「海外旅行に行くけど、スーツケースのサイズってどれを選べばいいの?」
「大きすぎて空港で追加料金を取られたらどうしよう…」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実は、スーツケース選びで失敗する方のほとんどは、泊数と航空会社のルールを事前に確認していないことが原因なんです。
結論からお伝えすると、海外旅行のスーツケースサイズは「1泊あたり10リットル」を目安に、利用する航空会社の預け入れサイズ制限(多くは3辺合計158cm以内)を確認すれば、失敗することはありません。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- 泊数別・渡航先別の最適なスーツケースサイズ早見表
- ANA・JAL・LCCなど航空会社別の預け入れ・機内持ち込みサイズ制限
- ハードケース・ソフトケースなど素材別のメリット・デメリット
- 価格帯別のおすすめスーツケース10選と選び方のコツ
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【結論】海外旅行のスーツケースサイズ早見表|泊数・渡航先別の最適容量
海外旅行に持っていくスーツケースのサイズを選ぶ際、最も重要な基準となるのが「宿泊日数」と「渡航先」です。旅行者の荷物トラブルの多くは、適切なサイズ選びができていないことに起因しているとされています。
まずは、一目で最適なサイズが分かる早見表をご確認ください。
| 宿泊日数 | 容量目安 | サイズ表記 | おすすめの渡航先 | 代表的な製品例 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜2泊 | 25〜35L | Sサイズ | 韓国・台湾・香港 | サムソナイト コスモライト33L |
| 3〜5泊 | 40〜60L | Mサイズ | 東南アジア・グアム・ハワイ | リモワ エッセンシャル56L |
| 6〜8泊 | 61〜80L | Lサイズ | ヨーロッパ・オーストラリア | プロテカ エキノックスライト68L |
| 9泊以上 | 81〜100L以上 | LLサイズ | 長期滞在・留学・周遊旅行 | エース ワールドトラベラー96L |
この表を基本として、季節や旅行スタイルによって調整していくのがポイントです。
冬場のヨーロッパ旅行であれば防寒着がかさばるため、夏よりもワンサイズ大きめを選ぶと安心でしょう。
1〜2泊の韓国・台湾旅行なら30L前後のSサイズ
週末を利用した韓国や台湾への弾丸旅行であれば、30L前後のSサイズスーツケースで十分対応できます。日本から韓国を訪れる旅行者の平均滞在日数は2〜3泊が最も多く、コンパクトなスーツケースを持参する方が増えているそうです。
Sサイズのスーツケースは、多くの航空会社で機内持ち込みが可能なサイズ(3辺合計115cm以内)に収まるものが多いのも大きなメリットです。機内持ち込みができれば、到着後にターンテーブルで荷物を待つ必要がなく、スムーズに観光を始められますよね。
具体的には、高さ55cm×幅35cm×奥行25cm程度のスーツケースであれば、2泊分の着替えと化粧品、お土産を入れるスペースも確保できます。ただし、韓国コスメやファッションアイテムをたくさん購入する予定がある方は、エキスパンダブル機能(拡張機能)付きのものを選んでおくと、帰りの荷物増加にも対応できて安心です。
3〜5泊のアジア・ハワイ旅行なら50L前後のMサイズ
3泊から5泊程度の海外旅行には、50L前後のMサイズスーツケースがベストな選択肢となります。ハワイを訪れる日本人旅行者の平均滞在日数は4〜5泊とされており、このくらいの日数であればMサイズで快適に過ごせるでしょう。
Mサイズのスーツケースは容量が40〜60L程度で、夏服であれば5日分の着替え、水着、ビーチサンダル、日焼け止めなどのリゾートグッズを十分に収納できます。また、帰りのお土産スペースとして10〜15L程度の余裕を見込んでおくと、マカダミアナッツチョコレートやコーヒー豆なども余裕を持って詰められますよ。
東南アジアのタイやベトナム、シンガポールなどへの旅行でも、Mサイズは非常に使いやすいサイズ感です。これらの国々は年間を通じて温暖な気候のため、かさばる防寒着が不要で、薄手の衣類中心のパッキングで済むのも嬉しいポイントですよね。
6〜8泊のヨーロッパ旅行なら70L前後のLサイズ
ヨーロッパへの本格的な海外旅行や、複数都市を巡る周遊旅行には、70L前後のLサイズスーツケースをおすすめします。
ヨーロッパ旅行では、パリ、ローマ、バルセロナなど複数の都市を巡ることが多く、その分だけ着替えや荷物も増えていきます。また、季節によっては日中と朝晩の寒暖差が大きいため、薄手の上着やカーディガンなども必要になってくるでしょう。
Lサイズのスーツケースであれば、1週間分の衣類に加えて、美術館巡り用の歩きやすい靴、フォーマルなレストラン用のワンピースやジャケットなど、シーンに応じた服装の使い分けも可能です。ヨーロッパはワインやチョコレート、革製品などお土産の種類も豊富なので、帰りの荷物増加を見越した容量選びが大切になってきます。
9泊以上の長期滞在・留学なら90L以上のLLサイズ
9泊を超える長期滞在や、留学、ワーキングホリデーなどの目的で渡航される場合は、90L以上のLLサイズスーツケースが必要になります。このサイズになると、1〜2週間分の衣類はもちろん、日用品や書籍、電子機器なども余裕を持って収納できます。
ただし、LLサイズのスーツケースを選ぶ際には、航空会社の預け入れサイズ制限(多くは3辺合計158cm以内)を必ず確認してください。サイズオーバーになると、超過料金が発生したり、最悪の場合は預け入れを断られたりする可能性もあります。
また、90L以上のスーツケースは重量も5〜6kgと重くなりがちです。荷物を詰めると総重量が20kg以上になることも珍しくないため、軽量素材のスーツケースを選ぶことで、その分だけ荷物を多く入れられるようになりますよ。階段や石畳の多いヨーロッパの街では、軽さは想像以上に重要なポイントです。
航空会社別!受託手荷物(預け入れ)のサイズ・重量制限一覧
スーツケースのサイズを選ぶ際に、泊数と同じくらい重要なのが「利用する航空会社の荷物規定」です。せっかく最適なサイズのスーツケースを選んでも、航空会社の制限を超えてしまうと追加料金が発生してしまいます。
ここでは、日本から海外へ就航している主要な航空会社の預け入れ荷物規定を詳しく解説していきます。
まずは、主要航空会社の預け入れ規定を一覧表でご確認ください。
| 航空会社 | 3辺合計 | 重量制限(エコノミー) | 無料個数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ANA(国際線) | 158cm以内 | 23kg×2個 | 2個 | ビジネスは32kg |
| JAL(国際線) | 203cm以内 | 23kg×2個 | 2個 | ファーストは32kg×3個 |
| ピーチ | 204cm未満 | 20kg(有料) | 0個 | 運賃タイプで変動 |
| ジェットスター | 1辺1m以内 | 15〜40kg(有料) | 0個 | 事前購入で割安 |
| エアアジア | 制限あり | 20〜40kg(有料) | 0個 | 事前購入必須 |
ANA・JALなど大手航空会社の預け入れルール
ANA(全日本空輸)では、国際線エコノミークラスでは、3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内のスーツケースを、1個あたり23kgまで、2個まで無料で預けることができます。ビジネスクラス以上になると、1個あたり32kgまで対応可能です。
JAL(日本航空)でも同様に、エコノミークラスでは23kg×2個まで無料となっています。JALの特徴として、3辺合計の制限が203cm以内と、ANAよりもやや余裕があるのがポイントです。大型のスーツケースを使用したい方には、JALの方が安心かもしれません。
どちらの航空会社も、キャスターやハンドルを含めた寸法で測定されますので、スーツケース選びの際にはその点も考慮しておきましょう。
また、重量オーバーの場合は超過手荷物料金が発生し、路線によっては1万円以上かかることもありますので、出発前に自宅で重さを確認しておくことを強くおすすめします。
ピーチ・ジェットスターなどLCCの預け入れルールと追加料金
LCC(格安航空会社)を利用する際は、預け入れ荷物に関するルールが大手航空会社とは大きく異なりますので、特に注意が必要です。ピーチ・アビエーションでは、最も安い運賃タイプ「シンプルピーチ」では、預け入れ荷物は基本的に有料オプションとなっています。
ピーチの場合、1個あたり20kgまでの荷物を預ける場合、事前にウェブサイトで購入すると1,950円〜(国内線)ですが、当日空港カウンターで申し込むと割高になってしまいます。また、20kgを超えて32kgまでの荷物には重量超過料金が別途必要となります。
ジェットスターでも同様に、最安運賃「Starter」では預け入れ荷物は別料金です。事前予約で15kgまで800円〜2,000円程度ですが、当日カウンターでの申し込みは8,500円と大幅に割高になります。
LCCを利用する場合は、荷物を預ける可能性が少しでもあれば、必ず事前にオンラインで手荷物オプションを購入しておきましょう。
アメリカ・ヨーロッパ路線の注意点(重量制と個数制の違い)
海外の航空会社や路線によっては、日本の航空会社とは異なるルールが適用されることがありますので、事前確認が欠かせません。
特にアメリカ系の航空会社では「個数制」、ヨーロッパ系の航空会社では「重量制」と、基準が異なる場合があります。
個数制とは、1個あたりの重量制限(通常23kg)を守っていれば、許容個数内で預けられるシステムです。一方、重量制は、許容される合計重量の範囲内であれば、何個に分けても良いというシステムになっています。
コードシェア便(共同運航便)の場合は、どちらの航空会社のルールが適用されるかも確認しておくと安心です。予約時に届くeチケット控えに記載されている「無料手荷物許容量」を必ずチェックしてくださいね。
機内持ち込み可能なスーツケースのサイズ制限|航空会社別ルール
スーツケースを預けずに機内に持ち込めれば、到着後すぐに行動を開始できるという大きなメリットがあります。特に短期の海外旅行や、乗り継ぎ便を利用する場合は、荷物の紛失リスクを減らせるという点でも機内持ち込みは魅力的な選択肢です。
ここでは、機内持ち込み可能なスーツケースのサイズ制限について詳しく解説していきます。
国際線の機内持ち込み基準(3辺合計115cm以内・10kg以下が目安)
国際線の機内持ち込み手荷物は、多くの航空会社で「3辺の合計が115cm以内」「重量10kg以内」が基準となっています。具体的なサイズでいうと、高さ55cm×幅40cm×奥行25cm程度のスーツケースであれば、ほとんどの航空会社で機内持ち込みが可能です。
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどのメインバッグ1個に加えて、ハンドバッグやノートパソコンバッグなどの身の回り品1個の合計2個まで認められているのが一般的です。ただし、2個合わせた総重量が10kgを超えないよう注意が必要です。
機内持ち込みサイズのスーツケースは、一般的に25〜40L程度の容量があり、1〜3泊程度の短期旅行であれば十分に対応できます。韓国や台湾への週末旅行など、身軽に動きたい旅行スタイルの方にはぴったりのサイズ感といえるでしょう。
ANA・JAL・スカイマークの機内持ち込みサイズ
ANAでは、国際線の機内持ち込み手荷物は、3辺の合計が115cm(55cm×40cm×25cm)以内、かつ総重量が10kg以内と定められています。この規定は、JALもほぼ同様のルールを採用しています。
機内持ち込み手荷物は、座席上の収納棚(オーバーヘッドビン)または前の座席下に収納できるサイズであることが条件です。規定サイズを超える手荷物は、たとえ空いている便であっても機内に持ち込むことができず、預け入れ荷物として扱われることになります。
また、100席未満の小型機を使用する路線では、さらに厳しいサイズ制限が設けられている場合があります。地方空港発着の便や、乗り継ぎ便を利用する際は、使用される機材のサイズも事前に確認しておくと安心です。保安検査場で慌てないためにも、余裕を持ったサイズ選びを心がけましょう。
LCC各社の機内持ち込みサイズ(ピーチ・ジェットスター・エアアジア)
LCCの機内持ち込み手荷物は、大手航空会社よりもサイズと重量の制限が厳しいため、特に注意が必要です。ピーチは、機内持ち込み手荷物は「3辺合計115cm以内」で「総重量7kg以内」と、重量制限が大手航空会社の10kgよりも3kg少なくなっています。
ジェットスターの場合も同様に、エコノミークラスの機内持ち込み手荷物は「高さ56cm×幅36cm×奥行23cm以内」で「総重量7kg以内」です。この7kgという制限は、スーツケース本体の重さも含めての総重量ですので、軽量なスーツケースを選ぶことが非常に重要になってきます。
LCCでは、搭乗ゲートで手荷物の重量チェックが行われることも珍しくありません。制限をオーバーしていた場合は、その場で受託手荷物として預け入れとなり、当日料金(割高)を支払うことになります。
追加料金を避けるためにも、出発前に必ず重さを測っておくことをおすすめします。
機内持ち込みサイズのスーツケースが向いている人
機内持ち込みサイズのスーツケースは、すべての旅行者におすすめというわけではありません。向いている人と向いていない人がいますので、ご自身の旅行スタイルに合わせて選んでいただければと思います。
機内持ち込みサイズが向いているのは、1〜3泊程度の短期旅行が多い方、到着後すぐに行動を開始したい方、乗り継ぎ便を利用することが多い方、そして荷物の紛失リスクを避けたい方です。
一方で、お土産をたくさん買う予定がある方、冬場のヨーロッパなど防寒着が必要な旅行先への渡航を予定している方、化粧品やヘアケア用品など液体物を多く持参したい方は、預け入れサイズのスーツケースを選んだ方が快適に過ごせるでしょう。液体物は機内持ち込みに制限がありますので、その点も考慮してサイズを選んでくださいね。
スーツケースの素材と特徴|ハードケース vs ソフトケースの選び方
スーツケースのサイズを決めたら、次に考えたいのが「素材」の選択です。スーツケースには大きく分けて「ハードケース」と「ソフトケース」の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
海外旅行の目的や行き先に合わせて、最適な素材を選んでいきましょう。
ハードケース(ポリカーボネート・ABS樹脂)のメリット・デメリット
ハードケースは、ポリカーボネートやABS樹脂などの硬い素材で作られたスーツケースです。ハードケースは外部からの衝撃に強く、中の荷物をしっかりと保護できるのが最大の特徴とされています。
ハードケースのメリットとしては、まず「耐衝撃性」が挙げられます。飛行機の貨物室では、スーツケースが積み重ねられたり、乱暴に扱われたりすることも珍しくありません。ハードケースであれば、多少の衝撃を受けても中の荷物を守ることができます。また、「防水性」も優れているため、雨の日の移動や、湿気の多い東南アジアなどへの旅行でも安心です。
さらに、ハードケースは「防犯性」の面でもメリットがあります。ファスナータイプではなくフレームタイプのハードケースであれば、刃物でこじ開けられるリスクを軽減できます。
ただし、デメリットとして「重量が重くなりがち」という点があります。また、柔軟性がないため、荷物を無理に詰め込むと閉まらなくなることもありますので、パッキングには少し余裕を持たせましょう。
ソフトケース(ナイロン・ポリエステル)のメリット・デメリット
ソフトケースは、ナイロンやポリエステルなどの布素材で作られたスーツケースです。ソフトケースはビジネス利用者を中心に根強い人気があり、特に軽量性と収納力の高さが評価されています。
ソフトケースの最大のメリットは「軽量性」です。同じ容量のハードケースと比較すると、1〜2kg程度軽いものが多く、その分だけ荷物を多く入れることができます。LCCの厳しい重量制限をクリアしたい方には、ソフトケースがおすすめです。
また、ソフトケースには「外ポケット」が付いているものが多く、パスポートやチケット、ガイドブックなどをすぐに取り出せるのも便利なポイントです。素材に柔軟性があるため、多少荷物が増えても対応しやすいというメリットもあります。
一方でデメリットとしては、「耐水性」がハードケースに劣る点が挙げられます。防水スプレーを使用したり、レインカバーを併用したりすることで対策は可能ですが、雨の多い地域への旅行では少し注意が必要です。
また、刃物で切り裂かれるリスクがあるため、治安の不安な地域への渡航時にはハードケースの方が安心かもしれません。
海外旅行にはハードケースがおすすめな理由
結論として、海外旅行には「ハードケース」をおすすめします。海外旅行中の荷物トラブルで最も多いのが「破損」と「盗難」であり、ハードケースはこれらのリスクを軽減するのに適しているからです。
特に、ヨーロッパやアメリカなど遠方への旅行では、乗り継ぎが発生することも多く、その分だけスーツケースが乱暴に扱われる機会が増えます。また、空港での受け取り時に他の乗客のスーツケースとぶつかることも日常茶飯事です。こうした状況でも中の荷物を守れるという点で、ハードケースの安心感は大きいといえるでしょう。
ただし、ビジネス出張がメインの方や、短期間の近場旅行が多い方は、軽量なソフトケースの方が使い勝手が良い場合もあります。ご自身の旅行スタイルに合わせて、最適な素材を選んでいただければと思います。
どちらを選ぶ場合でも、TSAロック付きのものを選んでおくと、アメリカ渡航時も安心ですよ。
キャスター・開閉方式・機能で選ぶ!スーツケースの便利機能比較
スーツケースを選ぶ際には、サイズや素材だけでなく、キャスターの種類や開閉方式、便利な付加機能についても確認しておくことが大切です。長時間の移動が多い海外旅行では、こうした細かな機能の違いが快適さに大きく影響してきます。
2輪 vs 4輪キャスター|海外旅行では4輪が断然おすすめ
スーツケースのキャスターには「2輪タイプ」と「4輪タイプ」の2種類があります。近年は4輪タイプの人気が高まっており、特に海外旅行用スーツケースでは主流となっています。
2輪タイプは、スーツケースを斜めに傾けて引っ張るスタイルで、段差や悪路に強いというメリットがあります。
一方、4輪タイプは、スーツケースを立てたまま前後左右自由に動かせるため、空港やホテルのロビーなど平坦な場所での取り回しが非常に楽です。
海外旅行では、空港での移動距離が長くなることが多いため、4輪タイプの方が断然おすすめです。4輪であれば、体の横に並べて押すように移動できるため、腕や肩への負担が少なく、長時間の移動でも疲れにくいというメリットがあります。
また、電車やバスの中でもスーツケースが勝手に転がらないよう、ストッパー機能付きの4輪キャスターを選ぶとさらに安心です。
ファスナータイプ vs フレームタイプ|防犯性と使いやすさの違い
スーツケースの開閉方式には「ファスナータイプ」と「フレームタイプ」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、旅行先や用途に合わせて選んでいただければと思います。
ファスナータイプは、軽量で開閉が簡単というメリットがあります。荷物の出し入れがスムーズで、パッキングにも時間がかかりません。また、柔軟性があるため、多少荷物が増えても閉めやすいという点も魅力です。
ただし、刃物で切り開かれるリスクがあるため、治安の不安な地域への渡航時には注意が必要です。
フレームタイプは、金属製のフレームでしっかりと密閉されるため、防犯性と気密性に優れています。高級スーツケースに多く採用されている方式で、ワインボトルや割れ物を持ち運ぶ際にも安心感があります。
デメリットとしては、ファスナータイプよりも重量が重くなる点と、価格が高くなる傾向がある点が挙げられます。
TSAロックは海外旅行に必須!アメリカ渡航時の注意点
アメリカを含む渡航先への海外旅行では、「TSAロック」付きのスーツケースを選ぶことを強くおすすめします。
TSAロックとは、アメリカ運輸保安局(Transportation Security Administration)が認可した特殊なロックシステムのことです。アメリカの空港では、保安上の理由からスーツケースの中身をランダムに検査することがありますが、TSAロックであれば、TSA職員が専用の鍵で開けて検査した後、再び施錠してくれます。
TSAロック以外の鍵を使用している場合、検査の際に鍵を壊されてしまう可能性があります。また、「鍵をかけないでください」と案内されることもありますが、それでは盗難のリスクが高まってしまいますよね。
アメリカだけでなく、アメリカ経由で他国へ向かう乗り継ぎ便を利用する場合もTSAロックが必要になりますので、海外旅行用のスーツケースには必須の機能といえるでしょう。
拡張機能(エキスパンダブル)があると帰りの荷物増加に対応できる
海外旅行では、行きよりも帰りの荷物が増えるのが常です。お土産や現地で購入した洋服、免税店でのショッピングなど、想定以上に荷物が増えてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが「拡張機能(エキスパンダブル)」付きのスーツケースです。ファスナーを開くことで容量を10〜15%程度拡張できる機能で、帰りの荷物増加に柔軟に対応できます。例えば、60Lのスーツケースであれば、拡張時には約70Lまで収納力がアップします。
拡張機能を使用する際は、航空会社の預け入れサイズ制限を超えないよう注意が必要ですが、いざというときの保険として付いていると非常に心強い機能ですよ。
【価格帯別】海外旅行におすすめのスーツケース10選
ここからは、実際に海外旅行におすすめのスーツケースを価格帯別にご紹介していきます。予算や用途に合わせて、あなたにぴったりの一台を見つけていただければと思います。
【1万円以下】コスパ最強のスーツケース3選
海外旅行の頻度がそれほど高くない方や、まずはリーズナブルな価格で試してみたいという方には、1万円以下のスーツケースがおすすめです。近年は低価格帯でも品質の良いスーツケースが増えており、十分に実用的な選択肢となっています。
1. GRIFFINLAND FK1037-1(約5,000円〜)
GRIFFINLAND公式サイトで販売されているこのスーツケースは、Amazonや楽天でも常にランキング上位に入る人気商品です。S・M・Lサイズが展開されており、ポリカーボネート+ABS樹脂のハードケースながら、驚きの低価格を実現しています。TSAロック搭載、8輪キャスター、拡張機能付きと、必要な機能が一通り揃っているのが魅力です。
2. New Trip スーツケース(約6,000円〜)
New Tripのスーツケースは、若い世代を中心に人気のブランドです。カラーバリエーションが豊富で、おしゃれなデザインが特徴。軽量設計のため、LCCの厳しい重量制限にも対応しやすいのが嬉しいポイントです。USBポート付きモデルや、ドリンクホルダー付きモデルなど、便利な機能を搭載した製品も多くラインナップされています。
3. VARNIC スーツケース(約7,000円〜)
VARNICは、コストパフォーマンスの高さで定評のあるスーツケースブランドです。耐久性の高いABS樹脂素材を使用しており、360度回転するダブルキャスターで移動もスムーズ。初めての海外旅行で、まずは手頃な価格のスーツケースを試してみたいという方にぴったりの一台です。
【2〜3万円台】バランス重視のスーツケース4選
2〜3万円台のスーツケースは、品質と価格のバランスが最も取れた価格帯です。有名ブランドの製品も多く、デザイン性と機能性を両立したモデルが揃っています。
1. アメリカンツーリスター サウンドボックス(約20,000円〜)
サムソナイト公式サイトで取り扱われているアメリカンツーリスターは、サムソナイトのセカンドラインブランドです。ポップなカラーリングとエキスパンダブル機能が特徴で、若い世代から絶大な支持を得ています。軽量かつ頑丈なポリプロピレン素材を採用しており、ヨーロッパやハワイなど、本格的な海外旅行にも十分対応できる品質です。
2. エース プロテカ フリーウォーカー(約30,000円〜)
エース公式サイトのプロテカシリーズは、日本製の高品質スーツケースとして知られています。「フリーウォーカー」は、ストッパー付きの静音キャスターを搭載し、電車内での不意な転がりを防止。日本の職人技術が詰まった安心のクオリティで、長く愛用できる一台です。
3. イノベーター INV63(約25,000円〜)
スウェーデン発祥のブランド「イノベーター」は、北欧らしいシンプルでスタイリッシュなデザインが人気です。軽量設計と使いやすさを追求しており、海外旅行初心者から上級者まで幅広く支持されています。フロントオープン機能付きモデルは、パソコンやタブレットの出し入れに便利と好評です。
4. シフレ ゼログラ(約20,000円〜)
「ゼログラ」シリーズは、その名の通り「ゼロに近い軽さ」を追求したスーツケースです。66Lサイズで約3.3kgという驚異の軽量設計で、LCCの重量制限対策にも最適。軽いだけでなく、衝撃吸収性能も高く、機能面でも優れた製品です。
【5万円以上】ハイブランドのスーツケース3選
一生モノのスーツケースを求める方、ステータス性を重視する方には、5万円以上のハイブランドスーツケースがおすすめです。修理サポートも充実しており、長く愛用することができます。
1. リモワ エッセンシャル(約70,000円〜)
リモワ公式サイトのエッセンシャルシリーズは、ドイツの老舗ブランドが誇る定番モデルです。ポリカーボネート製のボディは軽量かつ頑丈で、独特の溝デザイン(グルーヴ)は一目でリモワとわかるアイコニックな存在です。5年間のグローバル保証が付帯しており、世界中どこでも修理対応を受けられるのも安心ポイントです。
2. ゼロハリバートン ゼロエアー(約60,000円〜)
アメリカ発祥のゼロハリバートンは、NASAの月面探査計画で使用されたことでも有名な高耐久ブランドです。「ゼロエアー」は軽量ポリカーボネートを採用したモデルで、クラシカルなデザインと最新の機能性を両立しています。ビジネスユースにも適した洗練されたルックスが魅力です。
3. グローブ・トロッター センテナリー(約200,000円〜)
グローブ・トロッター公式サイトのセンテナリーシリーズは、英国王室御用達の超高級スーツケースです。100年以上の歴史を持つ伝統的な製法で、職人がひとつひとつ手作りしています。ヴァルカン・ファイバーと呼ばれる特殊素材は、軽量でありながら驚くほど頑丈。一生モノとして大切に使い続けたい逸品です。
スーツケースサイズ選びでよくある失敗と対策
スーツケースのサイズ選びで失敗すると、空港で追加料金を請求されたり、旅先で不便な思いをしたりすることになります。ここでは、よくある失敗パターンとその対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「大きすぎて重量オーバー」を防ぐ方法
「大は小を兼ねる」とばかりに大きなスーツケースを選んだ結果、荷物を目一杯詰めて重量オーバーになってしまった…という失敗は非常に多いケースです。国際線エコノミークラスの重量制限は1個あたり23kgで、これを超えると超過料金が発生します。
対策としては、まず「出発前に自宅で重さを量る」ことが大切です。キッチンスケールや体重計を活用して、スーツケースの総重量を確認しましょう。また、ラゲッジスケール(吊り下げ式の荷物用はかり)を購入しておくと、旅先でもいつでも重さを確認できて便利です。
さらに、「軽量なスーツケースを選ぶ」ことも重要なポイントです。同じ容量でも、スーツケース本体の重さは製品によって1〜2kg異なることがあります。本体が軽い分、その分だけ荷物を多く入れられますので、特に大型サイズを選ぶ際は本体重量にも注目してくださいね。
「小さすぎてお土産が入らない」を防ぐ方法
逆に、コンパクトにまとめすぎて「帰りのお土産が入らない!」というのもよくある失敗パターンです。特に韓国コスメやハワイのマカダミアナッツなど、かさばるお土産を購入する予定がある場合は要注意です。
対策としては、「エキスパンダブル機能付きのスーツケースを選ぶ」ことが効果的です。ファスナーを開くだけで容量を10〜15%程度拡張できるため、帰りの荷物増加にも柔軟に対応できます。
また、「折りたたみ式のボストンバッグを持参する」という方法もおすすめです。普段は畳んでスーツケースの中に収納しておき、帰りにお土産が増えたときだけ広げて使用します。
サブバッグとして機内に持ち込める軽量なものを選んでおくと、預け入れ荷物の個数を増やさずに対応できて便利ですよ。
「LCCのサイズ制限に引っかかった」を防ぐ事前確認ポイント
LCC(格安航空会社)を利用する際に最も多いトラブルが、機内持ち込み手荷物や預け入れ荷物のサイズ・重量オーバーです。大手航空会社とはルールが異なるため、「いつも使っているスーツケースが使えなかった」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
LCCを利用する際の対策としては、まず「予約時に手荷物規定を必ず確認する」ことが基本です。ピーチ公式サイトやジェットスター公式サイトでは、運賃タイプごとの手荷物許容量が詳しく説明されていますので、出発前に必ずチェックしておきましょう。
また、「荷物を預ける可能性があれば事前にオプション購入する」ことも重要です。当日空港カウンターで申し込むと、事前購入の数倍の料金がかかることも珍しくありません。少しでも荷物を預ける可能性があるなら、予約時に手荷物オプションを追加しておくことを強くおすすめします。
よくある質問(FAQ)
海外旅行のスーツケースサイズ選びに関して、読者の方からよく寄せられる質問にお答えしていきます。
Q1. 海外旅行のスーツケース、何リットルあれば足りる?
A: 基本は「1泊あたり10リットル」を目安にしてください。
3泊4日の旅行であれば30〜40L、1週間の旅行であれば60〜70Lが目安となります。ただし、冬場の旅行や防寒着が必要な地域への渡航では、夏場よりもワンサイズ大きめを選ぶと安心です。また、お土産を多く購入する予定がある場合は、10〜15L程度の余裕を見込んでおくことをおすすめします。
Q2. 機内持ち込みと預け入れ、どちらがおすすめ?
A: 旅行の日数と目的によって使い分けるのがベストです。
1〜3泊程度の短期旅行や、到着後すぐに行動を開始したい場合は機内持ち込みがおすすめです。一方、1週間以上の長期旅行や、液体物(化粧品・ヘアケア用品など)を多く持参したい場合は、預け入れサイズのスーツケースを選びましょう。
機内持ち込みの場合、液体物は100ml以下の容器に入れ、1L以下のジッパー付き透明袋にまとめる必要があります。
Q3. スーツケースのサイズ表記(S・M・L)と容量の関係は?
A: 一般的な目安は以下の通りです。
Sサイズ:25〜40L(1〜3泊向け)、Mサイズ:40〜60L(3〜5泊向け)、Lサイズ:60〜80L(5〜8泊向け)、LLサイズ:80L以上(8泊以上向け)。
ただし、メーカーによってサイズ表記の基準が異なる場合がありますので、購入前に必ず「リットル数」を確認することをおすすめします。
Q4. スーツケースはレンタルと購入どちらがお得?
A: 年に1〜2回程度の海外旅行なら、レンタルも検討の価値ありです。
アールワイレンタルなどのスーツケースレンタルサービスでは、リモワやサムソナイトなどの高級ブランドを1日500円〜1,000円程度でレンタルできます。年に1回しか海外旅行に行かない方や、サイズ感を試してから購入したい方にはレンタルがおすすめです。
一方、年に3回以上旅行に行く方は、購入した方がトータルでお得になるでしょう。
Q5. 軽量スーツケースのおすすめは?
A: ポリカーボネート素材やファスナータイプのスーツケースが軽量です。
同じ容量で比較した場合、フレームタイプよりもファスナータイプの方が軽く、ABS樹脂よりもポリカーボネート素材の方が軽量になる傾向があります。60L程度のMサイズで3.0kg以下のものであれば、かなり軽量な部類といえるでしょう。
LCCの厳しい重量制限に対応したい方は、本体重量にも注目してスーツケースを選んでみてください。
Q6. 壊れにくいスーツケースの選び方は?
A: ポリカーボネート素材のハードケースがおすすめです。
ポリカーボネートは、衝撃を吸収して復元する性質があるため、長期間使用しても変形しにくい素材です。また、キャスターは消耗品のため、キャスター交換が可能なモデルを選んでおくと、長く愛用することができます。
有名ブランド(リモワ、サムソナイト、プロテカなど)は修理サポートが充実しているため、壊れにくさを重視する方はブランド選びも重要なポイントになってきます。
まとめ:あなたにぴったりの海外旅行用スーツケースの選び方
ここまで、海外旅行のスーツケースサイズについて詳しく解説してきました。最後に、用途別のおすすめと、選び方のポイントをまとめておきます。
【用途別おすすめサイズ】
韓国・台湾などアジア短期旅行の方 → 30〜40LのSサイズ
- 機内持ち込み可能なサイズで到着後すぐに観光開始
- LCCでも追加料金なしで持ち込みやすい
- エキスパンダブル機能付きならお土産にも対応
ハワイ・グアム・東南アジア旅行の方 → 50〜60LのMサイズ
- 水着やビーチグッズも余裕を持って収納
- 4〜5泊の滞在に最適なバランスの良いサイズ
- 帰りのお土産スペースも十分確保できる
ヨーロッパ・オーストラリア旅行の方 → 70〜80LのLサイズ
- 1週間分の衣類と羽織りものも収納可能
- 複数都市を巡る周遊旅行にも対応
- ワインやお土産もたっぷり入る容量
長期滞在・留学の方 → 90L以上のLLサイズ
- 2週間分以上の荷物をしっかり収納
- 日用品や書籍も持っていける余裕の容量
- 航空会社のサイズ制限(158cm以内)を必ず確認
【スーツケース選びの3つのポイント】
- 泊数と渡航先から容量を決める:1泊10Lを目安に、季節やお土産の量も考慮してサイズを選びましょう
- 利用する航空会社のサイズ制限を確認する:特にLCCは制限が厳しいため、予約時に必ずチェック。預け入れ荷物は事前にオプション購入がお得です
- 素材・機能・価格帯で最終決定する:海外旅行にはハードケース・4輪キャスター・TSAロック付きがおすすめ。予算に応じて最適な一台を選んでください
この記事を参考に、あなたにぴったりのスーツケースを見つけて、素敵な海外旅行を楽しんでいただければ幸いです。ぜひ、最適なスーツケースと一緒に、思い出に残る海外旅行へお出かけください!




