弁償金が発生することも。
eSIMなら、購入から利用終了まで全てオンラインで完結。返却の必要がないため、帰国時の煩わしさも一切ありません。
ヨーロッパでeSIMを使うデメリット・注意点5つ
eSIMは便利な通信手段ですが、いくつかのデメリットや注意点もあります。事前に把握しておくことで、トラブルを防ぎ、快適な旅行を楽しめます。ここでは、eSIMを使う際に知っておきたい5つのポイントを解説していきます。
eSIM非対応端末では利用不可
eSIMを利用するためには、お使いのスマートフォンがeSIMに対応している必要があります。
iPhoneはiPhone XS/XR以降、iPadはセルラーモデルの一部がeSIMに対応しています。
2018年以前に発売されたスマートフォンや、一部の格安スマートフォンはeSIM非対応の場合があります。購入前に必ず対応状況を確認してください。
確認方法は簡単です。iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」というメニューがあれば対応しています。Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」で確認できます。
SIMロック解除が必要な場合も
eSIMを利用するには、スマートフォンのSIMロックが解除されている必要があります。総務省は2021年10月以降に発売された端末について、SIMロックを原則禁止としていますが、それ以前の端末は確認が必要です。
SIMロックとは、購入した携帯電話会社以外のSIMカードを使えないようにする制限のことです。大手キャリア(docomo、au、SoftBank)で購入した端末は、SIMロックがかかっている場合があります。
SIMロック解除は、各キャリアの店舗やオンラインで手続き可能です。一定の条件を満たせば無料で解除できるため、渡航前に必ず確認しておきましょう。
無制限でも速度制限がかかる場合あり
「データ無制限」と謳っていても、一定の条件下では通信速度が制限される場合があります。
多くの無制限プランでは、「フェアユースポリシー」が適用されます。これは、短時間で大量のデータを消費した場合に通信速度を制限する仕組みです。動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードを長時間行うと、制限がかかる可能性があります。
また、テザリング(スマートフォンを介して他の端末をインターネットに接続する機能)にも制限がある場合が多いです。Holaflyの場合、テザリングは1日1GBまでとなっています。
購入後のキャンセル・返金が難しい
eSIMはデジタル商品であるため、購入後のキャンセルや返金が難しい場合がほとんどです。
多くのeSIMサービスでは、一度購入してQRコードを発行・ダウンロードすると、返金対応ができません。「間違ったプランを購入してしまった」「渡航予定がキャンセルになった」という場合でも、返金を受けられないことが多いです。
購入前に、プラン内容(対応国、データ容量、利用日数)を十分に確認してください。また、キャンセルポリシーや返金条件についても、各サービスの規約を事前にチェックしておくことをおすすめします。
テザリング非対応のサービスもある
すべてのeSIMがテザリングに対応しているわけではありません。
海外旅行中に複数デバイスでインターネットを利用したいというニーズは高まっていますが、eSIMによってはテザリングが使えない場合があります。
タブレットやノートPCをスマートフォン経由でインターネットに接続したい場合は、購入前にテザリング対応の有無を必ず確認してください。
また、テザリング対応のeSIMでも、テザリング時のみデータ容量に制限がかかるサービスもあります。例えば、本体では無制限でも、テザリングは1日1GBまでというケースです。複数デバイスでの利用を予定している方は、この点を特に注意してください。
ヨーロッパeSIMの設定方法【iPhone・Android対応】
eSIMの設定は難しそうに感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプルです。ここでは、iPhone・Androidそれぞれの設定手順を分かりやすく解説していきます。事前に日本で設定を済ませておけば、現地到着後すぐにインターネットを利用できますよ。
iPhoneでの設定手順(6ステップ)
iPhoneでのeSIM設定は、以下の6ステップで完了します。
【事前準備】
- Wi-Fi環境があること
- iOSが最新バージョンであること
- SIMロックが解除されていること
【設定手順】
- eSIMを購入する
- 各eSIMサービスの公式サイトまたはアプリでプランを購入
- 購入後、QRコードがメールまたはアプリに届く
- 設定アプリを開く
- iPhoneの「設定」→「モバイル通信」をタップ
- eSIMを追加する
- 「eSIMを追加」→「QRコードを使用」をタップ
- カメラでQRコードを読み取る
- プロファイルをインストール
- 「モバイル通信プランを追加」をタップ
- インストールが完了するまで待つ(数分程度)
- 回線に名前をつける
- 「旅行」「ヨーロッパ」など分かりやすい名前をつけておくと便利
- 現地到着後の設定
- 「設定」→「モバイル通信」→追加したeSIMを選択
- 「この回線をオンにする」をオン
- 「データローミング」をオン
これで設定は完了です。現地に到着したら、ステップ6の操作でeSIMを有効化してください。
Androidでの設定手順(5ステップ)
Androidでの設定手順は機種によって若干異なりますが、基本的な流れは同じです。
【事前準備】
- Wi-Fi環境があること
- OSが最新バージョンであること
- SIMロックが解除されていること
【設定手順】
- eSIMを購入する
- 各eSIMサービスの公式サイトまたはアプリでプランを購入
- 購入後、QRコードがメールまたはアプリに届く
- 設定アプリを開く
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」をタップ
- eSIMを追加する
- 「+」または「SIMを追加」をタップ
- 「代わりにeSIMをダウンロードしますか?」→「次へ」
- カメラでQRコードを読み取る
- プロファイルをインストール
- ダウンロードが完了するまで待つ(数分程度)
- 「有効化」をタップ
- 現地到着後の設定
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」
- 追加したeSIMを選択してオンにする
- 「ローミング」をオンにする
現地到着後の回線切り替え方法
日本を出発する前にeSIMをインストールしておけば、現地到着後の操作は簡単です。飛行機が着陸し、機内モードを解除したら、以下の手順でeSIMに切り替えてください。
iPhone:
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- インストールしたeSIMをタップ
- 「この回線をオンにする」をオンに
- 「データローミング」をオンに
- 画面上部にキャリア名が表示されれば接続完了
Android:
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- インストールしたeSIMを選択
- 「SIMを使用」をオンに
- 「ローミング」をオンに
- 電波表示が変われば接続完了
うまく接続できない場合は、一度機内モードをオン→オフにしてみてください。それでも繋がらない場合は、各サービスのカスタマーサポートにお問い合わせください。
帰国後のeSIM削除方法
旅行が終わったら、不要になったeSIMを削除することができます。削除しなくても特に問題はありませんが、整理しておくと次回の海外旅行時に分かりやすくなります。
iPhone:
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 削除したいeSIMをタップ
- 下にスクロールして「eSIMを削除」をタップ
- 確認画面で「eSIMを削除」をタップ
Android:
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 削除したいeSIMをタップ
- 「SIMを削除」または「消去」をタップ
- 確認画面で「削除」をタップ
なお、一度削除したeSIMは再インストールできない場合がほとんどです。有効期限が残っている場合は、次回の旅行まで残しておくこともできます。
eSIM以外の選択肢|レンタルWi-Fi・海外ローミングとの比較
eSIM以外にも、ヨーロッパでインターネットを使う方法はあります。ここでは、レンタルWi-Fiや海外ローミングとの比較を行い、それぞれのメリット・デメリットを整理していきます。ご自身の旅行スタイルに合った通信手段を選んでくださいね。
3者比較表(eSIM・レンタルWi-Fi・海外ローミング)
ヨーロッパ旅行で利用できる主な通信手段を比較表にまとめました。
| 比較項目 | eSIM | レンタルWi-Fi | 海外ローミング |
|---|---|---|---|
| 料金(7日間) | 1,000円~3,000円 | 7,000円~15,000円 | 980円~2,980円/日 |
| 受取・返却 | 不要 | 必要(空港または宅配) | 不要 |
| 複数人での共有 | 不可(テザリングは可能) | 可能(5台程度) | 不可 |
| 通信品質 | 現地キャリアと同等 | やや不安定な場合も | 契約キャリアに準ずる |
| バッテリー | スマホのみ | 別途端末の充電が必要 | スマホのみ |
| 対応機種 | eSIM対応機種のみ | すべてのWi-Fi対応機器 | 契約キャリアによる |
| 設定の難易度 | やや複雑 | 簡単 | 簡単 |
| 紛失リスク | なし | あり(弁償金の可能性) | なし |
それぞれおすすめな人:
- eSIM:1人旅、コスパ重視、荷物を減らしたい方
- レンタルWi-Fi:複数人での旅行、複数デバイスを使いたい方
- 海外ローミング:手軽さ重視、短期間の利用
楽天モバイル・ahamoの海外ローミング活用法
日本の携帯キャリアの中には、追加料金なしで海外ローミングを利用できるプランがあります。楽天モバイルやahamo(docomo)は、特にお得に海外で使えるサービスとして注目されています。
楽天モバイルの海外ローミング:
- 対象国で毎月2GBまで無料
- 2GB超過後は1GB500円で追加購入可能
- 70以上の国と地域で利用可能
- 追加手続き不要でそのまま使える
ahamo(docomo)の海外ローミング:
- 82の国と地域で20GBまで追加料金なし
- 15日間まで利用可能
- 15日超過後は速度制限(128kbps)
- 日本での契約プランのデータ容量を使用
これらのサービスは、既存の契約をそのまま活用できる手軽さが魅力です。ただし、長期滞在や大容量データが必要な場合は、eSIMの方がお得になることもあります。
また、Yahoo!ニュースなど一部の日本向けサービスは、海外IPアドレスからのアクセスを制限している場合があります。楽天モバイルやahamoなら日本のIPアドレスで接続できるため、これらのサービスも問題なく利用できるメリットがあります。
ヨーロッパeSIMに関するよくある質問(FAQ)
eSIMについて、よくいただく質問をまとめました。初めてeSIMを使う方や、不安な点がある方は、ぜひ参考にしてください。
Q1. 無制限eSIMの速度制限はどの程度?
A: サービスや利用状況によって異なりますが、通常利用では問題ないレベルです。
データ無制限プランでも「フェアユースポリシー」が適用される場合があります。短時間で大量のデータを消費すると、通信速度が制限される可能性があります。
ただし、一般的な観光利用(地図アプリ、SNS、メール、LINEなど)では、速度制限を意識することはほとんどありません。動画のストリーミングを長時間続けたり、大容量ファイルをダウンロードしたりする場合は注意が必要です。
テザリングについては、多くの無制限プランで1日1GB程度の制限があります。複数デバイスでの利用を予定している場合は、この点を考慮してプランを選んでください。
Q2. 電話番号付きでおすすめのeSIMは?
A: Orange eSIMがおすすめです。フランスの大手キャリアで、安定した通信品質と電話番号付きプランを提供しています。
電話番号が必要な場面:
- ホテルやレストランへの予約電話
- 現地ツアーの緊急連絡
- 配車アプリ(Uber等)のSMS認証
- 銀行やクレジットカードのセキュリティ認証
Orange eSIMは15日間6GB+音声通話・SMS付きで約3,200円と、電話番号付きプランの中ではリーズナブルです。ただし、サポートは英語またはフランス語となるため、日本語対応が必要な場合は他の選択肢もご検討ください。
Q3. 国を移動するたびに再設定は必要?
A: ヨーロッパ周遊対応のeSIMなら、再設定は一切不要です。
ヨーロッパ周遊プランは、複数の国をカバーしているため、国境を越えても自動的に現地のネットワークに接続されます。例えば、フランス→ベルギー→オランダと移動しても、設定を変更することなくそのまま利用できます。
ただし、eSIMによっては対応国が限られている場合があります。渡航予定の国がすべてカバーされているか、購入前に必ず確認してください。特に、スイスやイギリス、トルコなどEU非加盟国の対応状況は要チェックです。
Q4. 何日前に購入すべき?
A: 出発の1週間前までに購入・設定を済ませておくことをおすすめします。
eSIMは購入後すぐにダウンロードできますが、初めての方は設定に戸惑う場合もあります。余裕を持って準備することで、万が一のトラブルにも対応できます。
購入のベストタイミング:
- 1週間前:購入・設定を済ませ、テスト
- 2~3日前:設定の最終確認
- 出発当日:特に操作は不要(現地で有効化)
なお、多くのeSIMは「ダウンロード日」ではなく「アクティベート(有効化)日」から利用期間がカウントされます。出発前に早めに購入しても、現地で有効化するまで日数は消費されませんのでご安心ください。
Q5. 現地で使えない時の対処法は?
A: まず機内モードのオン→オフ、それでも繋がらない場合はサポートに連絡してください。
eSIMが繋がらない場合の対処法:
- 機内モードをオン→オフ:ネットワークの再接続を試みる
- eSIMが有効か確認:「設定」でeSIMがオンになっているか確認
- データローミングをオン:海外では必ずオンにする必要あり
- 端末を再起動:一度電源を切って再起動
- カスタマーサポートに連絡:上記で解決しない場合
24時間日本語サポートがあるサービス(Holafly、trifa等)なら、深夜や早朝でも対応してもらえます。サポート連絡先は事前にメモしておくか、スクリーンショットで保存しておくと安心です。
Q6. データ容量を使い切った場合の追加購入は可能?
A: 多くのサービスでアプリから追加購入が可能です。
データ容量を使い切ってしまった場合でも、多くのeSIMサービスではアプリや公式サイトから追加データを購入できます。
- Holafly:アプリから追加日数を購入可能
- Airalo:アプリからチャージ(追加購入)可能
- trifa:アプリから追加データパックを購入可能
- World eSIM:アプリから追加購入可能
ただし、追加購入にはインターネット接続が必要です。データ容量を完全に使い切る前に、ホテルや空港のWi-Fiを使って追加購入することをおすすめします。
また、容量切れを防ぐために、残量をこまめに確認する習慣をつけておくと安心です。多くのサービスでは、アプリからリアルタイムで使用量を確認できます。
まとめ:あなたに最適なヨーロッパeSIMの選び方
ここまで、ヨーロッパ旅行におすすめのeSIM10選と、選び方のポイントを詳しく解説してきました。最後に、用途別のおすすめと、選ぶ際の重要ポイントを整理しておきます。
データ無制限で使いたい方 → Holafly
- 7日間2,400円~、40カ国以上対応
- 24時間日本語サポートで初心者も安心
- SNSや動画視聴を気兼ねなく楽しみたい方に最適
コスパを重視したい方 → World eSIM / trifa
- World eSIM:7日間3GB 990円、東証プライム上場企業運営
- trifa:3日間1GB 690円、24時間日本語サポート
- ホテルWi-Fiと併用する方、データ使用量が少なめの方に最適
電話番号が必要な方 → Orange eSIM
- 15日間6GB+通話 約3,200円
- ホテル予約やSMS認証が必要な方に最適
eSIMが初めての方 → trifa
- アプリで簡単に購入・設定
- 24時間日本語サポートで安心
- まずは短期プランから試してみたい方に最適
ヨーロッパeSIM選びの3つのポイント
- 滞在日数+1~2日分のプランを選ぶ
- フライト遅延や予定変更に備えて余裕を持たせる
- 1日1GBを目安にデータ容量を計算する
- 地図アプリ、SNS、メール中心なら1GBで十分
- 動画視聴が多い方は無制限プランを検討
- 無制限プランでも速度制限の有無を確認する
- テザリング制限の有無は特に要チェック
- 短時間での大量データ消費には注意
eSIMを活用すれば、ヨーロッパ旅行がより快適になります。日本にいる間に購入・設定を済ませておけば、現地到着後すぐにスマートフォンを使えます。地図アプリで道を調べたり、家族にLINEで到着報告をしたり、素敵な風景をSNSにシェアしたり。通信環境を整えておくことで、旅の楽しさが何倍にも広がりますよ。
ぜひ、この記事を参考に、ご自身にぴったりのeSIMを見つけてください。素敵なヨーロッパ旅行になることを願っています!



