「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険って、どこまで補償されるの?」
「利用付帯って何?条件を満たさないと使えないの?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは傷害死亡・後遺障害で最高1億円、傷害治療・疾病治療で各300万円という手厚い海外旅行保険が付帯しています。ただし「利用付帯」のため、出国前に航空券やツアー代をカード決済することが保険適用の条件となります。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
この記事のポイント
- 海外旅行保険の全補償内容と具体的な金額
- 利用付帯の条件と保険を確実に適用させる方法
- 国・地域別の医療費相場と補償額で足りるかの判断基準
- 航空機遅延・手荷物紛失など付帯サービスの詳細
- 家族は補償対象になるのか?追加カード会員の注意点
- 海外でトラブルが起きたときの連絡先と請求手順
2025年6月のリニューアルで年会費が33,000円(税込)に改定された最新情報も含め、保険の使い方から注意点まで完全網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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【結論】セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険|補償内容一覧表

まずは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスに付帯する保険の補償内容を一覧でご紹介していきます。海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング安心保険のそれぞれについて、具体的な金額とともに解説いたします。
海外旅行傷害保険の補償額一覧【2026年最新】
海外旅行傷害保険の補償内容は以下のとおりです。プラチナカードならではの手厚い補償が特徴となっています。
| 補償項目 | 補償額 | 補足 |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 利用付帯 |
| 傷害治療費用 | 300万円 | 事故の日から180日以内の治療費 |
| 疾病治療費用 | 300万円 | 医師の治療開始から180日以内 |
| 賠償責任 | 5,000万円 | 他人への損害賠償 |
| 携行品損害 | 50万円 | 自己負担3,000円、1品10万円限度 |
| 救援者費用 | 300万円 | 遭難時の捜索・救助費用など |
| 寄託手荷物遅延費用 | 10万円 | 6時間以上の遅延時 |
| 寄託手荷物紛失費用 | 10万円 | ロストバゲージ時 |
| 乗継遅延費用 | 3万円 | 4時間以上の遅延時 |
| 出発遅延・欠航・搭乗不能費用 | 3万円 | 4時間以上の遅延時 |
傷害死亡・後遺障害の補償額が最高1億円というのは、カード付帯保険としては最高水準の金額です。また、航空機遅延や手荷物トラブルに対する補償が付いている点も、ビジネスで海外出張が多い方には心強いポイントといえるでしょう。
ただし、海外での医療費は非常に高額になるケースがあります。傷害治療・疾病治療の補償額が各300万円という点については、渡航先によっては不足する可能性もありますので、後ほど詳しく解説していきます。
国内旅行傷害保険の補償額一覧
セゾンカード保険のご案内(補償規定)PDFによると、国内旅行傷害保険の補償内容は以下のようになっています。
| 補償項目 | 補償額 |
|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
| 入院保険金日額 | 5,000円 |
| 通院保険金日額 | 3,000円 |
海外旅行保険との大きな違いは、国内旅行傷害保険は「自動付帯」である点です。つまり、カードを保有しているだけで補償が適用されます。旅行代金をカードで支払う必要がないため、国内旅行や国内出張の際も安心してご利用いただけます。
国内旅行の補償が適用されるのは、公共交通機関に乗客として搭乗中の事故、宿泊施設での火災・爆発による事故、募集型企画旅行参加中の事故などが対象となります。
ショッピング安心保険(動産総合保険)
セゾンカード公式サイトでは、ショッピング安心保険についても案内されています。カードで購入した商品が破損・盗難などの被害に遭った場合に補償される保険です。
| 補償項目 | 内容 |
|---|---|
| 補償限度額 | 年間最高300万円 |
| 補償期間 | 購入日から120日間 |
| 自己負担金 | なし(ただし1万円未満の損害は対象外) |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのショッピング安心保険の魅力は、自己負担金(免責)が設定されていない点です。他社のプラチナカードでは免責1万円が設定されているケースもありますが、このカードでは1万円以上の損害であれば全額補償されます。
海外でのショッピングはもちろん、国内でのお買い物も対象となりますので、高額な商品を購入する際にも安心感がありますね。
利用付帯とは?保険を確実に適用させるための条件
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険を利用するためには、「利用付帯」の条件を満たす必要があります。ここでは、利用付帯の仕組みと、保険を確実に適用させるための方法を詳しく解説していきます。
利用付帯と自動付帯の違いを解説
クレジットカードに付帯する旅行保険には、「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。
両者の違いは以下のとおりです。
自動付帯とは、カードを保有しているだけで自動的に保険が適用される仕組みです。旅行代金をカードで支払わなくても、カード会員であれば補償を受けることができます。
利用付帯とは、旅行代金の一部または全部をカードで決済することで保険が適用される仕組みです。カードを持っているだけでは補償されず、特定の条件を満たす必要があります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの場合、海外旅行保険は「利用付帯」、国内旅行保険は「自動付帯」となっています。つまり、海外旅行の際はカード決済が必須ですが、国内旅行はカードを持っているだけで補償されるということです。
2021年7月以前は海外旅行保険も自動付帯でしたが、現在は利用付帯に変更されています。この点は見落としやすいポイントですので、しっかりと条件を確認しておきましょう。
保険適用のためにカード決済すべき費用
セゾンカード保険規定PDFには、保険が適用される条件が詳しく記載されています。利用付帯の条件を満たすためにカード決済すべき費用と、対象外となる費用を整理すると以下のようになります。
✅ 対象となる費用(これらをカード決済すれば保険適用)
- 航空券代金
- パッケージツアー代金
- 電車・バス・タクシーなどの公共交通機関の料金
- 募集型企画旅行の参加費
❌ 対象外となる費用(カード決済しても保険は適用されない)
- ホテル宿泊代金のみの支払い
- 空港使用料
- 航空券の発券手数料
- 航空券の消費税
- 空港ラウンジ利用料
- プリペイドカード・回数券・定期券の購入費
特に注意していただきたいのは、ホテル代金のみの決済では保険が適用されないという点です。海外旅行の際は、必ず航空券やツアー代金をセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスで支払うようにしましょう。
また、航空券を購入する際に付随してかかる空港使用料や発券手数料は対象外となりますが、航空券本体をカード決済していれば問題なく保険は適用されますのでご安心ください。
出国後でも保険適用できるケース
出国前にカード決済をしていなくても、一定の条件を満たせば保険が適用されるケースがあります。
具体的には、日本出国後に海外の公共交通機関(航空機、電車、バス、タクシーなど)の料金をセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスで初めて決済した時点から、保険が適用されるようになります。
例えば、以下のようなケースでも保険が適用されます。
- 出国前は別のカードで航空券を購入
- 現地到着後、空港から市内へのタクシー代をセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスで決済
- この時点から旅行終了まで保険が適用される
ただし、この方法では出国から現地での決済までの間は無保険状態となってしまいます。より確実に補償を受けるためには、出国前に航空券やツアー代金をカード決済しておくことをおすすめいたします。
補償期間は最大90日間|長期滞在時の注意点
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険における補償期間は、1旅行あたり最大90日間です。この期間は、日本を出国した日から起算されます。
90日間というのは、一般的な海外旅行や短期の海外出張であれば十分な期間といえるでしょう。しかし、以下のようなケースでは注意が必要です。
- 長期の海外赴任
- 3ヶ月を超える留学
- ワーキングホリデー
- 世界一周旅行
これらの長期滞在の場合、90日を超える期間は補償の対象外となります。そのため、長期滞在を予定されている方は、別途海外旅行保険に加入することを強くおすすめいたします。
なお、90日以内に一度帰国して再出国した場合は、新たに90日間の補償期間がスタートします。頻繁に海外出張がある方は、この仕組みを活用して常に補償を受けることができます。
【国別】海外医療費の相場と300万円で足りるのか徹底検証
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの傷害治療費用・疾病治療費用は各300万円ですが、海外の医療費は非常に高額です。ここでは、主要な渡航先ごとの医療費相場と、300万円の補償で足りるかどうかを検証していきます。
アメリカ・ハワイの医療費相場|盲腸手術で300万円超え
アメリカは世界でも特に医療費が高額な国の一つです。
アメリカでの主な医療費の相場は以下のとおりです。
| 症状・治療内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 盲腸(虫垂炎)の手術・入院 | 300万円~500万円 |
| 骨折の治療(入院を伴う場合) | 150万円~300万円 |
| 救急車の利用 | 3万円~10万円以上 |
| ICU(集中治療室)1日あたり | 50万円~100万円 |
| 脳卒中・心筋梗塞の治療 | 1,000万円以上 |
このように、アメリカでは盲腸の手術だけで300万円を超えるケースが珍しくありません。救急搬送や手術を伴う入院となると、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの補償額300万円では不足する可能性があります。
特にハワイは日本人観光客が多いですが、医療費はアメリカ本土と同様に高額です。ハワイ旅行の際は、カード付帯保険だけでなく、追加の海外旅行保険への加入を検討されることをおすすめいたします。
ヨーロッパの医療費相場|先進国は100万円超も
ヨーロッパ各国でも医療費は高額になる傾向があります。
| 国・地域 | 骨折治療の目安 | 盲腸手術の目安 |
|---|---|---|
| イギリス | 100万円~150万円 | 150万円~250万円 |
| フランス | 80万円~120万円 | 120万円~200万円 |
| ドイツ | 80万円~150万円 | 100万円~180万円 |
| スイス | 150万円~300万円 | 200万円~400万円 |
ヨーロッパの先進国では、アメリカほどではないものの、骨折の治療だけでも100万円以上かかるケースがあります。特にスイスは医療費が非常に高く、盲腸の手術で400万円近くかかることもあります。
ヨーロッパへの出張や旅行が多い方は、300万円の補償で足りることも多いですが、重篤な傷病の場合は不足する可能性があることを念頭に置いておきましょう。
アジア・東南アジアの医療費相場|比較的安いが油断禁物
アジア・東南アジアは欧米に比べると医療費が安い傾向にありますが、それでも油断は禁物です。
| 国・地域 | 医療費の特徴 |
|---|---|
| 韓国 | 日本と同程度。入院すると100万円超えも |
| 台湾 | 比較的安価。ただし私立病院は高額 |
| タイ | 公立病院は安いが、私立病院は100万円超も |
| シンガポール | 東南アジアで最も高額。手術で200万円超も |
| 中国 | 都市部の私立病院は高額。言語の壁も |
シンガポールやタイの私立病院(日本人がよく利用する英語対応の病院)は、欧米並みに高額になることがあります。韓国や台湾も、入院を伴う治療となると100万円を超えるケースは珍しくありません。
アジア出張が多い方は、300万円の補償でほとんどのケースはカバーできますが、長期入院や手術が必要になった場合は不足する可能性もあることを覚えておきましょう。
補償額が不足する場合の対策
カード付帯保険の補償額が不安な場合は、以下の対策を検討されることをおすすめいたします。
① 複数のカードの海外旅行保険を合算する
傷害治療費用・疾病治療費用は、複数のクレジットカードに付帯する保険の補償額を合算することができます。例えば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(300万円)と、他のカード(200万円)を持っていれば、合計500万円の補償を受けられます。
ただし、傷害死亡・後遺障害については合算されず、最も高い金額が上限となりますのでご注意ください。
② 任意の海外旅行保険に上乗せ加入する
出発前に損害保険会社の海外旅行保険に加入することで、補償を上乗せすることができます。カード付帯保険を「ベース」として、足りない分を任意保険で補うイメージです。
治療費用を1,000万円や無制限に設定できる商品もありますので、アメリカ出張が多い方は検討されてみてはいかがでしょうか。
③ 「Super Value Plus」で補償を追加する
セゾンカードでは、月額料金で加入できる「Super Value Plus」という保険サービスを提供しています。海外旅行保険の補償を追加したい場合に活用できますので、詳しくはセゾンカード公式サイトでご確認ください。
航空機遅延・手荷物トラブルの補償内容と使い方
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスには、治療費用などの基本的な補償に加えて、航空機の遅延や手荷物のトラブルに対する補償も付帯しています。海外出張や旅行では予期せぬトラブルに見舞われることもありますので、これらの補償についてもしっかり理解しておきましょう。
乗継遅延費用|4時間以上の遅延で最大3万円
セゾンカード保険規定PDFによると、乗継遅延費用の補償内容は以下のとおりです。
補償の条件
- 乗継地点で4時間以上の遅延が発生した場合
- 代替便に搭乗できなかった場合
補償される費用(最大3万円)
- 乗継地点での宿泊費
- 食事代
- 交通費
- 通信費
例えば、アメリカへの出張でロサンゼルス経由でニューヨークに向かう際、ロサンゼルスで4時間以上の遅延が発生し、乗継便に間に合わなかった場合などが対象となります。
乗継便を待つ間のホテル代や食事代、現地から会社への連絡費用などが補償されますので、予期せぬ出費を抑えることができます。ビジネスで複数の都市を移動する際には心強い補償といえるでしょう。
出発遅延・欠航・搭乗不能費用|最大3万円
セゾンカード公式サイトでは、出発遅延・欠航・搭乗不能費用についても案内されています。
補償の条件
- 搭乗予定の航空機が4時間以上遅延した場合
- 航空機が欠航した場合
- オーバーブッキングなどで搭乗できなかった場合
- 出発予定時刻から4時間以内に代替便に搭乗できなかった場合
補償される費用(最大3万円)
- 出発地での宿泊費
- 食事代
- 交通費
- 旅行サービスに関する取消料・違約料
台風や機材トラブルなどで出発が大幅に遅れた場合、空港近くのホテルに泊まらなければならないことがあります。そのような場合の費用が補償されますので、急な出費に対応することができます。
また、フライトキャンセルに伴い、現地のホテル予約をキャンセルした際の取消料なども補償対象となる点は見落としやすいポイントです。
手荷物遅延費用|6時間以上の遅延で最大10万円
セゾンカード保険規定PDFには、手荷物遅延費用の詳細が記載されています。
補償の条件
- 航空会社に預けた手荷物(受託手荷物)が目的地到着から6時間以内に届かなかった場合
補償される費用(最大10万円)
- 衣類の購入費用
- 生活必需品の購入費用
- レンタル費用
海外旅行でよくあるトラブルの一つが、スーツケースが届かない「ロストバゲージ」です。手荷物が遅延した場合、現地で着替えや洗面用具などを購入する必要がありますが、その費用が最大10万円まで補償されます。
ただし、注意点として、遅延したすべての物品が補償されるわけではありません。補償対象となるのは「海外旅行中に必要不可欠な衣類や生活必需品」に限られます。高級ブランド品の購入費用などは対象外となる可能性がありますのでご注意ください。
手荷物紛失費用|ロストバゲージで最大10万円
手荷物が遅延ではなく、完全に紛失してしまった場合も最大10万円の補償を受けることができます。
補償の条件
- 航空会社に預けた手荷物が紛失した場合
補償される費用(最大10万円)
- 衣類の購入費用
- 生活必需品の購入費用
手荷物の紛失が確定した場合、航空会社から「紛失証明書」を発行してもらう必要があります。保険金を請求する際には、この証明書と購入した物品のレシートが必要となりますので、必ず保管しておきましょう。
なお、紛失した荷物そのものの補償は、携行品損害保険(最大50万円)の対象となります。手荷物紛失費用は、紛失に伴い新たに購入した物品の費用を補償するものですので、混同しないようにしましょう。
追加カード会員・家族は補償対象?知っておくべき注意点
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険を利用する際、最も注意が必要なのが「誰が補償対象になるのか」という点です。ビジネスカードならではの注意点がありますので、しっかり確認しておきましょう。
【重要】追加カード会員は補償対象外
セゾンカード保険規定PDFには、補償対象者について明確に記載されています。
結論から申し上げると、追加カード会員は海外旅行保険の補償対象外です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスでは、年会費3,300円(税込)で最大9枚まで追加カードを発行することができます。社員に経費精算用のカードを持たせるのに便利な機能ですが、海外旅行保険については以下のような制限があります。
| 会員種別 | 海外旅行保険の適用 |
|---|---|
| 本会員 | ✅ 適用される |
| 追加カード会員 | ❌ 適用されない |
つまり、社員に追加カードを持たせて海外出張に行かせても、その社員は海外旅行保険の補償を受けることができません。この点は非常に重要ですので、追加カードを発行している企業の方は必ず覚えておいていただきたいと思います。
追加カード会員の方が海外出張に行く場合は、以下のいずれかの対応が必要です。
- 別途、海外旅行保険に加入する
- 会社として法人向けの海外旅行保険に加入する
- 追加カード会員ではなく、本会員として別のカードを発行する
社員の安全を守るためにも、海外出張の際の保険手配は必ず行うようにしましょう。
家族を補償対象にする方法|セゾンプラチナアメックス(個人)との違い
セゾンプラチナ・アメックス公式サイトを確認すると、ビジネスカードと個人カードでは家族の補償に大きな違いがあることが分かります。
| 項目 | ビジネスカード | 個人カード |
|---|---|---|
| カード名 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | セゾンプラチナ・アメックス |
| 年会費 | 33,000円(初年度無料) | 33,000円 |
| 家族特約 | なし | あり |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスには家族特約がありません。
これは大きな注意点です。本会員が家族と一緒に海外旅行に行っても、家族は補償の対象になりません。配偶者やお子様も補償対象にしたい場合は、別の対応が必要となります。
一方、個人向けのセゾンプラチナ・アメックスには家族特約があります。家族特約の対象となるのは以下の方々です。
- 本会員の配偶者
- 本会員または配偶者と生計をともにする同居の親族
- 本会員または配偶者と生計をともにする別居の未婚のお子様
家族特約の補償内容は以下のとおりです。
| 補償項目 | 本会員 | 家族 |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 1,000万円 |
| 傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 |
| 疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
| 携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
| 賠償責任 | 5,000万円 | 5,000万円 |
| 救援者費用 | 300万円 | 300万円 |
傷害治療費用・疾病治療費用は、本会員と同額の300万円が家族にも適用されるため、家族旅行の際も安心です。
2025年6月〜ビジネスカード会員はセゾンプラチナアメックスを無料で発行可能
2025年6月のリニューアルで非常にお得な特典が追加されました。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの本会員は、セゾンプラチナ・アメックス(個人カード)を年会費無料で発行できるようになりました。
これは大きなメリットです。通常、セゾンプラチナ・アメックス(個人)の年会費は33,000円(税込)ですが、ビジネスカード会員であれば追加費用なしで発行できます。
この特典を活用することで、以下のような使い分けが可能になります。
- ビジネスカード:仕事の経費精算、ビジネス利用
- 個人カード:プライベートの旅行、家族旅行
個人カードを発行すれば家族特約が付帯しますので、家族旅行の際も安心して海外に行くことができます。ビジネスカードだけでは家族を補償できないというデメリットを、この特典で解消できるわけです。
家族旅行が多い方は、ぜひこの特典を活用して個人カードも発行されることをおすすめいたします。
海外でトラブルが起きたときの連絡先と保険金請求の手順
海外旅行中に病気やケガ、その他のトラブルに見舞われた場合、どこに連絡すればよいのでしょうか。ここでは、緊急時の連絡先と、保険金を請求する際の手順について解説していきます。
海外メディカルヘルプライン|24時間日本語対応
海外旅行中に病気やケガをした場合は、海外メディカルヘルプラインに連絡しましょう。24時間365日、日本語で対応してもらえます。
海外メディカルヘルプラインで受けられるサービス
- 医療施設の紹介:日本語が通じる病院や、信頼できる医療機関を紹介してもらえます
- 医療通訳サービス:病院での通訳手配をサポートしてもらえます
- キャッシュレス治療:提携病院であれば、その場で治療費を支払わずに治療を受けられます
- 救急移送の手配:緊急時の搬送手配をサポートしてもらえます
特に「キャッシュレス治療」は心強いサービスです。提携病院を利用すれば、高額な治療費を立て替える必要がなく、保険会社が直接病院に支払いを行います。
海外メディカルヘルプラインの連絡先は、カードに同封されている「保険のご案内(補償規定)」に記載されています。海外旅行に行く際は、この書類を必ず持参するようにしましょう。
海外ホットライン|その他のトラブル対応
病気やケガ以外のトラブル(盗難、紛失、その他のトラブル)が発生した場合は、海外ホットラインに連絡しましょう。
海外ホットラインで対応してもらえること
- カードの紛失・盗難時の手続き
- パスポート紛失時の大使館・領事館の案内
- 携行品損害が発生した際の手続き案内
- その他のトラブル相談
海外では思わぬトラブルに遭遇することがあります。何か困ったことがあれば、まずは海外ホットラインに連絡して相談してみましょう。
保険金請求に必要な書類と手続きの流れ
保険金を請求する際には、いくつかの書類を準備する必要があります。
保険金請求の基本的な流れ
- 事故発生時:できるだけ早く保険会社に連絡する
- 必要書類の準備:治療を受けた場合は診断書、領収書などを保管
- 帰国後:保険会社に連絡し、請求書類を取り寄せる
- 書類提出:必要書類を揃えて保険会社に提出
- 審査・支払い:保険会社の審査を経て、保険金が支払われる
重要な注意点:事故発生日から30日以内に連絡が必要です。
保険規定では、事故発生日から30日以内に損保ジャパン(引受保険会社)に連絡することが求められています。連絡が遅れると、保険金の全額または一部が支払われない場合がありますので、トラブルが発生したらすぐに連絡するようにしましょう。
主な必要書類(傷害治療・疾病治療の場合)
- 保険金請求書(保険会社所定用紙)
- パスポートのコピー(出入国日が分かるページ)
- 診断書
- 治療費の領収書
- カード利用明細(旅行代金の支払いを証明するため)
書類は現地で受け取るものも多いため、帰国前に病院で診断書や領収書をもらい忘れないようにしましょう。
付保証明書(保険加入証明書)の発行方法
付保証明書とは?
付保証明書は、海外旅行保険に加入していることを証明する書類です。一部の国では、入国時に旅行保険への加入を求められることがあり、その際に提示するために必要となります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの場合、付保証明書は無料で発行してもらえます。海外旅行に行く前に、必要に応じて発行を依頼しておきましょう。
付保証明書が必要になる可能性がある国・地域
- シェンゲン協定加盟国(EU諸国など)
- ロシア
- キューバ
- 一部の中南米諸国
これらの国に渡航する予定がある場合は、事前に付保証明書を発行しておくことをおすすめいたします。発行方法については、セゾンカードのカスタマーセンターにお問い合わせください。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと他カードの海外旅行保険比較
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険は、他のカードと比較してどのような位置づけなのでしょうか。ここでは、代表的なカードとの比較を行い、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの特徴を明らかにしていきます。
セゾンプラチナアメックス(個人)との比較
セゾンプラチナ・アメックス公式サイトと比較すると、ビジネスカードと個人カードの違いがよく分かります。
| 項目 | ビジネスカード | 個人カード |
|---|---|---|
| 年会費 | 33,000円(初年度無料) | 33,000円 |
| 傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 1億円 |
| 傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 |
| 疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
| 携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
| 賠償責任 | 5,000万円 | 5,000万円 |
| 救援者費用 | 300万円 | 300万円 |
| 航空機遅延補償 | あり | あり |
| 家族特約 | なし | あり |
| 追加カード保険 | 対象外 | 対象 |
補償金額自体は同じですが、最も大きな違いは家族特約の有無です。個人カードには家族特約があるため、配偶者や子供も補償対象になります。一方、ビジネスカードには家族特約がないため、本会員のみが補償対象となります。
また、追加カード(家族カード)の扱いも異なります。個人カードの家族カード会員は補償対象になりますが、ビジネスカードの追加カード会員は補償対象外です。
家族旅行が多い方は、ビジネスカードの特典を使って個人カードを年会費無料で発行し、家族旅行時は個人カードを利用するのがおすすめです。
アメックスプラチナ(本家)との比較
アメリカン・エキスプレス公式サイトで提供されているアメックス・プラチナ(本家アメックス)との比較も見てみましょう。
| 項目 | セゾンプラチナビジネス | アメックス・プラチナ |
|---|---|---|
| 年会費 | 33,000円 | 165,000円 |
| 傷害死亡・後遺障害 | 1億円(利用付帯) | 1億円(自動5,000万円+利用5,000万円) |
| 傷害治療費用 | 300万円 | 1,000万円 |
| 疾病治療費用 | 300万円 | 1,000万円 |
| 携行品損害 | 50万円 | 100万円 |
| 家族特約 | なし | あり |
| キャンセル保険 | なし | あり |
本家アメックス・プラチナは年会費が165,000円と高額ですが、その分補償内容も充実しています。傷害治療・疾病治療が1,000万円、携行品損害が100万円と、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスよりも手厚い補償となっています。
また、本家アメックス・プラチナには傷害死亡・後遺障害の一部(5,000万円)が自動付帯されているのも特徴です。セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは全額利用付帯のため、旅行代金のカード決済を忘れないよう注意が必要です。
ただし、年会費の差は約13万円あります。コストパフォーマンスを重視する方には、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが適しているでしょう。
セゾンゴールドアメックスとの比較
セゾンカード公式サイトでセゾンゴールド・アメックスの情報も確認できます。
| 項目 | セゾンプラチナビジネス | セゾンゴールド |
|---|---|---|
| 年会費 | 33,000円 | 11,000円 |
| 傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 5,000万円 |
| 傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 |
| 疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
| 携行品損害 | 50万円 | 30万円 |
| 航空機遅延補償 | あり | なし |
| 手荷物遅延・紛失 | あり | なし |
| プライオリティ・パス | 無料付帯 | 優遇年会費11,000円 |
興味深いのは、傷害治療費用・疾病治療費用はどちらも300万円で同額という点です。治療費用の補償だけを見れば、年会費11,000円のセゾンゴールドでも十分といえます。
ただし、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスには以下の優位点があります。
- 傷害死亡・後遺障害が1億円(ゴールドは5,000万円)
- 航空機遅延補償がある(ゴールドはなし)
- 手荷物遅延・紛失補償がある(ゴールドはなし)
- プライオリティ・パスが無料付帯(ゴールドは別途11,000円必要)
海外出張や海外旅行が多く、遅延や手荷物トラブルへの備えも必要という方は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを選ぶメリットがあります。
2025年6月リニューアル|年会費改定と新サービスまとめ
2025年6月1日より、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは大幅なリニューアルが行われました。年会費の改定とともに、新しいサービスが追加されていますので、最新情報をお伝えいたします。
年会費が22,000円→33,000円に改定
セゾンカードリニューアル案内によると、年会費について以下の変更がありました。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 年会費 | 22,000円(税込) | 33,000円(税込) |
| 初年度年会費 | 無料 | 無料(継続) |
| 追加カード年会費 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
年会費は11,000円アップの33,000円(税込)に改定されました。ただし、初年度年会費無料は継続されていますので、お試しで使ってみたいという方も気軽に申し込むことができます。
既存会員の方は、2025年8月以降の引き落とし分から新年会費が適用されています。
年会費は上がりましたが、後述するとおり新サービスが追加されていますので、単純な値上げではなくサービス拡充を伴う改定となっています。
新たに追加されたサイバー保険・ゴルファー保険
2025年6月のリニューアルで以下の保険が新たに追加されました。
サイバー保険
- サイバーインシデントや情報漏洩に起因する損害賠償請求に対応
- 損害賠償金・訴訟費用などが補償される
- ECサイト運営者やクラウドサービス利用者に特におすすめ
中小企業や個人事業主もサイバー攻撃のリスクにさらされる時代です。万が一の情報漏洩などに備えられるのは、ビジネスカードならではのメリットといえるでしょう。
ゴルファー保険
- ホールインワン・アルバトロス費用
- ゴルフ用品損害
- 第三者への賠償責任
ビジネスでゴルフをする機会が多い方には嬉しい補償です。接待ゴルフでホールインワンを達成した場合のお祝い費用なども補償対象となります。
スマートフォン保険
- 偶然な事故によるスマートフォンの破損(画面損害)に対応
- 自己負担額10,000円で最大50,000円まで補償
出張中にスマートフォンを落として画面を割ってしまった、というトラブルにも対応できます。
プライオリティ・パスは継続|空港レストランも利用可能
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのプライオリティ・パス特典は引き続き利用可能です。
プライオリティ・パスは、世界1,800ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスです。セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの会員は、通常年会費469米ドル(約7万円)の「プレステージ会員」に無料で登録できます。
他社カードでは空港レストランが対象外に改悪されているケースがありますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスでは引き続き利用可能です。
国内空港では、プライオリティ・パスで利用できるレストランやリフレッシュ施設(マッサージ、シャワーなど)があり、約3,400円相当のサービスを無料で受けることができます。
同伴者がいる場合は、1名につき35米ドル(約5,400円、1ドル=154円換算)の追加料金がかかります。家族や同僚と一緒にラウンジを利用したい場合は、それぞれが本会員としてカードを発行するか、同伴者料金を支払うことになります。
よくある質問(FAQ)
ここでは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険に関してよくいただく質問にお答えしていきます。
Q1. セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険は自動付帯ですか?
A: 海外旅行保険は「利用付帯」です。
出国前に航空券やツアー代金をカードで決済する必要があります。ホテル代金のみの決済では保険は適用されませんのでご注意ください。
なお、国内旅行保険は「自動付帯」のため、カードを持っているだけで補償されます。
Q2. 傷害治療・疾病治療の300万円は足りますか?
A: 渡航先によります。
アメリカでは盲腸の手術だけで300万円を超えるケースがあるため、不足する可能性があります。アメリカ渡航が多い方は、別のカードの保険と合算するか、任意の海外旅行保険に加入することをおすすめいたします。
傷害治療費用・疾病治療費用は、複数のクレジットカードの補償額を合算することができますので、複数枚のカードをお持ちの方は有効活用してください。
Q3. 追加カード会員も海外旅行保険の対象になりますか?
A: いいえ、追加カード会員は補償対象外です。
社員に追加カードを持たせて海外出張に行かせても、その社員は海外旅行保険の補償を受けることができません。社員の保険が必要な場合は、別途海外旅行保険への加入をご検討ください。
Q4. 家族も補償対象になりますか?
A: セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスには家族特約がありません。
ただし、2025年6月のリニューアルにより、ビジネスカード会員はセゾンプラチナ・アメックス(個人カード)を年会費無料で発行できるようになりました。個人カードには家族特約がありますので、そちらで家族をカバーすることができます。
Q5. 海外で病気になったらどこに連絡すればいいですか?
A: 海外メディカルヘルプラインに連絡してください。
24時間日本語対応で、キャッシュレス提携病院の紹介や、現地での支払い保証を受けられます。連絡先は「保険のご案内(補償規定)」に記載されていますので、海外旅行に行く際は必ず持参するようにしましょう。
Q6. 保険金請求に期限はありますか?
A: 事故発生日から30日以内に連絡が必要です。
損保ジャパン(引受保険会社)への連絡が遅れると、保険金の全額または一部が支払われない場合がありますのでご注意ください。トラブルが発生したら、できるだけ早く連絡するようにしましょう。
まとめ:セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険を使いこなすポイント
本記事では、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険について詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめておきます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの海外旅行保険 補償内容まとめ
- 傷害死亡・後遺障害:最高1億円
- 傷害治療費用:300万円
- 疾病治療費用:300万円
- 賠償責任:5,000万円
- 携行品損害:50万円
- 救援者費用:300万円
- 航空機遅延・手荷物トラブルもカバー
保険を確実に適用させる3つのポイント
- 出国前に航空券・ツアー代をカード決済する:利用付帯のため、これが保険適用の必須条件です
- ホテル代のみの決済は対象外:必ず公共交通機関やツアー代金を決済しましょう
- 事故・病気の際は30日以内に連絡する:連絡が遅れると保険金が支払われない可能性があります
こんな方におすすめ
- 海外出張が多いビジネスパーソン
- プライオリティ・パスで空港ラウンジを活用したい方
- JALマイルを効率的に貯めたい方
- 年会費を経費計上したい法人・個人事業主
注意が必要な方
- 家族旅行がメイン → セゾンプラチナ・アメックス(個人)を追加発行しましょう
- アメリカ渡航が多い → 別途保険の上乗せを検討しましょう
- 追加カードを社員に持たせる → 社員は保険対象外のため別途保険加入が必要です
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、年会費33,000円(初年度無料)でプラチナカードならではの手厚い補償を受けられる、コストパフォーマンスに優れたカードです。利用付帯の条件や追加カード会員の注意点をしっかり理解した上で、海外出張・海外旅行を安心して楽しんでいただければと思います。



